三元系のポタ電を更新し、その不要となったポタ電をメーカーに無料回収してもらった。
初めはサブバッテリー補完用にADRIAで使っていて、Bug-truckが来てからはBug-truckの棚の上に設置して使ってきた「ECOFLOW RIVER Pro」だが、容量が720Whでエクストラバッテリーを繫ぐと容量を倍の1,440Whにすることができるので、便利に活用してきた。
しかし少し前に、エクストラバッテリーに黄色い警告ランプが点灯したので、大事を取って使用を止めて本体だけを使用していた。このポタ電は古い三元系のものなので安全性に問題があるのだ。
本体側はまだまだ使えそうではあったのだが、巷でモバイルバッテリーの発火事故などの報道もあり、決定的には以下の動画を見たことから、この際三元系の「ECOFLOW RIVER Pro」を更新するすることにした。
以下の動画は、バッテリーセルへの釘刺し試験の結果で、一番下の三元系では爆発炎上し、真ん中のリン酸鉄では温度上昇するが発火せず、上の半固体電池では温度上昇もしないという結果を示している。
そこで問題となるのは不要となったポタ電の処分だ。処分方法の法整備は出来ていないようで、自治体任せになっているようだった。地元の区役所のホームページを見ても、小さなモバイルバッテリーは回収してくれるが、ポタ電については明確な記載が無かった。「ECOFLOW」では不要となった製品の無料回収サービスをしていることが分かった。ホームページに送り先は明示されていなかったが、問い合わせ先にメールすると、回収の受付番号と共に不要製品の送付先を回答してくれた。
自身で梱包して、指定の佐川急便で指定の送付先に不要となったポタ電を送付した。費用は「ECOFLOW RIVER Pro」とエクストラバッテリー合わせて15kgほどあったが、2,210円で済んだ。
現在保有するポタ電は他に、「ECOFLOW DELTA2 Max」容量2,048Wh、「ECOFLOW DELTA3 Plus」容量1,024Whがあるのだが、エアコンでも使わない限りは過剰スペックだ。「ECOFLOW RIVER」の後継機種を調べてみると、リン酸鉄仕様にはなっているのだが、製品のサイズが微妙で、奥行きが大きいので棚に設置するには適さないことが分かった。
そこで、安全性の高い半固体電池の「DABBSSON 600L」を新たに導入することにした。
「DABBSSON 600L」は定格出力600W(瞬間最大1200W)、容量768Wh。冬場にFFヒータと照明用のLEDランプを使うにはこのくらいの仕様でちょうど良い。冷蔵庫もそこそこ使えると思われる。夏場にエアコンを使う時には、別途専用に「ECOFLOW DELTA2 Max」容量2,048Wh、又は「ECOFLOW DELTA3 Plus」容量1,024Whを追加するようにしたい。
従来の「ECOFLOW RIVER Pro」より小ぶりなので、こんな感じに棚上にすっぽりと収まった。操作部が横を向いてしまうが、ケーブルが正面にならないメリットもあるので、まあ我慢の範囲だ。
外気温43.7度、車内37.3℃という過酷な環境だったが、問題無く稼働した。
「DABBSSON」も「ECOFLOW」と同じようにアプリからの操作もできる。アプリのデザインは全く「ECOFLOW」と全く同じで、大丈夫なんでしょうか。尚、Bug-truckのキャリアに積んでいる「ECOFLOW」160Wソーラーパネルは問題無く「DABBSSON」でも使用できた。以下のように77Wで充電していた。