まだまだ東に向かって進みたいところではあるが、明日から天気が崩れる予報なので、今日の天気の良いうちに「温根内ビジターセンター」に行って、釧路湿原を散策したいと思う。
「道の駅阿寒」は道の駅だけではなく、周辺に色々と施設があることを知っていたので、朝起きて直ぐに道の駅に隣接するキャンプ場「阿寒町自然休養村野営場」を散歩がてら見に行ってみることにした。
以前はキャンプ場であったと思われるが、現在はあまり手入れがされていないように見えるところを歩いて行くと、
キャンプ場の入口の前に着いた。驚いたことに、こんなに広いキャンプ場であるのにオートキャンプ場ではなく、荷物積み下ろしの際にしか車の乗り入れが出来ないようだ。これは今どき使いにくいのでは?
少し中を見学させてもらったところ、すごく立派な管理棟があった。
右手には時計の付いた塔がある駅のような建物があった。調べてみると釧路駅から釧路市阿寒町の雄別炭山駅までを結ぶ「旧雄別鉄道」の駅だったようだ。復元されたものだか移築されたものかは不明だ。
その建物の隣に大きな炊事場とバーベキューコーナーがあった。
キャンプ場の真ん中には池があり、芝生が非常に綺麗だった。一組だけ利用者がいて、気持ち良さそうだった。
散歩から戻ってブラッシング。
ふざけて服を着ようとしない。😁
朝食はヨーグルトとコーヒーだけにした。
昨年のソロ旅の時にも行ったのだが、「レストラン泉屋」でランチしようということで、11時半には「道の駅阿寒」を出て、釧路の街中にある「釧路河畔駐車場」へとやって来た。
このレトロな雰囲気が懐かしい。
13時だったが、地元の方と思われる人で混雑していた。
私は迷わず、ソウルフードの「スパカツ」。
妻は悩みに悩んで、Dセット(ビーフシチュー・エビフライ・カニコロッケ・ドリア/イタリアン・サラダ添え)を注文した。
懐かしくて美味そうだ。
ノエルとリオンはお留守番だったので、ふたりを連れて釧路河畔の散歩に出掛けた。
ここでも記念撮影。
ここにいます。良い子でモデルできました。
「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」の方にまで歩いて、釧路名物の「さんまんま」を買って帰ることにした。
すぐにでも食べたいところだ。。。💦
「温根内ビジターセンター」に着いたのは15時になってしまった。駐車場の横にあるこの入口から下っていった先に「温根内ビジターセンター」があるようだ。
かなり長い階段を下っていくと、「釧路湿原探勝歩道」(温根内)の木道に出た。
青空だったら、もっと感動的な景色なのだろうが、雨が降っていないだけでもラッキーということで、マア良しとしよう。
木道はこの様に湿原というよりも水の上に作られたようなところも多かった。
一部には高木もあるものの、一面の草原が続いていた。リオンが散歩したら、わ~いと言って沼にはまるに違いない。
これは何という花でしょう。
これはガマ。
これがヤチボウズではないか?落ち武者の首が並んでいるようで気持ちが悪い。
一周1時間程度で廻れる木道なのだが、残念ながらだんだんと暗くなってきてしまった。遊歩道の最後の方では「旧鶴居軌道跡」と思われる道を歩いてビジターセンターに戻ってきた。
閉館時間まで少し時間があったので、中を覗いてみた。
釧路湿原ができるまでの説明が興味深い。
今歩いてきた木道は『厳冬期に、人が胸まで湿原に浸かった状態で設置』するのだと言う。感謝。
ここは天気の良い日にゆっくりと再訪したいと思った。この後は厚岸まで移動しようかとも考えたが、温泉もあるので、今日も大好きな「道の駅阿寒」に戻ることに決めた。
帰り道、阿寒の街に入った辺りで、「むぎいろ菓子店」という洒落たお店を発見した。
かつて電気店だったところを改装したような感じだったが、流行りの内装にリノベーションされていた。
若いご夫婦が最近始めたお店の様で応援したくなる雰囲気だった。
ケーキも美味しそうだったので、ケーキと焼き菓子を購入した。
「道の駅阿寒」に戻って19時頃から温泉に入った。この道のRVパークでは、1泊につき一人分の入浴券とレストランでのドリンク券を1枚づつもらえて、大変にお得だ。
レストランのドリンク券でビールのテイクアウトにも使えるので、温泉から上がった後に道の駅のベンチで一杯いただいた。こんな事ができる道の駅は、なかなか有りそうで無い。
夕食は今日「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」で買ってきた「さんまんま」。
今年はさんまが豊漁で良質なこともあって、電子レンジで少し温めたら大変に美味しかった。
【本日のまとめ】「道の駅阿寒」発着で95kmの移動となった。