2022年紅葉ツアーの4日目の朝は予報通りに曇り。今日は妻が夜な夜なお世話になっている養命酒の工場見学を予約している。養命酒の工場は「駒ヶ岳SA」のすぐ西側にある。
工場見学は11時からなので、ゆっくりとADRIAの中で朝食を食べた。サービスエリアを散歩して、売店で梨と空心菜を買ってきたりした。
10時過ぎにはサービスエリアを出発した。「駒ヶ岳SA」にある「駒ヶ岳スマートIC」から「養命酒駒ヶ根工場」までは2.6kmだったので数分で到着した。
駐車場のすぐ近くには、なまこ壁の蔵のデザインのショップ&カフェがあった。恵那や駒ヶ根の街では、なまこ壁の蔵をよく見かけるので、この地域の特徴を取り入れたものなのだろう。工場見学だけは予約制だが、この駐車場とショップ&カフェ、散策路は予約無しに訪問できるそうだ。開かれた工場になっている。
車止めが何とも洒落ている。
ショップ&カフェの周囲を少し散歩したところで、工場見学の時間になった。ノエルとリオンはADRIAの中で留守番させた。集合場所のロビーには、養命酒の関連製品や養命酒の歴史を示す展示があった。
工場ラインの見学の前に、生薬の説明があった。
実際にいくつかの生薬に触れる機会もあった。これは「桂皮」。見た目は木の皮だが、折り曲げるとゴム状の樹脂が現れる。健胃薬として食欲不振などに用いられる。
次にこれは「丁子」。消化促進のほか、保温作用なども認められている。
養命酒は本みりんに生薬を漬け込んだものなので、本みりんの製造も重要だとのこと。その醸造には、この駒ヶ根の水が必要だそうだ。養命酒はこの全量この駒ヶ根工場で生産されているとのことだった。
この後は、瓶詰・包装工程の生産ラインを見学した。坂の上の方に、みりんを作る工場や生薬を調製する工場があり、パイプで瓶詰工場に送られてくる仕組みになっている。
工場見学のお土産に、のど飴をいただいた。
工場見学を終えて、ノエルとリオンを連れて散策路を散歩することにした。
その前にカフェでランチ。
テラスからの景色。
「信州十四豚カレー」を頼んだ。信州十四豚とは養命酒製造がプロデュースしたオリジナル豚だそうで、美味しかった。
いつものノエルのガン見💦
良く手入れされた庭園で、生薬になる植物も植えられている。
いが栗が沢山落ちていたので、記念撮影してみた。
よく手入れされた雰囲気の良い庭園だった。
うるさいリオンがいなくなったので、ノエルが笑顔になった。
ショップで養命酒を購入した。
それと、養命酒の原酒である本みりんも購入した。
13時過ぎに「養命酒駒ヶ根工場」を後にして、次には伊那市にある「かんてんぱぱガーデン」へ向かった。「かんてんぱぱ」というのは知らなかったのだが、「伊那食品工業(株)」の寒天関連製品のブランド名だそうだ。調べてみると、国内の寒天のシェアはなんと80%だった。超優良企業だ。その本社がこちら。
「かんてんぱぱガーデン」は、工場と本社を中心にした「伊那食品工業」の敷地を公開しているもので、最初は従業員の為に作った施設だったのを地域の為に公開した施設だそうだ。
寒天と言えば、蜜豆ということで是非立ち寄りたいと妻が言うので、「かんてんぱぱホール」の中にある茶房で、クリームぜんざいとクリームあんみつをいただいた。
工場見学や寒天製品ショップ、手づくりガーデンもあるようだったが、今回は「モンテリイナ」というショップをちょっとだけ覗いて、先に進むことにした。
明日は栂池に行きたいと思うので、今日は昨年お世話になった「白馬倉下の湯カーステイパーク」まで行くことにした。
「千畳敷カール」で後悔したので、明日の「栂池自然園」散策の為にポールを準備することにした。ちょうど途上に「モンベル安曇野店」があったので、立ち寄ることにした。アルミ製で先端にクッションが入っているものを購入した。
白馬に近づいてくると不思議な雲行きになってきた。全体的には雲が多いが山の向こう側は青空になっていて、山の中腹に白い帯のように低い雲が垂れ込めている。明日は天気は良いのだろうか悪くなるのだろうか。
途中のスーパーマーケットで買い出しをして、なんとか18時前に「白馬倉下の湯カーステイパーク」に着くことが出来た。
「駒ヶ岳SA」で購入した空心菜を炒めたら、こんなに少なくなってしまった。
米を炊いて。
レンチンシュウマイで手抜き。
「白馬塩の道温泉 倉下の湯」は、21時までやっていてくれるので、本当に有難い。泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩温泉で、毎分45リットルの源泉を浴槽へ投入する源泉かけ流しになっている。肌がツヤツヤになるのが良くわかるような温泉だ。
出典:白馬塩の道温泉倉下の湯HP