ADRIAの入口に付いている樹脂製のごみ箱を破損してしまっていたのと、シャワールームの可動式の洗面台がガタついていたので、この際、まとめて修理することにした。
今日もリオンを助手として連れてきた。
ADRIAの入口には初めからこの様なゴミ箱が付いていたのだが、ノエルとリオンのスリッカーや足拭きウェットティッシュ等を入れている。ところが何年か前に、少しだけ扉を開けて出ようとした時に突風が吹いて、このゴミ箱の上に体重を掛けてしまったので固定部分を破損して、一部が割れてしまっていた。仕方ないのでテープで止める等してだましだまし使っていたのだが、見た目が悪すぎたのと、中身を落としてしまうリスクもあったので修理が必要だった。
破損した樹脂部分を取り外すとこんな感じになっている。
下の部分にこの様な直径5ミリ程度の穴が空いていて、
樹脂ケース下部の角にこの様な円柱形のでっぱりがあり、これがハマり込んで固定される仕組みになっているのだが、この部分が折れてしまって、ケースの一部も割れてしまっていた。
「プラリペア」を使って修理した結果がこちら。ケースの割れた部分をしっかりと固定出来ただけでなく、若干不格好ではあるものの突起部分までも形成することが出来た。もう少し目立つ部分の修理であったならば、やすりを掛けて形を整えたり塗装するなどしたら、更に綺麗に修復出来ると思うが、今回はこの程度で止めておいた。これで十分に強度があり、期待通りに修理することが出来た。
「プラリペア」というのは、白い粉に液を加えることで樹脂が形成されるというもので、既存の樹脂を溶かして『溶着』することで『接着』よりもしっかりとくっつけることが出来るそうだ。金属での溶接のようなものらしい。「プラリペア」の成分は、粉がアクリル樹脂、液がメチルメタクリレートだそうだ。
液をこの様なニードルが付いた容器に必要量だけ入れる。
液をニードルの先に出した状態で粉の中に入れると、ニードルの先に白い玉ができるので、この状態で必要箇所に塗りつけていく。
もうひとつの方法として、白い粉を先に振り撒いておいて、そこに液を掛けていく方法もあるらしいが、今回はその方法は使わなかった。
扉に取り付けてみたが、強度は十分だった。
あとで知ったのだが、「プラリペア」を使わなくても、重曹と瞬間接着剤(シアノアクリレート系接着剤)を使っても同様な効果が得られるそうだ。
それに加えて、キッチンペーパーホルダーも取り付けた。今までは吊り下げ式のカトラリーケースのキッチンペーパーホルダーを使っていたのだが、ステンレス製のものに変えてみることにした。
自作した壁にネジ止めして取り付けた。
あと、シャワールームの可動式の洗面台がガタつきも修理した。可動式洗面台のヒンジ部の不具合では無く、固定部分の不具合が原因だった。ここを直すには洗面台とその周辺の収納全てを分解する必要があるそうなので、見場が悪いがプレートを外側から取り付けて補強することで妥協することにした。
上手いこと修理できた。これも1年程度前からずっとだましだまし使ってきたのだが、これでスッキリした。
もうひとつはポタ電の不具合。現在はBug-truckで使っている「RIVER Pro」とその拡張バッテリーなのだが、リン酸鉄ではなく三元系のバッテリーだったので、安全性の面から使用をやめようと思っていた。
この拡張バッテリーの表示部に以下のようなアラームが表示されたので、急いで電源を切って使用するのを中止した。「RIVER Pro」に少しでも不具合が出たら、併せてEcoFlowに送って処分してもらうことにしよう。
ADRIAもスタッドレスに履き替えているので、どっかに出掛けましょうかね。