嬉野温泉湯どうふ後「九十九島」の絶景夕陽 – 2025九州 犬連れキャンピングカー旅(25日目)

今日は長崎の街を離れ、少し佐賀県に入って名物の嬉野温泉豆腐を食べてから、天気が良さそうなのでグッと移動して、「九十九島」を見に行くことに決めた。

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二晩お世話になったグラバー園の直下にある「松ヶ枝第二駐車場」を出発して向かったのは、長崎空港のある大村の「森林公園」だ。上手いこと駐車場の木陰にADRIAを停めることができ、涼しい風が入って気持ちが良かったので、ここで朝食を食べて、コーヒーを淹れた。

ノエルとリオンを連れて公園内の散歩に出た。この公園の直ぐ横から空港への連絡橋が出ていて、長崎空港の真正面だった。この空港を週に何度も使ったいたこともあるのだが、こうして空港をのんびりと眺めた事は一度も無かった。

この海岸は面白いことにチャレンジしていた。ガラスの廃材を粉砕してその角を丸くして”再生砂”として砂浜を作っているという。看板に『海とふれあいながら、あたたかく見守っていただけるようにお願いします。』とあるのが、なんか心配だ。

公園の隣にガラス瓶の処理場があり、そこでこの”再生砂”を作っているようだ。こうしてみると、白い砂浜のように見える。

近くで見ると、こんな感じで確かにガラスを粉砕したものであることが分かる。この”再生砂”が綺麗で映えるとのことで、若い人がチラホラ観光に来ているようではあった。

近くに「大村航空基地」があり、哨戒ヘリコプターや救難ヘリコプターを運用しているので、この時もヘリコプターが基地に向かって飛んでいた。

ノエルだけ記念撮影。リオンは落ち着かずどこかに行ってしまった。

12時半に大村を出て、30分程度で「道の駅彼杵の荘」に着いた。この道の駅は評判が良いので、いずれ車中泊することもあるだろうと思って立ち寄ってみた。非常に綺麗なトイレが新設されていた。

木陰にテーブルが配されて、道の駅でお弁当を買ってきて食べている人が何人もいた。

レストランもあるのだが、営業時間が非常に短い。

物産館の入口には珍しいものを売っていた。

物産館の品揃えが大変に良かった。

驚いたことに伊勢海老を売っていた。道の駅で伊勢海老を見たのは初めてだ。これからキャンプ場に行く日だったら買ったに違いない。

大村湾産の生うにまで置いていた。

大村湾産の牡蛎も。

紅白のいちごを1パック購入した。

道の駅を出て少しだけ佐賀県に入って、嬉野温泉湯どうふ発祥の店 という「宗庵よこ長」にやって来た。

店からほんの少し離れたところにある第3駐車場にADRIAを停めることが出来た。

平日でしかも14時頃だったので、並ばずに入店することができた。

二人とも「特選湯どうふ定食」と「おからコロッケ」を注文した。

先に「おからコロッケ」がきた。豆腐が美味いから当然のことながらおからも美味しい。懐かしい味がした。

これを食べに来ました。

嬉野の温泉水で煮ると豆腐が溶け出し、ふわふわとした食感になるのが温泉湯豆腐の特徴だ。適度に温泉水に豆腐が溶けだし、白濁している。

豆腐や大豆の小鉢も嬉しい。鍋に豆腐が二丁くらい入っているのだろうか、湯豆腐でお腹が一杯になった。

1992年に『美味しんぼ』の作者が訪れているようだった。『美味しんぼ』39巻にこのお店が登場するとのことだ。

この後は再び長崎県に戻り、「波佐見やきもの公園」に来た。ゴールデンウィークには「波佐見陶器まつり」があり賑わったようだが、この日はその後片づけ作業をしていて観光客はまばらだった。

次に、「西の原」を訪問した。ここは「福幸製陶所」の跡地で、建物は国の有形文化財になっており、カフェ・レストランや雑貨店となっているエリアだ。

往時の写真が少し飾られていた。

今となって見ると、雰囲気のある分電盤だ。

雰囲気を壊さずにうまくリノベーションされていたが、この日はお客さんは少なく、ひっそりとした感じだった。

阿蘇の「旧女学校跡」と同じような雰囲気だった。

「波佐見やきもの公園」の隣にある「陶芸の館」には、色々な窯元の製品が置かれていたので、その中から気に入ったお皿を2枚だけ買った。

「波佐見」を出て、佐世保の軍港や

造船所の横を走り、

17時半に「展海峰」に着いた。「九十九島」を臨む展望台はいくつかあるのだが、その中でも一番人気の展望台だそうだ。

早速、展望台に上ったところ、陽が傾いて「九十九島」を奇麗に観ることが出来た。

右の方向に見える形の良い山は「相浦富士(愛宕山)」。

佐世保の街を背景にノエルとリオンの記念撮影。

日没にはまだ早かったので、近所を散歩して待つことにした。展望台下の園地には、春は菜の花、秋はコスモスが咲き、大勢の人で賑わうそうなのだが、残念ながらこの時はその狭間で、ただの茶色の土になっていた。

何故か園地の反対側にはヤギが飼われていた。

19時前になると、期待を越える綺麗な夕焼けになった。

展望台の上には先ほどよりも大勢の観光客やカメラマンが集まって来ていた。

日没時間まで待った甲斐がある。

一艘の小船が港に戻って来るのが見えた。

19時半に大満足で「展海峰」を後にした。妻が「エコスパ佐世保」というお風呂を見付けたので、営業時間スレスレに滑り込んだ。

さあ今晩は何処へ行くか?西に向かって「道の駅 させぼっくす99」へ行くか?「道の駅彼杵の荘」まで戻るか?

結局、ほんの少しだけ遠くなるが、居心地が良さそうな「道の駅彼杵の荘」に戻ることに決めた。21時半に「道の駅彼杵の荘」着いた。

トイレの近くに停めさせてもらった。

妻がADRIAから出ていくと、こんな感じでずっと待っている。😅

【本日のまとめ】長崎の街を出て、「嬉野」、「波佐見」を経由して「九十九島」まで行き、「道の駅彼杵の荘」に戻った。約150kmと比較的長い移動。

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