「サンタヒルズ」でお久しぶりキャンプ(1-2日目)

2023年初の犬連れキャンピングカー旅に出掛けた。今回は年末年始の体調不良からの快気祝いで、湯治の旅にしようかとも思ったが、比較的近場でのんびりとキャンプをして、炭火焼き肉と焼き鳥を食うことを目的にした。ついでに、新たに導入した薪ストーブに試しに火入するとか、タープを張ったりして、キャンプ道具で遊ぼうというものだ。

夕方に自宅を出発して、ちょうど幕張SAで夕食の時間になったので、いつもの様にここで夕飯を食っていくことにした。

カツカレーは大盛りで腹一杯になった。

向かったのは、那須の南あたり、宇都宮にも比較的近い「サンタヒルズ」というキャンプ場だ。クリスマスシーズンには予約が困難な大人気のキャンプ場で、以前から行ってみたいと思っていたキャンプ場である。宇都宮と言えば、先般日光旅の帰りに見つけた「道の駅うつのみや」があるので、今晩はそこで車中泊をさせてもらうことにした。

関東地方はずっと晴天が続いていたが、翌朝も気持ちの良い晴天だった。昨晩ADRIAを停めたのはほぼ前回と同じ場所で、この辺りなら大きい車を停めても迷惑にならない。

ノエルは久しぶりのお出掛けで嬉しそうだ。

9時になると「ろまんちっく村」の門が開いたので散歩に出た。

この「ろまんちっく村」にはドッグランがあり、とても有り難い道の駅だ。

ノエルも笑顔だ。

10時になると、「ろまんちっく村」内のパン屋さんもオープンしたので、散歩の帰りにここでパンを買って朝食にした。

「宇都宮餃子®」は「協同組合 宇都宮餃子会」の管理する登録商標で、組合に加盟している店舗のみが「宇都宮餃子」を名乗ることができるそうだが、素材や焼き方などに定められたルールは無いらしい。有名店を調べてみると、「みんみん」「正嗣(マサシ)」「元祖 宇味家(ウマイヤ)」「餃天堂(ギョウテンドウ)」「香蘭 (コウラン)」「青源」等があることが解かった。「来らっせ」という30店舗以上の有名店の餃子を日替わりで楽しむことができる餃子のテーマパークもあるのだが、ADRIAを停められる駐車場の事を考えると、難しそうだったので、残念ながら「宇都宮餃子」は別の機会にすることにしてキャンプ場に向かうことにした。

しばらくADRIAを走らせると、図らずも国道293号線沿いに「正嗣氏家店」があったので、車を停めて立ち寄ることにした。大きな駐車場があり、楽々ADRIAを停めることが出来た。キャンプ場にチェックインする前に食べていくことにした。

ところが残念なことに、現在はお持ち帰りのみで、店内で食べることが出来なかった。焼いた餃子のお持ち帰りは出来るとの事だったので、3人前を注文した。

全国配送もしているようだが、15人前単位と大量だ。

ここからは30分程度で目的地の「サンタヒルズ」まで到着した。「林間サイト」はADRIAが入れるかどうか不安があったので、「広々サイト」を予約してあった。冬場の平日だったので、当家以外には「広々サイト」にデイキャンプの人が1組と、コテージに1組の人がいるだけだった。空いていたので、W15wサイトという本来2組で使用する大きなサイトを使わせてくれた。ゴミステーションやサニタリー棟に近くて便利な場所だ。

予約時に事前に聞いてはいたが、雪が融け残っていた。

雪かきをしてくれている為か、幸いサイト内には残雪は無く、乾いていたので助かった。

まずは、オーニングだけを出した状態にて、道中手に入れた「正嗣(まさし)」の「宇都宮餃子」でランチにした。

餃子と言えばビール。缶ビールを1本だけ持参していたのが幸いした。「正嗣(まさし)」の餃子は皮が厚めでモチモチ、具は野菜が多目のさっぱり系で美味かった。さすが、宇都宮餃子!

ここからはひたすら、新たに導入したキャンプ道具達との戯れタイム。まずは、「GOGlampingスクエアタープTC(3.5m)」。ADRIAのオーニングに取り付けて、日よけ・雨よけ・風よけとして、主に長期旅行の際持ち歩いて、簡単に使えるのではないかと新規導入したもの。「DD Hammocks 正方形タープ」と同じように多くのループやハトメが付いていて、色々な形に張ることが出来る。また、これは材質がポリコットン生地となっているので、下で焚火をすることも可能だ。

少し短かったが、中間にもポールを立てたら、ピンと張ることが出来た。

ADRIAのオーニングに合わせて3.5mのものにしたが、ループの分だけ大きくなり、タープがダブついてしまうことが判明した。3.0mのものにしておけば良かったかもしれない。または、一番端は下方に引っ張ってみるのも良いのではないか、次回試してみよう。

「オーナーロッジ52R/TC」は、格好が悪いが、骨組みにインナーテントだけを吊るしてみた。タープの中に入れるつもりだったが、スペースが狭くなりそうだったので、タープの外に置いた。

今回の主役は、「WinnerwellノマドビューSサイズ」という薪ストーブだ。これは、まもなく納入されるBug-truckの車内にも設置する予定のものだ。

脚を広げて煙突を挿すだけで、組立は簡単だった。

今回は煙突は標準で付属するものだけを組み立てした。いずれ、テント内で使う際には、高さがもう少し必要なので延長したり、プロテクターの設置も必要となるだろう。見様見真似で、パラロープ3本で転倒防止もしてみた。

着火剤を使えば、簡単に点火することが出来た。Sサイズを選んだので、炉内が小さく大きな薪は入らないということは覚悟していた。どこで買ったか失念したが小さめの薪が一束あったので助かった。

炉内が小さく、頻繁に薪を足さないといけないのが想定外だった。それと、予想よりもガラスが煤で黒くなり、炎が見えなくなってしまうことが解かった。

もうひとつ今回導入したのが「Soomloom陣幕 ウィンドスクリーン」だ。1.4mの高さがあり、材質はやはりポリコットンで火の粉に強い。これでタープの周囲を囲ってしまえば、シェルター的になって寒く無いのではないかと考えた。

新しいキャンプ道具で遊んでいたら、あっという間に暗くなり、寒くもなってきた。キャンプ場の管理人さん曰く、明朝は-6℃にはなるから気を付けてとのことだった。

薪ストーブとテントの間が広すぎて間抜けなレイアウトになってしまった。こんな事なら、テントのインナーはタープの下に入れとけば良かった。

今日は炭火焼き肉をするので、薪ストーブとは別に「ユニセラTG-III」に炭を起こした。間抜けレイアウトのおかげで、薪ストーブの面倒が見れずに火が消えてしまったが、今回は火入れのテストなので良いことにした。テントの中には石油ストーブを入れていたので、入り口を開けていてもそこそこ暖かった。

ちゃんとサラダも食べます。

今日は火の加減が良かったようで、シイタケもふんわりしっとりと焼きあがり、醤油をかけて食べたが美味かった。

肉は自宅近くのスーパーで購入して持参した。

イチボが手に入った。

ミスジのステーキも美味しく焼けた。

更に十勝ハーブ牛のサーロインと、食べまくった。

極寒のキャンプ場だったが、炭火焼き肉をするという目的は十分に果たせた。しかし、タープや陣幕で囲ったものの寒さ対策は不十分だった。やはり、おこもりできる冬用テントが必要なのかもしれない。

なんやかんや言っても、寝るのはADRIAの中なので、電源サイトで家庭用エアコンが使え、FFヒータも併用するので、コテージ泊のような感じ。少し物足りなさを覚える。

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