2022紅葉ツアー(3日目)千畳敷カール – 犬連れキャンピングカー旅

今日は「千畳敷カール」に登る。4時に起きて準備をした。6時前にノエルとリオンを散歩に連れて出ると、一瞬だけだったが、鮮やかな朝焼けになった。

「しらび平駅」までのバスの始発は、06時15分だったが、6時前には既に行列が出来ていた。

バス用の駐車場は傾斜が大きかったので、レベラーを入れて何とか対応した。3段目まで乗せる必要があった。

06時30分にはADRIAを出発した。乗車券は昨日購入してあったので、バス待ちの列に並んだが、既に数十メートルの待ち行列になっていた。3台目のバスには乗ることが出来た。「菅の台バスセンター」から「しらび平駅」までは、約800mの標高差があり、大型バスどうしはすれ違うことが出来ないような細い断崖絶壁の道を30分くらい登っていく。「まさに、アトラクション」と宣伝しているが、本当にその通りだ。転落したら、助からない。

「しらび平駅」から「千畳駅」までのロープウェイの乗車時間は10分程度だった。標高差が950mで日本一だそうだ。

ロープウェイの窓から見える紅葉はちょうど見頃となっており、「千畳敷カール」への期待が高まる。

程なく山頂駅に着いた。標高2,612mで、これまた日本一の高さの駅だそうだ。こんな高い場所まで連れてきてもらえるのだから有難い。

ここで、トレッキングシューズの紐をしっかりと絞めた。駒ヶ岳神社にお参りして、遊歩道を散策することにした。

天気予報を読んでツアーに出たとはいえ、何と好天に恵まれた事か!

「千畳敷カール」を巡る一周1時間程度の整備された遊歩道を歩けば良いやと思っていたのだが、雄大な景色を観ていたら、登ってみたくなった。そこで、「八丁坂」という急登を行けるところまで登ってみることにした。「ここから先は、登山用の装備が必要です。」という看板を超えて進んだ。登山靴は履いているが、ポールを持っていなかったので、下の写真の日の丸マークの辺りまで登るのを目標に決めた。

少し登って、「ホテル千畳敷」より少し高いところまで来た。雲海があって駒ヶ根の町は見えなかったが、南アルプスの山々を見ることが出来た。

休み休みコケないように慎重に登る。

もう少しで目標のところに着く。

昨日、ポールを入手しておけば良かったと後悔した。

もう少し登ってみよう。

「八丁坂」の中間まで来た。近くの人が2,700mちょっとだと話していたので、100m程度登ったことになる。岩肌が迫力がある。

左側の景色も険しい。

千畳敷カールは平らな広場のように見えた。ただ、紅葉はいまひとつのような気がする。妻は「これでは紅葉では無くて枯草だ。」と言う。

雲が切れて駒ヶ根の町が見え、南アルプスの向こうにはっきりと富士山を望むことが出来た。

今度来る時には「八丁坂」を登り切って「乗越浄土」、「伊那前岳」、「中岳」に登ってみたい。また来るぞ。コケないように注意してゆっくりと下ってきた。雲が少なくなって、空が真っ青になった。最高だ。

「ホテル千畳敷」の近くまで戻ってきた時に、ネイチャーガイドの方とお話をしたが、今年は紅葉にはならずにいきなり茶褐色になってしまったそうだ。温暖化の影響か、気温の変化の加減かは不明だが、そのような年もあるのだそうだ。

「ホテル千畳敷」のレストランで昼食を食べることにした。ビーフシチュー。

ホットドックとミネストローネ。

13時にはADRIAまで無事に戻ってきた。長いこと留守番をさせてしまったので、昨日と同じ「駒ヶ池」だが、すぐにノエルとリオンを散歩に連れて行った。

この後は、明日の予定を考えると逆方向になるだが、温泉が併設された「道の駅大芝高原」に行ってみることにした。しかし、食事がしにくい環境で、しっくりとこなかったので、引き返して「駒ヶ根SA」へ移動することにした。うっすらと明るいうちに到着した。このサービスエリアにはドッグランがあり、ノエルとリオンを遊ばせることが出来た。

早起きして疲れたので、夕食はサービスエリアのフードコートで済ますことにした。チキン南蛮とローメン。

明日は「養命酒駒ヶ根工場」の工場見学に申し込んでいるので、早く休むことにしよう。

←励みになります。応援クリックお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です