そうだ!青森に行こう!初めて出先でLPG充填できた(5日目)

昨晩は「安達太良SA」で仮眠をしたのだが、6時に寒くて目が覚めた。どうもLPGボンベが空になって、FFヒータが止まっていたようだった。ADRIAは満タンで8kgのボンベを2本積める仕様で、今回は満タン1本と2.2kg残っているLPGボンベ1本を積んでツアーを始めたが、内1本が空になっていた。1本空になると自動切換えする装置もあるようだが、その装置を付けていないので、眠い目をこすりながらガス管を繋ぎ替えた。

起きたついでに、ノエルとリオンを連れて散歩に出た。

道の駅に展望台があり、そこから安達太良山が綺麗に望めた。

その後は二度寝してしまったが、8時に道の駅のパン屋が開いたので、朝食を買ってきた。

9時過ぎには「安達太良SA」出発。この辺りからは高速道路周辺でも紅葉した木々が見れるようになった。

11時過ぎに「長者原SA」に寄って休憩。綺麗に整備されたドッグランがあったのでノエルとリオンを遊ばせたが、二人とも周辺を歩き廻る方が楽しそうにしていた。

「長者原SA」は仙台に近いのでやはり牛タンが押しで、「牛タン専門レストラン冠舌屋」というお店が入っていた。

サービスエリアのレストランとしては価格設定が高いが「特選極上牛タンしお定食」を注文した。これが期待以上に美味しくて、柔らかくてジューシーだった。

腹いっぱいになって、12時半に「長者原SA」を出発。

これから寒い青森に行くのにLPGボンベが1本だけでは心配だとのことで、青森にあるLPGボンベを充填できそうな場所に電話かけまくった。LPG協会やプロパンガスをキーワードにして探したところ、『うちは配達だけだから』とか『うちには充填設備がないから』と言って断られることが分った。何件か電話して、弘前に「株式会社東酸弘前事業所」という会社で、充填してもらえることが分った。所謂輸入キャンピングカーのLPGボンベ充填問題とは無縁で、ボンベを持って行ったら充填してくれるとの事だった。

「紫波PA」で休憩した以外は走り続け、今晩車中泊予定の「道の駅ひろさき」の前を一旦通過して、16時過ぎには「株式会社東酸弘前事業所」に着くことが出来た。

出典:株式会社東酸

「株式会社東酸弘前事業所」は弘前の少し北側にあり、「道の駅ひろさき」から10km程の距離にある。下の地図では「株式会社東酸弘前事業所」は左上で、「道の駅ひろさき」は右下で、真ん中の左側が弘前駅という位置関係だ。

「株式会社東酸弘前事業所」では、充填設備のシャッターを下ろしてしまっていたが、快く開けてくれて充填していただけた。キャンピングーカーにLPGボンベが積まれているのが珍しかったようで、数人の方が事務所から出てきて、ADRIAでの設置状況を見にこられた。8㎏のボンベへの充填は全く簡単な様子で、アッと言う間に充填して、ADRIAの中まで設置してくれた。最後には、『来週からは寒くなるから気を付けて』とか『青森に来たらまたおいで』とか言って見送ってくれた。本当にお世話になりました。ありがとうございます。

この経験から判ったこと。所謂輸入キャンピングカーのLPGボンベ充填問題とは何なのか? 今まで出先でのLPGボンベ充填は不可能と思っていたが、実はそんなことはないのではないか? 非常用として、ADRIAには入手し易いカセットガス(以下CB缶)2本をLPガスに接続するアダプターを積んでいる。CB缶2本あれば、真冬でもFFヒータを一晩稼働させられる。その気になれば、8本程度のCB缶を接続するアダプターでさえも入手可能だ。ただ、CB缶をそんなに大量に車載しても大丈夫だろうか? 高圧可燃ガスを前提としたLPGボンベの方が安全なのではないかと思う。

経済産業省で「キャンピングカー等の30分ルール見直し」の動きがある。公布・施行は令和4年7月15日で、既に施行されている。要は講習会を受講して免許を受ければ、キャンピングカーのLPGボンベに充填できるというものだ。ただ、経済産業省のガス安全室に電話して確認したところ、講習会等の詳細は今のところ未定だとの事だったが。

これからは、出先で積極的にLPGボンベを充填し、その情報を共有化していきたいと思う。もう既にそのような情報があればご教示ください。

LPGボンベを充填し終わってからは、コンビニに寄って、17時半には「道の駅ひろさき」に着いた。道の駅の斜向かいにコインランドリーがあったので洗濯をして、軽く夕食。

犬連れキャンピングカー青森の旅①(1-3日目)弘前公園

昨年の夏に来た時と同じように近くの「花の湯」に浸って休んだ。

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