『犬連れ車無し旅』の計画と準備 – 2024北海道 犬連れキャンピングカー旅(8日目)

ADRIAの突然のトランスミッション故障により、急遽『北海道犬連れキャンピングカー旅』から『北海道からの犬連れ車無し旅』に変わったこの旅だが、今日一日で準備をして、明日には苫小牧を出発し東京の自宅へと向かうことにしたい。

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早起きして、苫小牧からキャンピングカーを使わずに犬連れで東京まで帰る方法を考えた。まず、今回の旅は幸運なことに、ADRIAとBug-truckの2台で連なって青森までやって来て「CARFACTORY TARBOW」さんにBug-truck預かって頂いている。その為、何とか青森の「CARFACTORY TARBOW」さんにまで辿り着けば、あとは車中泊をしながら自宅まで帰ることができる。

そこで、考えたのは以下の方法だ。

  • 苫小牧→函館:トヨタレンタカー(乗り捨て)
  • 函館→青森:いつもの「津軽海峡フェリー」
  • 青森→「CARFACTORY TARBOW」さん:オリックスレンタカー(当日返却)

しかし、時間的な制約を考慮すると制約が厳しく、函館で一泊しないと実現できない事が分かった。

  • 「なごみの湯」営業時間:10:00~23:00 → 開店すると温泉の顧客が駐車してしまいADRIAの積込作業が困難になる為、10:00までにADRIAの搬出が必要
  • 「トヨタレンタカー」営業時間:8:00~18:00 → 苫小牧から函館までは255kmあり、4時間程度かかる
  • 「津軽海峡フェリー」:函館07:40→青森11:20の便以外はターミナルでの待ち時間が長くなり非現実的
  • 「オリックスレンタカー」営業時間:8:30~17:30

8時になったので、レンタカー会社に電話を入れた、何と「なごみの湯」の道を隔てた反対側に「トヨタレンタカー」の店舗があった。歩いて車を借りに行けると期待したのだが、運が悪いことに犬を乗せられる車両の在庫が無かった。レンタカーに犬を乗せる場合には、小型車ではダメでバンやワンボックスのタイプを選んで、しかも所定のブルーシートを座席のケージの下に敷くことが必要となるそうだ。仕方が無いので、苫小牧にもう一店舗ある「トヨタレンタカー苫小牧駅南口店」に問い合わせてみたところ、こちらには在庫があった。函館乗り捨て(ワンウェイ)、08:00‐18:00で予約した。いきなり、犬連れ旅の困難さを思い知らされた。

そして、保険会社を通じて、明日の9時にADRIAを引き取ってもらえるように連絡した。日曜日の早朝で恐縮だったが、快く引き受けていただいた。

次の難題は、犬連れで泊まることが出来るホテルが函館になかなか見つからなかった事だった。「津軽海峡フェリー」の函館ターミナルに近くないと、7時40分に函館発の便に乗るのは難しい。五稜郭の近くと赤レンガ倉庫の近くのホテルが見つかったが、せっかくの機会なので、赤レンガ倉庫の近くの「函館ホテルグランパレット」を予約した。

そして「CARFACTORY TARBOW」の山本さんに、事情と明後日の御都合を照会した。すると、有難いことに「津軽海峡フェリー」の青森ターミナルまで迎えに来ていただけることになった。

そして最後に、明日8時に苫小牧駅前の「トヨタレンタカー」まで行くため、7時45分にお迎えのタクシーを「なごみの湯」ご用達のタクシー会社に予約した。

12時には移動のための段取りが終わったので、近所に昼食を買いに行くことにした。お世話になっている駐車場には、徐々にお客さんの車が多くなってきていた。

向かいにあるのが「トヨタレンタカー苫小牧(東)店」。ここで借りられれば楽だったのに。

「なごみの湯」のお隣はこんなモールになっていて、その一角に「モスバーガー」があったので、買って帰り、ADRIAの中で食べることにした。

少しホッとして昼寝をした。

さて、これから持って帰る荷物の準備をしなければならない。ADRIAには一ヶ月は過ごせる荷物を積んでいるので、全てを手で持って帰る訳にはいかない。ノエルとリオンを背負って、妻と二人で運べる範囲に絞らなければならない。ワンコ用の食料などは優先して持って帰る必要があり、1km程離れたイオンモールに入っていたモンベルに保冷バックを買いに行った。ADRIAも自分達とほぼ同じ時期に千葉に輸送されると想定して、衣類も最低限にとどめた。冷蔵庫はあと一ヶ月間くらいは稼働すると思われるので、中身もそのままにして稼働させておくことにした。パソコンは持ち帰るが、5台のカメラは置いていく。沢山持参したキャンプ道具は当然全て置いていく。ネスプレッソマシーン、髭剃り、サンダル、コーヒー豆、焼酎やワイン等も置いていかざるを得なかった。Bug-truckで2泊しなければならないことも予想されるので、扇風機や懐中電灯、湯煎用バーナーとメスティンは持参することにした。

この旅に出て以来の洗濯物が溜まっていたが、これをこのまま置いていく訳にはいかないので、洗濯する必要があった。幸い便利なところで、1km程離れたところにコインランドリーがあったので、ノエルとリオンを留守番させて、二人で歩いて洗濯に出掛けた。

これが昨晩行き損なった隣の寿司屋さんだ。

しめさば好きの私としては外せない。

横断歩道を渡ってしばらく歩くと、昨日来た「スシロー」がある。

その隣の「コメリ」の敷地の中にコインランドリーがあった。

そんなこんなの準備をしていたら、薄暗くなってきた。18時頃にノエルとリオンを連れて散歩に出ると、夕焼けが奇麗だった。「なごみの湯」の駐車場から「樽前山」がくっきりと見えた。来年はノエルとリオンを連れて登ってみたい。

今回の北海道旅でも色々と食べ歩きたいと思っていたが、それも叶わなくなったので、せめてもとお隣の「回転寿司 旬楽」で夕食を食べることにした。

苫小牧と言えば、ホッキ貝だ。

そして、昼間から目を付けていたしめさば。

それ以外にも、美味そうなネタが多かった。

なんせお隣の駐車場に住んでいますもんで、お酒もいただけます。迷わず「国稀 鬼ころし」を注文した。

伝統の「匠〆さば」、さすがに美味かった。

貝三昧は妻の大好物。

つぶ貝。

白老牛三昧は、地元の味だ。

青身三昧は私の大好物。

カニみそ軍艦。

お店のお勧めのだし巻きも注文。

ひょんなことから訪問した「回転寿司 旬楽」ではあったが、比較的リーゾナブルで美味しいお店だった。大満足でADRIAに戻り、「なごみの湯」に入りに行って、明日からの『犬連れ車無し旅』に備えて早く休んだ。

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