2022紅葉ツアー(12日目)感動の中禅寺湖カヤック②八丁出島 – 犬連れキャンピングカー旅

今日はいよいよ「歌ヶ浜駐車場」から出艇させて、「八丁出島」の紅葉を見に行く。昨日の反省から、更に早く起きた。今朝も天気が良く、放射冷却で寒くなっていて、ADRIAの外気温計では0℃を示していた。

ノエルとリオンを散歩させて、6時半には「三本松園地」を出発した。

Ducatoの外気温計は-4℃となっていて、こんな寒い日にカヤックをやって大丈夫かと少し不安になった。

「戦場ヶ原」の様子を見ると、一面真っ白になっていた。冷気が垂れ込めて、霧氷の現象が起きたようだ。雪が降ったのとは異なって、葉の一つひとつが白くなっていて綺麗だったので、ADRIAを少し停め、ルーフウィンドウから頭を出して写真を撮った。

7時には「歌ヶ浜第一駐車場」に着いた。早起きの甲斐あって、一番出艇場所に近い場所に駐車させることが出来た。大型車用の駐車枠なので、ADRIAの前方にカヤックを組み立てるスペースも確保できた。

平坦で広い場所で組み立てたので、連日の組立であったこともあり、1時間程度で「ボイジャー460T」を組み立て終わった。目標であった9時前に出艇できた。

出艇してすぐに、遊覧船が近づいてきた。よく見ると、一番上のデッキで赤い帽子を被った子供が大勢乗っていて、皆、力いっぱいに手を振っている。小学生の遠足だろうか。かわいい子供の期待には応えなければならないので、こちらも手を振り返した。

その直後、恐れていた通りに引き波がやって来た。真っ直ぐに受けるように方向を調整したが、予想よりも大きなうねりだった。風の影響もある時に船体の横方向から受けたら、確かに危ないと思った。

遊覧船が通り過ぎて引き波が収まると、どうだろうか、「青木湖」での早朝と同じように鏡の様な湖面となった。「青木湖」よりもずっと大きい湖なので、一層美しい。

「八丁出島」が見えてきた。

多様な植生により、緑、黄、橙、赤、と複雑な色彩となっていて、それが湖面に映り込んで奇麗だ。

振り返ると、逆さ「男体山」。

「英国大使館別荘記念公園」の辺りまで来た。風が無く湖面が滑らかなので、進むのが楽だ。

「イタリア大使館別荘記念公園」では岸辺に近づいてみた。

「八丁出島」の付け根辺りまで来た。湖面が穏やかで、紅葉や空、雲が映り込んで本当に綺麗だ。

これだけ湖面が穏やかならば、昨日出艇した「ボートハウス」から「八丁出島」まで、中禅寺湖を横断できるかもしれないとも思った。

昨日、午後に「ボートハウス」から出艇した時とはエライ違いだ。この辺りでSUPの人達とすれ違った。うち一人はSUPツアーのインストラクターで、ほぼ毎日ここに来ているそうだが、最近で一番条件が良いと言っていた。

男体山を背景に、遊覧船と八丁出島の紅葉。絵葉書の様な写真が撮れた。

「八丁出島」の先端を周って、八丁出島の裏側(西側)にやって来た。

「半月山展望台」からもこちら側は見ることが出来ないが、こちら側の紅葉の方が綺麗ではないか。

「八丁出島」の東側に戻ってきた。

「八丁出島」の根元に浜があり、中禅寺湖周囲の散策路を歩いて来ている人もいたので、休憩を兼ねて上陸してみた。

この後は、少し風が出てきたので、寄り道はせずに一目散に出艇場所の「歌ヶ浜駐車場」へと戻った。行きとは明らかに異なって波が高くなってきていたのを感じた。「Cyclemeter」の記録は以下の通りで、6.0kmの移動距離だった。

拡大するとこんな感じで。行きは岸に沿って漕いで、「八丁出島」の西側まで行って戻ってきたことがよく解かる。休憩後はほぼ一直線に漕いだこともよく解かって面白い。

11時過ぎにはADRIAに戻ってきた。腹が減ったので、お得意の焼きそばを作って食べた。

14時までにカヤックを解体・収納できた。ノエルとリオンがお持ちかねだったので、散歩に出掛けた。「イタリア大使館別荘記念公園」まで歩いた。「英国大使館別荘記念公園」で、リオンが迷わず桟橋に登ったが、昨年来た時のことを覚えているのだろうか?

奥日光の旅③ユーコン・大使館別荘記念公園(4日目)- 犬連れキャンピングカー旅

16時には中禅寺湖を後にした。中禅寺湖からいろは坂を下るまでは渋滞していたものの、そのあとは順調に流れた。しかし、早起きしたので眠くなってきた為、宇都宮で高速を降りて「道の駅うつのみや」で仮眠することにした。この道の駅の事は知らなかったが、高速のICから2kmで近くて便利だ。それに、レストランや入浴施設まであって助かった。「麦の楽園」というレストランに行ってみることにした。

宇都宮だけに餃子押しだったので、ビールと共に注文した。

道の駅で醸造しているというビールが、失礼ながら意外にも美味しかった。

「湯処あぐり」という温泉に入りに行った。道の駅からはかなり歩かなければならないが、大きな露天風呂と内風呂を有する立派な温泉だった。この道の駅は、正式には「道の駅うつのみや ろまんちっく村」と言うそうで、どうも大きな施設のようだ。

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