雲海が見れるキャンプ場ゴンドーシャロレー – 2024九州 犬連れキャンピングカー旅(10日目)

久しぶりに天気が良くなる予報だったので、今日は今回の旅で行きたいと思っていたキャンプ場の中でも一番の「ゴンドーシャロレー・オートキャンプ場」に行くことにする。

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雨が上がったので早起きをして、湯布院の街の散歩に出掛けた。

雨は降っていなかったものの、やはりどんよりの雲が垂れ込める朝だった。それでも、レインコートを着ないで散歩に行けるだけで、ノエルとリオンは元気いっぱいだ。

「湯の坪街道」を「玉の湯」の辺りまで歩いた。一昨日お土産にカボス醤油を購入した「湯布院醤油屋本店」はまだ開店前だった。

向かいの「日の春旅館」の前は綺麗に整えられていた。

「玉の湯」の前から大分川沿いに戻ることにした。

途中からポツポツと雨が降り出したが、気持ち良く朝の散歩が出来た。

簡単に朝食を済まして片付けをしていると、陽射しが出てきた。

11時に2日間お世話になった「RVパーク由布院 A BASE」をチェックアウトして、湯布院のもうひとつのRVパークである「RVパーク湯布院」に移動した。「RVパーク湯布院」は駐車場のように時間単位で利用することが可能だ。こちらでバッテリーを100%充電すると共に、ダンプ、給水をさせてもらってADRIAのユーティリティをリフレッシュした。その後ついでに近くで給油もして、10日ぶりにADRIAを初期化した。

湯布院の街を出てすぐのところに「道の駅ゆふいん」があったので、覗いてみることにした。比較的小さな道の駅で全体的に傾斜があったので、あまり車中泊には向かない感じがした。様子を見てすぐに出発しようと思っていたのだが、ちょうど昼飯時だったので、お昼を食べていくことにした。

1時間程度「やまなみハイウェー」を走って、14時過ぎに「ゴンドーシャロレ―」に到着した。管理棟に塔があったのには少し驚いたが、1階はシンプルにリノベーションされたオシャレな建物だった。キャンプ場の管理棟にしては大きな建物であったので何か他の用途の建物であったことが伺えた。

管理棟の前で、看板犬が迎えてくれた。

天気も良くなって、綺麗なキャンプ場に来たので、ノエルはもうニコニコだった。キャンプ場は広大な敷地で、管理棟から指定されたサイトまでは何百メートルも離れていた。

どうだろうか。噂に違わぬ素晴らしい絶景だ。まるで展望台だ。芝は綺麗に手入れされ、サイトも広く楽々ADRIAを停められる。こんなキャンプ場は他に無いだろう。

阿蘇の外輪山そして遠くに阿蘇五岳、小国の盆地を臨む事が出来る。

そして、運が良ければ、雲海を見ることが出来るそうだ。

ノエルとリオンも昨日までとは打って変わって表情が明るい。

キャンプ場内を散策するついでに、管理棟まで散歩することにした。1泊の予定だったが連泊可能かどうかを確認したが、残念なことに明日は施設メンテナンスの休業日だった。キャンプ場をする前は何をしていたのか気になったので、オーナーさんに伺ってみたところ、以前は牧場をしていたとのことだった。管理棟のすぐ横は牛舎だったそうだ。その際に育てていた牛の種類がフランス産の「シャロレー種」だった為に、「権藤(ゴンドー)牧場」と「シャロレー種」を合わせて、「ゴンドーシャロレー」というキャンプ場の名前にしたとのことだ。オーナーさんのおじいさんが開拓した牧場だそうで、美術館のような施設も目指していたので、現在もその雰囲気を残したものがあるそうだ。管理棟に塔があったのもその名残なのだろうと納得がいく。広大な敷地であるのも理解できた。

散歩していると、以前の表札を見付けた。

「公園エリア」の「Bサイト」からの眺めは更に良かった。

正面は阿蘇の外輪山。

左側の奥には、阿蘇五岳も見えた。

サイトに戻ってきて「シェルターG」の設営を始めた。今晩はADRIAの中ではなく、テントの中で夕食を食べようと思う。

だいぶ陽が傾いてきた。それにしても広いサイトだ。専用の水場と石で組まれたテーブルとイスがサイト内にあった。

風がやや強かったので、しっかりとペグダウンした。

管理棟で買って来た「ゴンドーシャロレー」のオリジナルビールを飲みながら、のんびりと夕食の準備を始めた。

陽が傾いて気温が下がってきたので、TPUドアを付けた。標高が900mもあるので、夜は寒くなるに違いない。

テントの中では、ノエルとリオンはなぜだかリラックスできる様だ。

少し雲があるので、いっそう綺麗な夕焼けになった。

TPUドアのおかげでぬくぬくで夕日を眺めることができた。これがしたかったんです。

暗くなってからは寒くて石油ストーブを焚いた。高所でのキャンプが予想されたので、念のために石油ストーブを持参したのが役に立った。ワイングラスは拘って樹脂製のものを新規導入してみた。

今日はワンパターンながら「ペテンダック」を作る。ダックではなく普通のチキンで作る北京ダックのような料理だ。「TOAD TABLE」で「マルチグリドルポットリッド」を使ってチキンを焼いたのだが、安定して上手いこと調理することが出来た。

チキンと共に、白髪ネギ、きゅうり、パクチー、パプリカを春巻きの皮でくるんで食べる。甜面醤がメインのソースをたっぷりかけていただくと美味い。

「シェルターG」の中でコーヒーを淹れ、のんびりと過ごした。

【本日のまとめ】湯布院からゴンドーシャロレーまで52kmの移動。厳密には少しだけ大分県との県境を越えて熊本県に入った。

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