強い炎症を起こしてしまったノエルは、ステロイド点滴により少し元気を取り戻したのだが、CRPの数値がなかなか低下しない。
【術後5日目土曜日】
今日もノエルの面会に行くので、11時過ぎに家を出た。リオンも一人でお留守番頼むよ。

面会に行くと、ノエルは点滴に繋がれてはいたものの、昨日とは違って笑顔を見せてくれた。熱も下がって、元気があった。

ひとまず少し安心したものの、食欲は無くご飯は全然食べないようだ。

外傷は良くなっているようで、切開部分周辺の赤味が引いていた。

手をペロペロと舐めてくれた。

抱っこされてノエルも安心している様子だった。


こんなに笑顔になったので、すぐにでも退院できるのではないかと期待してしまう。

固いエリザベスカラーは不快だろうと、クッションのような黄色いカラーを持参した。かじったりしないので、看護師さんからOKが出た。

炎症の度合いを確認するのに指標となるのが、血液検査で計ることができるCRPという指標だ。容体が悪化した時のCRPは17.72だったが、今日は16.60と少し下がっていた。正常値が0.00~1.00なので、下がったとはいえいずれにしても重篤な数値であることには変わりなかった。

【術後6日目日曜日】
今日も一番早い12時15分からの時間枠でノエルの面会に行くので、11時過ぎに家を出た。「リオン、今日も一人でお留守番頼むよ。」

面会に行くと、今日も元気で、手をペロペロと舐めてくれた。


外傷はすっかり良くなっていて、縫合箇所の腫れが引いてきていた。手術痕は全く問題が無いように思えた。

病院で準備してくれたササミを鼻先に差し出すと、ササミが大好きなノエルはパクッと食べた。

炎症が起こる前の日(術後3日目木曜日)以来にササミを食べれたことになる。

その後も手で食べさせると食欲が少し戻ったのか、準備してもらったササミを全部食べることが出来た。

そして、こんな笑顔になった。


その様子を見て、カリカリ(ドライフード)に鶏の煮汁をかけたものを看護師さんが作って来てくれた。家ではいつもカリカリに煮汁をかけて食べさせていると話をしていたことを覚えてくれていたのだ。有難いことだ。

なんと、ノエルはこのドライフードを完食した。食欲が復活してきたので、本当に安心した。この調子で快方に向かうに違いない。
ケージに戻してからもニコニコとしていた。「明日も来るからね。」と声を掛けて病院を後にした。

容体が悪化した時のCRPは17.72だったが、昨日は16.60で、今日は14.73と少しずつ下がってきた。とは言え、常値が0.00~1.00なので、依然として重篤な数値であることには変わりなかった。

徐々にCRP値が下がってきて、入院以来7日経って食欲が少し戻ってきたのは良いことだが、ステロイド点滴治療を3日間継続したにしては、CRP値の改善が進んでいないのが気になった。今は便利なもので、AIに尋ねると専門的なこともある程度解かるようになる。ステロイド点滴治療は8~40時間で半減するような劇的な効果が得られるとの事だったので、既に40時間は経過していることを考えると効果が少ないのが気に掛かった。
「リオン。ノエルが早く帰って来ると良いね。」


