薪がゴロリあわや火災 – お花見ソロキャンプ(後編)

道志の「青野原オートキャンプ場」でのソロキャンプの続き。家の冷蔵庫にあった食材と期限切れの缶詰を使って、バグトラック内で夕食を作った。

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期限切れの缶詰というのは、2022年の秋に青木湖にカヤックキャンプに行った際に、白馬の別荘地にある「白馬の酵母パンkoubo-nikki」というパン屋さんで買ったサバ缶とバーニャカウダソースだ。パッケージが奇麗過ぎたので、使えずにいたようだ。

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飲みかけの白ワインと、残っていたチーズのかけらも持ってきた。

チーズをアテにワインを飲みながら調理を始めた。まずは冷蔵庫にひとつだけ残っていたジャガイモの皮を剥いて、薪ストーブで茹で始めた。

と同時に、残っていたアスパラガスと冷凍のブロッコリーも下茹でした。

パスタは半分に折ってクッカーに入れ、ST-310で茹でた。

バーニャカウダは小さなシェラカップに入れて薪ストーブの上で湯煎したが、これはちょうど具合が良かった。

アスパラガスとブロッコリーをバーニャカウダでいただく。

サバ缶を使って鯖缶パスタを作る。冷凍庫に奇跡的に残っていた使いかけの野菜と共に、鯖缶をほぐして炒める。

後はパスタと合わせて少し炒め、オリーブオイルと塩で味を調えるだけだ。超簡単だ。

皿に盛って大葉を乗せたら完成。予想以上に順調に出来た。👍

夕食を食べ終わってコーヒーでも淹れようと思い、「BLISS-mini」の向きをベッド方向に変えてみた。ベットというかベンチというかシートに腰を掛けている時は、炎が見えて薪の補充もし易いので、この方向に設置する方が良い。

外気は4.1℃まで下がったが、バグトラック内は12.9℃と暖かい。因みに、カーテンを閉めてある運転席は6.1℃、保冷パックの中の温度は1.6℃だった。

こんな感じでバグトラックの中で寛いでいたのだが、薪を追加しようとした際に、ストーブの中から真っ赤に燃えた薪がぼろっと落ちてきてしまった。初めは何が起こったのか分からなかったが、ベッドのエアマットの上に掛けているタオルケットから炎が上がった。タオル自身はコットン製なので焦げる程度で済んだのだが、タオルの端の糸がふさふさになっている部分には着火してしまったようだ。運が良いことに皮手袋が近くにあったので、薪を拾ってストーブ内に戻し、炎は手袋で叩いて消すことが出来たのだが、一瞬、消せないのではないかとビビった。お気に入りのタオルはこの通り悲惨な姿になってしまったが、床に貼ってあるシートは無事だった。まあ。この程度で済んで本当に運が良かった。バグトラックの薪ストーブの設置台にはステンレスのトレイが引き出せるように付いているのだが、この様な時の為かと改めて感心した。今後はこのステンレストレイを有効活用すると共に、ストーブ前の可燃物には一層注意しなければいけない。

【2日目】翌朝は7時には起きた。

というのも、雨が降り出す予報だったので、雨が降り出す前にシェルターGを撤収してしまいたかったからだ。現在は雨雲の切れ間で降っていないが、いつ降り出してもおかしくない状態だった。

トイレに行ったついでにキャンプ場の奥のエリアを見てみると、川沿いのサイトは満員だった。このエリアは台風被害で荒れてしまったとのことたったが、現在は綺麗に再整備されたようだった。

川の対岸は、「新戸キャンプ場」という別のキャンプ場だ。

この朝は、思っていたよりも気温が下がった。外気温マイナス0.1℃、バグトラック内3.7℃だった。

シェルターGはナイロン製なので、噂通りに結露がひどかったが、帰ってから乾かすことにして、雨が降り出す前に撤収してしまうことにした。手順に迷いが無かったので、撤収は10分も掛からずに出来た。

撤収が終わった頃にポツポツと小雨が降り出した。

のんびり片付けをしていたら、ふと、バグトラックにアイロンストーブを設置したらどうだろうかと思い立った。

薪ストーブの設置台をそのまま使うとこんな感じになった。

もう少し小型の専用の設置台にしたら、スペースを取らなくて良いかもしれない。

UJackのアルミホットサンドメーカーを使ってみることにした。

アイロンストーブはこんな調理にも適している。

自宅の冷蔵庫にあったハムとチーズを持ってきた。UJackのアルミホットサンドメーカーはノンスティックがされていないので、パンを焼く際には注意が必要なようだ。

アイロンストーブの暖房効果はどの程度か? 外気温2.6℃の時、バグトラック内12.8℃だった。

その後も、外気温3.6℃に対して、バグトラック内は14.3℃と外気温に対して10度くらいは温められるようだ。薪ストーブもFFヒータも使えない時には、アイロンストーブは便利な暖房器具になるのではないか。

チェックアウト時間は15時だったが、12時半には「青野原オートキャンプ場」を後にした。帰りの道も渋滞無く順調に帰ることが出来た。道志エリアのキャンプ場、なかなか良い。今度はリオンをお供に連れてくることにしよう。

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