ベタですが地獄めぐりして地獄蒸し料理 – 2024九州 犬連れキャンピングカー旅(6日目)

別府での1日目は天気があまり良くない予報なので、雨でもどうにかなりそうなベタな観光をすることにした。地獄蒸しプリンに地獄めぐり、そして地獄蒸し料理を食べるという地獄尽くしの一日にしようと思う。

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朝早く起きて朝風呂に入ることにした。この「RVパーク亀川マリーナテラス」の利用者は、宿泊者と同じように、15:00~翌9:00は何度でも温泉を利用することが出来る。しかもお湯は別府八湯のひとつである「亀川温泉」の源泉かけ流しと贅沢だ。

温泉から上がって、9時頃から近所の散歩に出掛けた。RVパークの対岸から見るとこんな感じだ。

ADRIAがまるで船のように停泊している。

亀川駅の近くまで歩くと、コンビニがあったので朝食を買って帰ってきた。

ゆっくりと朝食を食べて、11時過ぎにRVパークを出発して、まずは「明礬温泉岡本屋売店」を目指した。心配していた通りに駐車場はいっぱいで、『満車』の看板を高々と掲げられてしまった。

幸いなことに少し通り過ぎたところで路肩が広くなっているところがあったので停車させてもらうことが出来た。

妻がひとり車を降りて買い物に行くことにした。「明礬温泉岡本屋売店」は大人気で賑わっていた。

ここで玉子を蒸しているようだった。

売店のすぐ下には「湯の花」を採取する為の「湯の花小屋」が見えた。

名物の「地獄蒸しプリン」を3個と「地獄蒸し玉子」を2個買ってきた。妻はプリンを2個食べるそうだ。

このレトロな玉子の佇まいが懐かしい。硫黄分の強い蒸気で蒸された玉子は燻製されたような独特の美味しさで、2個いっぺんに食べてしまった。

ノエルとリオンにも少しお裾分け。

「明礬温泉岡本屋売店」の前の道は交通量が多いので、ゆっくり出来ずに坂を下ってきた。すると「坊主地獄」があったので、地獄めぐりの初めとして寄ってみることにした。園内はワンコOKだったが、雨が降ってきていたので、ノエルとリオンはADRIAで留守番させた。

この「坊主地獄」は、定番の地獄めぐりコースである共通観覧券のグループに属していない天然記念物だそうだ。

園内はひっそりとしていて、庭園のような雰囲気だった。

この様に泥が丸くなるので、「坊主」と名付けられている。

次に「血の池地獄」を見に来た。ADRIAは駐車場の一番奥に停める事ができた。土産売り場が大きく、落ち着きがない。

まるで着色しているかのような赤色をしている。

良く見ると、赤い泥が対流しているのが分った。

一角にドッグランまであった。

雨が心配だったがもうひとつだけ見てみようという事で、一番大きそうな「海地獄」に来てみた。駐車場の一番奥は空いていたので、ADRIAを停める事が出来た。リオンが連れて行けとうるさいので、雨が降り出しそうだったが連れて行くことにした。

入口を入ると蓮の花が咲いた池があった。地獄で極楽の雰囲気を演出しているようだ。

その傍らで売っていたのが、名物の「極楽饅頭」で、天然温泉の高熱噴気を利用して蒸しているそうだ。

親指の先端ほどの大きさのかわいい饅頭だった。

ほのかな甘さだったので、ノエルとリオンにも少しお裾分けした。

一番奥にあるのが「海地獄」となるが、普通の温泉のように見える。

同じ敷地内に赤い泥が吹き出す地獄もあった。すぐ近くなのに泉質が違うのが興味深い。小さいが「血の池地獄」よりも「血の池地獄」らしかった。

16時になったので、少し早かったが「地獄蒸し工房鉄輪」で夕食を食べて帰ることにした。ADRIAが停められる駐車場があるのか調べても判らなったので、直接訪問したのだが、運が良いことにADRIAが収まる駐車場があった。普通ならば高さ2.3mには入らないが、運が良いことに道が傾斜していたので停める事が出来た。

入口の前にも蒸気が吹き出していて、地獄蒸しムードが高まってきた。

入口の左側にあるのが蒸し窯がある建物だった。

中には多くの蒸し窯があり、蒸し窯に入れるのと取り出すのを実際に体験させてもらえるのが特徴だ。

メニューから選んで、機械で購入するようになっていた。

指導に従って、まずは蒸し窯の蓋を開ける。

手袋をして、蒸し窯の中に食材を投入する。

蒸し時間は15分なので、テーブルに座ってタイマーを睨みながら待つ。

蒸し窯から取り出す作業も、指導通りに行う。蒸し上がった食材をテーブルに持って帰って食すという流れになっている。

「海鮮セット」

「地獄蒸し玉手箱」と「豚肉ちまき」を注文した。量が多かったので玉子と野菜が食べきれなかったのだが、容器に入れて持ち帰ることができた。

17時半には「亀川マリーナテラス」に帰ってきた。

別府での一日目は雨が降ったり止んだりと生憎の天気だったにもかかわらず、ベタではあるが、地獄尽くしの観光を楽しむことができた。

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