野付半島・春国岱・納沙布岬と定番観光の後 – 2023北海道犬連れキャンピングカー旅(13日目①)

本日は移動距離が長くなることが予想されたのと、ダンプ等のADRIAのメンテナンスが必要だったので、頑張って6時に起きた。

昨晩は真っ暗で分らなかったが、「RVパーク尾岱沼」からは野付半島とそれにか囲まれた野付湾を臨む事が出来た。

野付半島に建つ建物までも見えた。

ダンプ、サブバッテリーとポタ電の充電を終わらせて、9時前には「RVパーク尾岱沼」を出発した。国道244号線を少し標津の方向に戻り、右折して野付半島に入った。

両側が海という独特な景色に見入った。

なんと細い陸地なのか。

シカの群れに出会った。同じシカでも街中で草を食むシカとは明らかに違った。雄鹿の角が力強い。群れで行動して生きているという感じがした。今回はiPhoneでしか撮影出来なかったが、超望遠レンズを持参して撮影したら、周囲の景観と相まって迫力ある写真が撮れるに違いない。

親シカを先頭に道路を堂々と横断していった。

その迫力ある姿に、呆然として声の出ないリオン。

浅瀬に入って何かエサを探している様子だった。

野付半島の中頃にある「野付半島ネイチャーセンター」に着いた。

駐車場にADRIAを停めて、半島の先端を目指して歩くことにした。

ノエルもやる気満々だ。

始めは2人が並んで歩ける程度に比較的広い道だった。

振り返えると、「野付半島ネイチャーセンター」が見えた。

この辺りから道が細くなった。

それでも、ノエルとリオンにとってはちょうど良い広さなので、クン活しながらズイズイと進んで行く。

やがて、藪漕ぎしなければならないような感じになってきたので、ノエルはまだ先に進みたかったようだが、ここで引き返すことにした。

ちょうどここでトラクターバスとすれ違った。これに乗れば楽に先端の「トドワラ」へと行けるようだが、ワンコはNGなようだ。

駐車場に戻って海を眺めると、「国後島」が見えた。

こうしてみると、本当に近い。

10時半に「野付半島ネイチャーセンター」を出発した。行きには見落としていた「ナラワラ」が見えた。

奥日光の小田代原に水が溜まった時にはこの様な景観になるのではないかとも思ったが、こちらの方がこの世の果て感がある。

こんな北海道らしい道を南下して。

12時に「道の駅スワン44ねむろ」に着いた。

この道の駅の展望台から「風連湖」を挟んで「春国岱」が見えた。

「春国岱」の根元にある駐車場に行ってみることにした。

国道44号線から外れて細めの道を進んで行くと橋があった。耐荷重12t。OK。

ここから先は車の乗り入れは出来ないようだった。

綺麗な形の「温根沼大橋」を超えて、根室へと向かった。

13時ちょうどに根室の街中にある「どりあん」という喫茶店に着いた。

歴史あるレトロなカフェだ。

根室名物の「エスカロップ」を是非食べてみたいと思った。

メニューの多さに感動した。

懐かしいメニューに、全てを注文したくなってしまった。

妻は目標通り「エスカロップ」を注文。

私は「エスカロップ」と両方食べようかと思ったが止められ、迷いに迷って「カツミート」を注文した。😅

お腹と心を満たされ、いよいよ最東端「納沙布岬」に向かった。

14時半に「納沙布岬」に着いた。

人影はあまり無く静かだった。ノエルとリオンは陽射しが強い上に風も強くて、全く落ち着かなかったが、何とか記念撮影。

なにかと道東は難しいが、ついに本土最東端にやって来た。

右の方の沖合、鳥が飛んでいる左下の辺りに見える白いものは、北方領土歯舞群島の貝殻島にある灯台であろう。貝殻島灯台は1937年に日本が航行の安全のために設置したのだが、現在はロシアが実効支配をしている。思っていたよりもずっと近い。後で知ったのだが、この日の日没後、2014年以降9年振りに点灯していることを航行中の巡視船が確認したそうだ。

再北端に続いて、「根室市北方領土資料館」で「最東端到達証明書」をいただいた。

15時に「納沙布岬」を出たが、この頃から少し曇りがちになってきた。今日の最終目的地をどこにするかはっきり決めては無かったが、「霧多布岬」の近くの「霧多布温泉ゆうゆ」で風呂に入ろうかと思い、「霧多布岬」へと向かった。根室半島の南側の道を通って「春国岱」あたりまで戻り、ここからは太平洋側の道を走った。

この後、「霧多布岬」までもう一息となる浜中町の少し手前まで来た際に、ひとつの判断ミスにより、今までのキャンピングカー旅で一番の危険な状況を招いてしまったのだが、長くなるので別途まとめたいと思う。

【本日のまとめ】本日も駆け足で、最終的に厚岸まで、261kmの移動となった。

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