駆け足で網走・知床を観光して尾岱沼へ – 2023北海道犬連れキャンピングカー旅(12日目)

「道の駅女満別」では8時に起きて、すぐにノエルとリオンを散歩に連れて出た。昨晩到着した時には分からなかったが、この道の駅には立派なドッグランがあった。

しかも、小型犬用と大型犬用の二つのドッグランがあるという本格的な施設となっていた。

こんな広大なドッグランが2面もある。これは今まで訪問した道の駅で最大なものに違いない。柵や日よけは手作り感があるが、草の手入れが行きわたっていて気持ち良く使わせていただいた。

何より喜んだのは、ノエルとリオンだ。昨日はADRIAの中でお留守番ばかりであったこともあり、しばらく走り廻っていた。

この笑顔。

ノエルもリオンも思い切り走っている。

珍しくノエルが本気で走るので、その迫力に負けてリオンが避けていた。

この道の駅は、犬連れ旅の方には強くお勧めしたい。ドッグランの周囲の芝生の公園は、テントの設営と火器の使用は禁止されていたが、このような水場があった。

1時間近くドックランで遊んでADRIAに戻り、「道の駅猿払」で買ってきた牛乳と、昨日「旭川ラーメン村」で買ってきた「乃が美」のパンを食べた。

道の駅に買い物にやって来た。

地元産のメープルシロップ等欲しくなるものが沢山あった。

北見に近いのでハッカ製品も数多くあり、この中からミニ線香を購入。

網走湖産のしじみを使用とのことなので、迷わず買い物かごへ。

玉ねぎカレーも購入した。

10時過ぎにお世話になった「道の駅女満別」を出発した。走り出して程なく、たくさんの車が停まっていたので、路肩に停まってみた。

おお。これが「めまんべつメルヘンの丘」か。動画で見たことがある。ただ、既に半分くらい刈り取られて土がむき出しになってしまっているのが残念だ。

こんな角度で撮れば、目立たんかな。

是非訪問したいと思っていた「博物館網走監獄」には、11時少し前には着くことが出来た。

ADRIAをなるべく木陰になる場所に停めて、エアコン最強でノエルとリオンを留守番させた。異常があればすぐにADRIAに戻ることが出来るよう、監視カメラを設置して車内温度を頻繁に確認した。

「博物館網走監獄」はLEICA M10で撮影したのだが、人形がやけにリアルに写る。

まずやってきたのは「庁舎」。ここで北海開拓の歴史を学んだ。

「旧網走刑務所職員官舎」

迫力があったのは「休泊所」という建物だった。受刑者が塀の外に出て日帰りできない作業をする場合に寝泊まりした仮小屋だそうだ。

小さい女の子が中に入って、あまりの雰囲気に泣き出していた。

「監獄資料館」という施設があり、映像等で分かり易く紹介されていたが、そこは写真撮影も禁止されていた。

重要文化財に指定されている「旧網走監獄 舎房及び中央見張所」は、その用途にも関わらず、美しい建造物だと思った。

ちょうど天窓から入る陽射しが美しかった。

「浴場」。リアルの一言に尽きる。

実際に使われていた牢獄の壁の一部とのこと。

「独立型独居房」

LEICAにオールドレンズを付けて撮影した為か、リアル過ぎる。💦

ちょうど昼飯時だったので、博物館の入口近くにある「監獄食堂」に入った。

食べたかったのはこの「監獄食」だ。お味はというと、現在の刑務所の食事を忠実に再現しているという事で。。。。

芋餅とジンジャーエールも注文。

13時過ぎに「博物館網走監獄」を出発した。

知床に向かう通り道なので、「天に続く道」というところに寄ってみることにした。一旦、国道334号線を離れて丘の上に登るようだ。丘を登って天に続いて行くのかと思っていたが、いつになっても天に続くような景色にならなかった。

やがて「天に続く道(始点)」に着いた。空いていたので、無理やりADRIAを停めさせてもらった。

こちらから見た景色が「天に続く道」とのことだ。確かに錯覚で天に続いているように見える。モヤで霞んでいるので、さらに天に続いている感が出ていた。

ノエルとリオンの記念撮影。良い子で頑張りました。

「天に続く道(始点)」から右に曲がると、オホーツク海を臨む直線の道になった。少し進むと、道の左側にひまわり畑があった。

北竜のひまわりは見る事が出来なかったが、ここのひまわりも綺麗だ。

このあとは、「知床自然センター」を目指してひた走り、「オシンコシンの滝」通過。また今度来ま~す!

「道の駅うとろ」も通過。

山道に入ると、やがて「知床連山」が見え始めた。

「知床自然センター」が近づくと、綺麗な白樺の林となった。

15時40分にやっと「知床自然センター」に到着した。予定よりもだいぶ遅くなってしまった。ADRIAの駐車料金はマイクロバス価格。ノエルとリオンは駐車場の周囲だけは散歩させても良いとのことだった。ADRIAを一番隅っこのじゃまにならないところに駐車した。

知床五湖を巡るツアー等にも行きたいと思うが、今回は時間が無いので、一湖までの木道を歩くコースで我慢だ。

それにしても、こんな晴天の日に訪れることが出来て幸運だった。

この景色を直接自分の目で見たかった。

「知床自然センター」を出たのは16時45分になってしまった。暗くなる前に知床峠を超えないと危ない。羅臼岳が近くに見えてきた。

知床峠の駐車場に到着した時には、薄暗くなってきていた。

ササッと記念撮影をしたが、いずれまたゆっくりと来たいと思う。

「道の駅羅臼」も通過。また今度来ま~す!

今日は知床半島と根室半島の中間辺りまでは移動しておきたいと思っていたところ、野付半島の付け根あたりの尾岱沼というところにRVパークがあるよと妻が見つけてくれたので、当日予約した。サブバッテリーの充電も必要だが、グレータンクのダンプもそろそろ必要となっていた。

尾岱沼の手前で道の周囲が真っ暗となり、こんなところにRVパークが本当にあるのかと少し心配になったのだが、19時前に無事「RVパーク尾岱沼」に着くことが出来た。「RVパーク尾岱沼」は「ミートハウスながの」のオーナーが同敷地内に設けたRVパークで、明るければ、知床半島や国後島を臨む事が出来るロケーションにある。

出典:RVパーク尾岱沼パンフレット

「ミートハウスながの」のオーナーさんが、我々の到着が遅くなったにも関わらず店の方も開けておいてくれた。

RVパークにチェックイン後、ノエルとリオンに夕食を食べさせ、「ミートハウスながの」で夕食をいただくことにした。オーナーさんは元々は牧場を経営していて牛を育てていたそうだ。

そんな関係で、その気になればこんな貴重なお肉もいただくことが出来る。

車中泊で生ビールを飲めるというのがホント有難い。

「野付産北海しまえび」はこの辺りの名産品だ。

サービスで出していただいた。

浜辺の潮彩和牛のプレートをいただいた。

本来ならば、網走・女満別で1泊、知床で2泊くらいの旅程の方が良かったのだろうが、天気を気にし過ぎて移動を急ぎ過ぎてしまったような気がする。

明日は本土最東端を目指す。

【本日のまとめ】険しい峠越えを含む187kmの移動

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