年末年始はランタンと戯れた。明る過ぎて眩しいと言われて最近めっきりと出番が無くなってしまった、コールマンのガソリンランタンだったが、久しぶりに点火して確認をした。
緑のツーマントルガソリンランタンは恐らく288A740Jというモデルで、30年くらい前に購入したものだ。赤いランタンは、ある時バースデイランタンが欲しいと思い立ち、二子玉川のビブラント(viblant)という店で購入したものだ。私の誕生日の辺りはバーガンディというワインレッドのランタンなのだが、希少で簡単には手に入らない。その為、正確にはバースデイランタンでは無く、ほぼバースデイの200Aランタンだ。2~3年後輩になる。
緑のツーマントルランタンは問題無く点灯したものの、赤い200Aは点火どころか、ポンプがスカスカになってしまい、加圧さえできなくなっていた。コールマンは凄いもので、約60年前の製品の保守部品をまだ販売している。ポンプカップという部品を交換すれば良い。
この様な部品だ。200A用のポンプカップはなんと革製だった。
このポンププランジャーを取り外す。
ポンププランジャーの先についている半割れプッシュオンナットを外す。壊してしまっても、新しいポンプカップに付いてくるので問題無い。
これで、加圧は出来るようになったが、一向に着火する状態にならない。ガソリンが気化していないような感じだったので、思い切って、ジェネレータも交換することにした。
ジェネレータはガソリンを気化する重要なパーツで、繊細なので注意が必要だ。
この筒の中には末端がかぎ状になった棒と紙製の筒が入っている。
反対側は細い針金とバネが付いている。
取り外した古いジェネレータは黒く焦げて、少し曲がってしまっているようだった。
中を確認すると、紙の筒は黒焦げになってしまって、ガソリンが滲み込まないような状態になってしまっていた。着火する際のプリヒートで強烈に加熱し過ぎたことが原因のようだ。
ジェネレータの交換により、200Aも正常に点灯するようになった。まあ。ジェネレータの交換は新品に変えるようなものなので当然かもしれないが。😅
そんなことで、コールマンのガソリンランタンで遊んでいると、以下のようなメールが届いた。
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■再入荷のお知らせ
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お客様よりご希望いただいた商品が再入荷しましたのでお知らせいたします。
■商品情報
【予約商品】WINNERWELL ウィンナーウェル アイロン キャンピング クッカー ストーブ【SKU910265】
▼ご希望の商品はこちら
妻に「こんなメールが着たんだけどね」と話すと、意外にも「カワイイ。飾っておくだけでも良さげ。」と言うので、遠慮なくSOLD OUTになる前に注文した。
昨年は家族全員流行り病に罹患して散々な年末年始だったので、今年こそはと気合を入れて新年を迎えた。
還暦はとうに過ぎたが、息子に貰った酒も開けた。
正月休みが明けて直ぐに、お待ちかねのアイロンストーブが届いた。梱包のパッケージからしてレトロ感溢れている。
早速、開梱して火を点けてみた。燃料はパラフィンオイルか灯油だが、パラフィンオイルの方が煤が出ないので推奨されている。
アイロンストーブは1900年初頭のアメリカで、アイロンを温めるために使われていたもので、ランタンや馬車の暖房、簡単な調理などの用途でも使われていたそうだ。
現在、色々なメーカからアイロンストーブが発売されているが、ウィンナーウェルのものは鋳造部品が多く使われており、重厚な感じに復刻されているのが気に入った。アクセントに真鍮製の部品が使われているのも綺麗だ。
上部の部品も鋳造で手が込んでいる。この雰囲気が大切だと思う。
ランタンや暖房、簡単な調理と言えば、バグトラックでの使用も面白そうだ。薪ストーブやFFヒータを使わない時に便利に違いない。テントでの使用も楽しみだ。
ただ、心配なのは、妻が「これは私の物」と言い出したことだ。。。😑