個性的な泥湯に浸かり、だんご汁をいただく – 2024九州 犬連れキャンピングカー旅(7日目)

今日も雨予報の一日なので、温泉と大分の郷土料理を楽しむ日にしようと思う。

←励みになります。応援クリックお願いします。

比較的早く目が覚めたのだが、ADRIAの中でのんびりと過ごしていた。9時になり幸いなことに雨が降っていなかったので、ノエルとリオンを連れて昨日同様に亀川駅の近くまで散歩に出た。

昨日の電源付きサイトは予約でいっぱいだったので、この日は電源の無い海に近いスペースに停車していた。

マリーナの反対側から見たADRIAはこんな感じで、いっそう船のようだ。

リオンはお座りをして、良い子に買い物を待つことが出来た。

昨晩の「地獄蒸し」で食べ残してしまった「地獄蒸し玉子」をマヨネーズで和えたら美味いのではないかと思い、ADRIAに戻って玉子サラダ作りを始めた。黄身の色が濃いこと!

「地獄蒸し」特有の硫黄の香りがして、燻製玉子を使ったようでとても美味しかった。

昨日の「地獄蒸し」で残した野菜と共に、キャンピングカーならではのブランチを楽しんだ

13時前にRVパークを出発した。ADRIAに置いてあるノエルとリオンのベッドが冬用で暑苦しそうだったので、まずはニトリに立ち寄って、夏用のベッドをそれぞれ購入した。

別府には数多くの立ち寄り湯があるのだが、大きな図体のADRIAでしかも犬連れでは湯めぐりすることは到底困難なので、一番個性的な泥湯に入ろうという事になった。向かったのは「別府温泉保養ランド」で、古くから他に類を見ない鉱泥の湯に入ることが出来ることで有名な温泉だ。「別府温泉保養ランド」は昨日来た「明礬温泉」少し下にあるのだが、この日は凄く霧が深く、温泉の建物がどこにあるのか分からないくらいだった。大きな駐車場があり、この日は空いていたこともあって、ADRIAを余裕で駐車することが出来た。

駐車場を出てようやく温泉の建物がぼんやりと見えてきた。

建物でチェックインをして温泉に向かうのだが、温泉まで向かう通路は霧で霞んで幽玄な雰囲気になっていた。

途中には噴気を上げる煙突のような設備がゴーゴーと音を立てていて、ますます地獄感が高まってきた。

やっと温泉施設に着いたが、独特の雰囲気を醸しだいていた。

温泉の中に入るとまずは「コロイド湯」という白濁した温泉が待っていた。こちらは男女別にあり、簡単な洗い場もあった。

(出典:たびらいHP)

転ばないように最大級の注意を払いつつ先に進むと、内湯のどろ湯に着いた。立ち入り禁止のところがあるのと掴まる棒があるのが怖かった。そして壁には、『地獄(噴出口)に直接入ることになるのでご注意下さい。』というような注意書きまであった。深くて溺れるのではないか?立ち入り禁止のところは底無し沼になっているのではないか?泥にハマって出られなくなるのではないか?など色々心配しながら意を決して入湯したが、深さは普通の温泉程度で、底無し沼にハマる心配も無さそうだった。

(出典:たびらいHP)

しばらく内湯の泥湯に浸かっていたが、雨が降ってはいたが大きな露天の泥湯にも入ってみることにした。ここは混浴ではあるが、男女別にエリア分けされていて行き来は出来ないように配慮されていた。内湯のある建物で陰になる場所もあり、妻もそうやって露天を楽しむ事ができたそうだ。

(出典:たびらいHP)

(出典:たびらいHP)

この泥が薬品のような効用を持っているそうだ。いつもはカラスの行水だが、内湯の泥湯と露天の泥湯を何度か行き来して、この日は珍しく妻よりも長湯をしてしまった。

多少湯あたり気味で温泉から上がりADRIAに戻ると、靴を入れている扉の中にインバーターが落ちていることに気が付いた。仕方ないので、セカンドシートのマットを外して修理することにした。セカンドシートの下にはこの様にtruma製ボイラー兼FFヒータと外部電源用トランスのスペースに1500Wインバーターが後付けされている。このインバーターの取り付けネジが緩んで外れてしまったようだった。ネジを締め直したら、問題無く元通りに修理できた。

硫黄成分で浸透力が高まるのに加え、泥湯は水からの沸し湯に比べ5倍の熱保有度を持つとのことだ。地下鉱泥湯はさらに熱保有度が高く成分が濃厚なので長湯は禁物だそうだ。慣れていない長湯をしてしまい疲れてしまったので、しばらく駐車場で休ませてもらうことにした。硫黄の臭いが強烈で体中硫黄の香りがする。

18時前に腹が空いてきたので、大分の郷土料理を楽しもうと思い「甘味茶屋」というお店にやって来た。心配していた駐車場だが、国道500号線から入る入口は狭かったが店の裏側に駐車場があり、ADRIAも停める事が出来た。

外観は落ち着いた感じ。

システムは今風でパッドから注文をする方式だった。

大分の有名な郷土料理「だんご汁」をいただく。少し迷ったが「だんご汁大)天むすび2個セット」を注文した。

それと、やはり大分の名物である「とり天」も注文。

そして、大分郷土料理「やせうま」も合わせて注文することにした。

まずは「とり天」。中津のからあげもそうだが、大分は鶏が美味い。

「だんご汁」は(大)で正解。これならペロリといただける。

大きなえびが入った、ゆったりと握ったおむすびも美味しかった。

きしめん、ほうとうにも楽勝の太さだ。いや~。大分にやって来た感で満たされた。

「だんご汁」の麺にきな粉と砂糖を付けただけ等とは言ってはいけない。この素朴さが堪らない。

妻は「白玉あんみつ」も注文。💦

19時過ぎに「RVパーク亀川マリーナテラス」に帰ってきた。

人間は温泉に入ったり美味しいものを食べたりしていれば良いが、ノエルとリオンは雨続きで可愛そうだ。明日もどうもシャキッとしない予報だ。😢

←励みになります。応援クリックお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です