あの「四万十屋」で天然うなぎをいただく – 2023四国犬連れキャンピングカー旅(17日目)

昨晩は雨や風の音がうるさくて、あまりぐっすりとは眠れなかった。まだ雨足は強かったが、9時半には「道の駅ビオスおおがた」を出発した。

30分程度で、今日からお世話になる「オートキャンプ場とまろっと」の入口に着いた。

ここを左に入ると、キャンプ場がある。

キャンプ場から更に300m程進んで右折すると、「四万十いやしの里」に着く。ここは「四万十の宿」という宿泊施設や「山川海」という食事処、「四万十いやしの湯」という日帰り湯もしている温泉などがある。雨が降っているので、朝風呂に入ってしまおうと考えた。

12時半には「四万十いやしの湯」を出発した。

15分程度で目的地に着いた。

隣りの公園の駐車場がガラ空きだったので、ADRIAを停めさせていただいた。

朝食も食べずにやって来たのは「四万十屋」だ。あの『美味しんぼ』にも実名で登場している、50年以上の歴史がある四万十川の天然うなぎが食べられる店だ。

1階は四万十の特産物の売り場になっていて、2階が食事処になっている。

1階を入って右側のところでうなぎを焼いていて、店の外まで良い香りが漂ってきていた。

そして、迷うことなく四万十川を臨む縁側席へ。この時期はしっかりと囲われていて、室内のようになっていた。

店内には有名人の色紙とともに、漫画のコピーが貼られていた。『美味しんぼ』はほぼ全巻読んだので、どこかで記憶に残っていたのだろう。

 

 

四万十川の天然うなぎ禁漁期間は10月~3月末までなので、ちょうど禁漁期間が終わって、天然うなぎを食べることが出来る。二人とも迷わず、「天然うな重」を注文した。

こんな天丼も食べてみたいと思ったが、次回の楽しみに取っておくことにした。

天然うなぎと共に是非食してみたいと思っていたのが、四万十川の恵み「川えびの唐あげ」。美しい。

ノンアルと「川えびの唐あげ」をいただきながら、待つことしばし。ついに「天然うな重」が焼きあがった。

恥ずかしながら、天然うなぎを食べたのは初めてだ。少し細いので2匹分は入っているようだ。関西風で蒸さないからなのか、天然うなぎだからか、ふんわりという食感ではなくしっかりと弾力のある食感だった。その分うなぎの旨味がぎゅっと詰まっているような感じがした。これは美味い。四国の旅に来て良かった。

「四万十屋」で天然うなぎを堪能している間に、長く激しく降り続いた雨がようやく上がってきた。隣のテーブルの方も車中泊で旅をしている人で、この雨には同じように悩まされたそうだ。天気の回復を喜び合った。

14時頃に再び「オートキャンプ場とまろっと」にやって来た時には、待ちに待った青空が出てきた。

キャンピングカーなので、広めのサイトを準備してくれていた。

楽々ADRIAを停められたが、傾斜がきつくてレベラーを3段目まで入れた。

天気が良くなって、ADRIAも笑っているようだ。

ADRIAの中から見た景色も気持ちが良い。

BBQテーブルが数多く準備されていて、リゾート感がある。

雨が続いて、ノエルとリオンは我慢が続いていたので、直ぐにキャンプ場内の散歩に出掛けた。これは管理棟。

近くにあったトイレとシャワー室。シャワー室は24時間無料で使える。

コテージも数多く建っている。

久しぶりに散歩出来て、ノエルとリオンも楽しそうだ。

キャンプ場の中央辺りにあるイベント広場。

キャンプ場は四万十川の河口近くの高台にあり、土佐湾を臨むことができる。

昨晩雨の中散歩に出た時に、暗くてノエルが溝に落ちて泥だらけになってしまった。慌ててADRIAのシャワーで洗い、ドライヤーで乾かしたので、問題は無かったのだが、清水タンクが空になってしまっていた。このキャンプ場では全てのサイトに個別の流し台が付いているので、清水タンクに給水することが出来た。外部電源で、ADRIAのサブバッテリーとポタ電も充電した。

陽が傾いてきて、また散歩に出た。

雨でのんびりするのも良いが、やはり夕焼けは良いな。

サイトはまだぬかるんでいるところがあったので、今日はテントは張らなかった。夕食はADRIAの中でごく簡単に。日本酒は琴平で買ってきた「金陵」だ。

家から持参した稲荷モチ。

また、バジルパスタ😅

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