今日は「星に手のとどく丘キャンプ場」で2回目の朝。早く目が覚めたので、これからどうするか旅程を考えた。今年の北海道旅も26日目となり、そろそろ帰ることも考えなければならない。明日あたりに千歳まで戻って、天気の状態を睨んで最後に樽前山に登るかどうかを判断することにした。
ゴミ捨て、撤収・片付けをしてから、ADRIAの中で朝食を食べることにした。ちょうど撤収作業を始めた時に、キャンプ場のオーナーさんが、愛犬を連れてサイトを覗いてくださったが、リオンが異常なガウガウ状態になってまともにお話できなくて残念だった。リオンのこの性格はどうにかしないといけない。
朝食は昨晩から漬け込んであった「美瑛小麦工房」の食パンでフレンチトーストにした。キャンプ場で食べるフレンチトーストは美味いものだが、過去一番かもしれない。
最後にキャンプ場の看板前で記念撮影。良い子にお座り出来たものの、二人ともぶーたれた顔で今ひとつとなってしまった。
11時すれすれに「星に手のとどく丘キャンプ場」をチェックアウトした。レストランの入口付近で、キャンプ場のオーナーさんが撒き割りをされていたので、リオンの失礼をお詫びして、また来ますとご挨拶し、名残惜しいがキャンプ場を出た。
来る時には気が付かなかったが、キャンプ場あたりは標高400mの丘にあるので、富良野盆地が一望できた。
「ふらのラテール」に戻って「万華の湯」でゆったりと温泉に浸かった。平日の昼間なので空いていて、ほとんど貸し切り状態で気持ちが良かった。大きなガラス窓からは、噴煙を上げる「十勝岳」が正面に良く見えた。温泉に浸りながら、「十勝岳」を独り占めできるとは何と贅沢か。13時半過ぎに、大満足で「ふらのラテール」を出発した。
昨年訪問したスープカレーの「ふらのや」の前を通ってみたが、入店待ちの人が店の外まで大勢溢れていて、とても入れる状態ではなかったので諦めた。
近くにあった「フラノマルシェ」の前も通ったが、ADRIAが停められるような感じがしなかったので通過した。
それならばという事で、店の前のテラス席はワンコOKだという「富良野チーズ工房」行くことにした。大型バスも停められる駐車場であったので、乗用車スペースの端っこにADRIAを停める事が出来た。
右手前が「ピッツァ工房」で奥の建物が「アイスミルク工房」だった。
前には白樺に囲まれた広場があり、いくつかのベンチが配されていた。
ピザの注文は自動販売機で行う。「ふらのチーズスペシャル」(ふらのチーズ6種使用)と「ハーフ&ハーフ」(マルゲリータ&オニオン)を頼んだ。
ピザが焼けるのを待っている間に、隣でジェラートを買ってきた。
「ふらのチーズスペシャル」(ふらのチーズ6種使用)
「ハーフ&ハーフ」(マルゲリータ&オニオン)
想像していたよりも大きくて食べきれないと思っていたが、美味しくてペロリと全部平らげてしまった。それもそのはずで、皿を返しに行った際に厨房を覗いてみると、薪を使った石窯で焼いているのが分った。美味しいはずだ。富良野のチーズを使ったピザは美味しいのだろうとは思っていたが、オニオンとマッシュルームのピザが想像していたよりも美味しかった。そう言えば、ここに来るまでに玉ねぎ畑を沢山見かけたので、きっと玉ねぎ自体が美味いに違いない。
ノエルとリオンを少し遊ばせてから、「富良野チーズ工房」を出発した。
富良野メロンが欲しかったので、道の駅に向かう道沿いにあった店に入ってみたが、どこにもメロンは無かった。季節的にもう終わりかもしれないと諦めた。
1時間程度走って、16時45分に「道の駅南ふらの」に着いた。
この道の駅にもモンベルの店舗があった。
到着してすぐに、ノエルとリオンを連れて道の駅を散歩してみた。道の駅の裏側は公園整備の工事中だった。
道の駅にはゴミ箱は設置していないとのことだ。色々とトラブルがあったのだろう。
この辺りの観光は金山湖推しのようだ。この「道の駅南ふらの」は金山湖に隣接しているのかと思っていたのだが、実際に来てみて、少し離れているという事が分った。
今日も綺麗な夕焼けだったが、明日から少し崩れる予報だ。
【本日のまとめ】キャンプ場から道の駅まで途中観光しながら61kmの移動。