今日は車で行くことが出来る日本最西端の島である「生月島」まで行き、この九州旅のゴールにしたいと思う。
今朝は雨は降らないもののどんよりとした曇りで、赤い「平戸大橋」は霞んでいた。
10時に「RVパーク平戸海上ホテル」をチェックアウトした。平戸の街でドラッグストアに寄って風邪薬を買い込んで、「平戸交流広場駐車場」にやって来た。
平戸の船着き場に隣接していて、2時間までは無料で駐車させてもらえる。それ以上に長時間であっても、1回500円で駐車することが出来る。
駐車場で朝食をのんびりと食べて、ノエルとリオンを連れて「平戸城」までロング散歩に行くことにした。「平戸城」にある「亀岡神社」の参道から登っていった。
歴史を感じる鳥居だった。
リオンに「リオンカッコイイね~!」と声を掛けると、得意満面でポーズを取るので面白い。シャツがめくれてますよ。😁
「平戸城」は別名亀岡城と呼ばれ、1718年松浦家31代篤信の時完成したが、明治の廃城令にて廃城。現在の平戸城天守閣は1962年に復元されたそうだ。日本100名城のひとつに選ばれている。
天守閣の前まできた。
ここの展望台からADRIAを停めている「平戸交流広場駐車場」が真下に見えた。
少し右側には「平戸オランダ商館」が見え、更に奥にはお世話になった「平戸海上ホテル」も見ることが出来た。
日本百名城はスタンプラリーこそしていないが、だいぶ制覇しているのではないか?ノエルとリオンもかなり訪問してるな。
登ってきた反対側から降りることにした。
半島の反対側に出てしまったので、元の駐車場に戻るのが大変なことにここで気が付いた。「県立猶興館高」の重厚な校門の前を通り、
平戸市役所の前にある国指定重要有形文化財「幸橋」を見て、
オランダ商館通りの街並みを眺めながら、「平戸交流広場駐車場」へと戻った。
「海の見えるごはん屋」というお店にお昼ご飯を食べにやって来た。
まだ新しいお店の様だった。
左の遠くの方に「平戸大橋」が見えるロケーション。
私は漬け焼き魚定食を注文した。
妻は煮魚定食を注文。これを食べて少し体調が回復してきた。
さらに、アジフライを追加注文した。
プラス200円で羽釜炊きご飯に変更できる。その時々で最適な平戸産のお米を使っているとのこと。食べきれないくらい量なので、残ったご飯はおにぎりにして持ち帰らせてもらった。
こんな器具で一人分ずつ羽釜炊きにしていた。後で調べてみると、Amazonでも手に入るようだ。
隣りにあったお店で、お土産も購入できた。
この後は、「生月島」を目指した。少し走ると、「平戸島」西側に出て海が見えてきた。
「生月島」に渡る「生月大橋」が見えてきた。
世界一のトラス橋と言われているそうだ。
いよいよ「生月大橋」を渡ります。
橋を渡ってすぐのところに「道の駅生月大橋」がある。
このショットはなかなか良いのではないだろうか。ADRIAでこんな西のはずれまできたなぁ~と感慨に耽った。
綺麗な橋だ。
「平戸島」側は真っ黒な火山性の岩だった。
しかし、少し右側を見ると、黄色い堆積岩の上に火山性の黒い岩が乗っているのが分かった。
道の駅から海岸に降りてきた。海岸にはずっしりと重い丸っこい石が沢山あって面白かった。
足元が悪くて怖がっていたが、ノエルとリオンの記念写真を撮った。
足元の石がグラついて、リオンがへっぴり腰になっていた。
よく見ると、完全に腰が抜けて、腹ばいになっていた。ヘタレだ。😅
16時過ぎに、ついに「生月島」の北西にある「塩俵の断崖」に到達した。
ADRIAで行ける最西端に到達したので達成感を感じた。今回の九州旅はこれにて終了だ。帰ることにしよう。
「塩俵の断崖」は玄武岩のみんな大好き柱状節理で、高さ約20mの断崖が南北に500m続く規模だそうだ。
倒れそうになっている柱があった。
六花角形の断面が階段状に残されているのが面白い。
16時45分に「塩俵の断崖」を出発して、『本土最西端のコンビニ』でコーヒーを買った以外は休まずに東へと走った。
「生月島大橋」を渡り、
「平戸大橋」を渡って、
2泊お世話になった「道の駅松浦」の横も通り過ぎ、18時半に「伊万里温泉白磁の湯」に到着した。日曜日の晩だったので、駐車場が満車で大勢の人で賑わっていた為、温泉が混雑していると心配していたのだが、温泉がそれ以上に大きかったので、それほど混雑を感じずに入浴することが出来た。
この後はもうひとっ走り頑張って、「道の駅伊万里」で休んだ。
【本日のまとめ】「平戸」から「生月島」の西端まで行き、その後は「道の駅伊万里」まで、合計104km移動した。