宅急便の荷物がたくさん届いた。昨年の年末に初めてふるさと納税にトライしたのだが、その返礼品が届いたのだ。12月末になっての駆け込み納税だったので、もっと遅くなると覚悟していたのだが、予想よりもずっと早く届いた。
千畳敷カールがある「長野県駒ヶ根市」にふるさと納税することにした。
というのも、長野県駒ヶ根市にはファイヤーサイドがある。愛用しているOzpigはファイヤーサイド製品だ。昨年の11月には「ファイヤーサイド ズクショップ」を訪問したこともある。
ダンボールの中に入っていたのはこれら。シェラカップは小さいのに、ご丁寧に一つずつダンボールに入っていた。
返礼品にお願いしたのは、ファイヤーサイド グランマーコッパー製品の五つ。
- グランマーコッパーケトル(小)
- コッパーオークポット
- コッパーシェラカップ300
- コッパーシェラカップ400
- コッパーシェラカップ500
これらコッパー製品はずっと欲しいと思っていたのだが、高価なのでちょっと買う踏ん切りがつかずにいたものだ。無垢の銅をへら絞りで成形加工して、内側に錫メッキを施している。部材の一部に真鍮を使用しているのが奇麗だ。
細部を見れば見るほど美しい。(鍋フェチか!)
コッパーオークポットの上半分は真っ直ぐではなく、微妙な丸みを持っている。
それぞれの製品の裏側はヘアライン加工が施されていて、「GRANDMA’S Copper Kettle」「 MADE IN JAPAN」と銘が打たれている(レーザー加工か)。手が込んでいる。
ダンボールの中には以下のパンフレットが同梱されていた。「薪火の聖地こまがね」。写真の左側の方がファイヤーサイドの代表 ポール・キャスナーさんか。キャスナーさんがまだ幼かった頃、おばあさんが毎日のようにお湯を沸かしていた銅製のケトルを復刻させたのが、グランマーコッパーケトルだというのをどこかで聞いたことがある。
取り扱い説明書も芸術的で、飾っておきたいくらいだ。
備忘の為に使用方法を載せておきたい。
先日の自宅バルコニーキャンプ場プチキャンプで使用したOzpigと共に記念写真を撮った。
今は奇麗な銅色をしてピカピカだが、使い込んでいくうちに黒くなったり、青銅色に変色したりしていく。それもまた楽しみだ。
コッパーオークポットはOzpigの開口部分にフィットするとの事なので、入れてみた。この様にすれば、直火で熱することができる。早くシチューやポトフやカレー等を作ってみたくなる。
駒ヶ根市では、「寄附金の希望使い道」を指定することが出来る。『登山道や遊歩道、山小屋などの施設を設備し、山岳・山麓の環境を保全する事業(観光資源を保全し活用する事業)』を選択した。この夏には是非「駒ヶ岳ロープウェイ」で「千畳敷カール」を訪問したいと思う。その際には宜しくお願いします。
今回初めてふるさと納税をしてみたが、返礼率というか返礼品の質に驚いてしまった。ふるさと納税で熱くなっていることがよく理解できた。これならリタイア後ではなく、現役の時に始めておいたら良かったとちょっと後悔した。