紀伊半島の旅(その7)白浜(パンク修理)~湯浅~和歌山ラーメン(丸田屋)

8日目の朝は、昨夜から降り出した雨が降り続いていた。ごみ捨て等をして、ADRIAのトランクの中を整理していた時に、ふと左後ろのタイヤを見ると、明らかにおかしい。慌てて他のタイヤと凹み方を比べてみたが、どう見ても空気圧が下がっていることが明らかだった。パンクだと思ったが、なかなか対応策が考えられなかった。

以下の写真は、このキャンプ場に着いた直後に撮影したものだが、この時点で既にタイヤの空気圧が下がっていることが解かる。ということは、串本から白浜までこの状態で、高速走行を含めて走ってきてしまったことになる。タイヤのバーストによるキャンピングカーの横転事故というのが頻繁に起こっているので、ゾっとした。

走ることが出来なかったら、このキャンプ場にレッカー車は入れるのだろうか? 修理が出来なかったら、旅行を中断しなければならないのか? 普通乗用車に比べて重量が重いキャンピングカーのパンクを修理できる工場は白浜にあるのだろうか? などなど、心配事が頭を駆け巡った。

調べてみると、白浜の町中にガソリンスタンドがあることが分かった。そのガソリンスタンドがセルフでなければ、相談に乗ってもらえるかもしれない。距離は3kmくらいで、その距離が移動できるかどうかが問題だ。

片付けも早々に、恐る恐るADRIAを動かしてみると、何とか動くことができた。慎重に運転して、なんとかガソリンスタンドにたどり着くことができた。運が良いことに、ガソリンスタンドはセルフではなく、整備士さんがいた。タイヤの状態を一目見て、「パンクだね。」と言って、洗剤を吹き掛け、直ぐに異常個所を特定してくれた。

タイヤに釘が刺さっていた。この状態で泡がブクブクするので、空気の漏れが確認できた。発見がもっと遅くなっていたらと思うと怖くなった。最近のタイヤは釘が刺さっても直ぐにバーストすることは無く、空気の漏れもゆっくりなのだそうだ。

修理はできるとのことだが、ジャッキアップしてタイヤを取り外すことが必要だ。ガソリンスタンドにあるジャッキは2トン用だった。車検証を見ると、ADRIAの重量は3.5トンで、上げられないかもしれない。2トンのジャッキでトライしてみてくれた。なんとか無事ジャッキアップできて、パンク修理をしてくれた。その他残り3輪の空気圧も確認して異常が無いことが判った。以下の写真の釘が刺さっていた。

後日解かったことだが、ADRIA COMPACT PLUS SLのジャッキは助手席の下に保管されている。これを使えば問題なくジャッキアップできたのであろう。ジャッキの保管場所くらいは事前に確認しておくべきであったと反省させられた。また、空気圧の低下を早く知ることが必要だと痛感させられた。

パンクの修理が終わったのは昼前だった。まだ雨が降っていたので、温泉にでも行こうということになったが、白浜の「天然温泉 長生の湯」は駐車場が狭くてADRIAを停めることが出来なかった。そこで紀伊田辺の近くへ移動して「弁慶のさと湯」に入ることにした。

温泉から上がった頃には雨が上がり日が差してきた。15時頃には醤油で有名な「湯浅」へと移動した。テレビで湯浅の町が紹介されているのを見て、是非訪問したいと思っていた。「湯浅観光駐車場」が整備されていた。無料で止められ、トイレもある。伝統的建造物保存地区にも近い。

湯浅の老舗醤油屋「角長」。「ワンちゃんも中にどうぞ。」と声を掛けていただいた。自宅のお土産用に、圧搾も過熱もしない「濁り醤」と「湯浅手づくり醤油」を購入した。

銭湯跡歴史資料館「甚風呂(じんぶろ)」。昭和60年まで営業していた銭湯で現在は資料館となっている。

「金山寺味噌」。白瓜、茄子、シソ、生姜等が入っており食べる味噌と言われる。これも自宅お土産用に購入した。酒の肴にピッタリだ。

和歌山に行ったら、是非和歌山ラーメンを食べたいと思っていた。和歌山ラーメンの元祖は「井出商店」が有名なのだが、この「丸田屋 ぶらくり丁店」は「井出商店」で修業したオーナーがやっている比較的新しいチェーンだという。

「早すし」と「ゆでたまご」がテーブルに置かれている。客はこの鯖寿司を食べながら、中華そばが出来上がるの待つのが和歌山ラーメン流なのだそうだ。お勘定は自己申告制だ。鯖寿司好きにはたまらない仕組みだ。一人で3本も食べてしまった。

しらすめし

中華そば

この後は、「道の駅 四季の郷公園」へ移動した。ここは新しくできた道の駅で、奇麗な公園に併設されている。ただ、トイレは24時間利用できるようだが、駐車スペースから100m程離れた建物の中にあり不便だ。利用している車も少なかった。

8日目の移動のまとめ(約105km)

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