「サンタヒルズ」での朝は7時半くらいに目が覚めた。みんなは起きてこないので、車内で一人コーヒーを淹れてテレビを観ていた。外は氷点下なのだろう、霜柱が数センチまで成長していた。
9時ぐらいになると少し陽が高くなったので、皆でキャンプ場内の散歩に出掛けた。
貸し切り状態の「広々サイト」。改めてオーナーロッジ52R T/Cをタープの中に入れとけば良かったと反省した。
「リッカ」という高床式のコテージが6棟あった。
こちらは、1棟だけある「ツリーハウス エミル」。
「林間サイト」も広いので、これならADRIAでも入れそうだ。
これは「グラン」と呼ばれる大きなコテージだ。
その隣は「ベル」というコテージか。
「レインディア」というコテージは4棟建っていた。
「林間サイト」から見た「センターハウス」。
これが、「広々サイト」の近くの「サニタリー棟」で、一番左は炊事場のドアだ。
「サンタヒルズ」の象徴となる「サンタクロースの家」。こちらにも宿泊が出来るそうだ。
凍結防止の為に水を出しっぱなしにしているのかと思ったら、凍っていた。こんなの見たことない。
「センターハウス」横の「カフェ+ギャラリー」もオープンしていた。
「センターハウス」も開いていたので、昨日チェックインの際に目を付けていた「前田牧場」のビーフカレーをお土産に購入した。
ユーチューブで有名な例のヤツです😅
キャンプ場内をゆっくりと散歩して、テントに戻って来た。
「サンタヒルズ」は太っ腹で、通常12時チェックアウトなのだが、今日は無料で14時までのレイトチェックにしてくれた。ゆっくりとテント内で朝食を食べることにした。
昨日食べようと思っていたジャガイモが残っていたので、レンチンしてからフライパンで焼いてみた。
昨年の夏に「道の駅 美幌峠」で買った「サワークリーム スパイス」で味を付けて食べたところ、めっちゃ美味しかった。
いつもはADRIAで使っている充電式のファンをテントの中に吊るしてみた。上の方に溜まった暖かい空気をうまく循環させることが出来るので、全体が暖かくなって具合が良かった。
キャンプ道具の撤収と片付けでたっぷりと2時間は楽しんだが、14時には無事チェックアウトできた。
これから「RVパークつくば」へと向かい、明日は「フォンテーヌの森」というキャンプ場へ行く予定でいたのだが、何と、明日は「フォンテーヌの森」は休みだった。スレスレまで予約を取らないで、気ままに予定を決めるのでこの様なことになるのだが。
とりあえず、仕方が無いので、来る時に見かけた「道の駅きつれがわ」へと行ってみることにした。「サンタヒルズ」からは10km程度で、すぐに到着した。「道の駅きつれがわ」は、足湯や温泉&クアハウスまである大きな道の駅であった。道の駅の裏には河原があり、夏場はBBQエリアとなるようだ。ノエルとリオンは広い芝生が大好きなので、走り廻った。この子らにとってはキャンプ場よりもこちらの方が良いのかもしれない。この芝生の広場はキャンプ場にもなっているそうだ。
河原の奥の方には、大きなドッグランまであった。誰もいなかったので、ノエルとリオンは思う存分に走り廻ることができた。
足利氏の城下町として、奥州白河関に抜ける奥羽街道の宿場町として、栄えた喜連川の街の中心部には歴史的な観光スポットが数多くあるようだ。
道の駅の店舗も大きく、賑わっていた。
鶏出汁のシンプルな「醤油ラーメン」が特徴の「竹末ラーメン」が出店していた。あっさりテイストの正道の醤油ラーメンで、玉ネギと長ネギが添えられているのが珍しいと思った。
「パン工房 温泉パン」が出店していた。道沿いの別のところで「温泉パン」と看板出した店舗を見掛けたので、何だろうかと思っていてのだが、80年以上の歴史がある、喜連川を代表する名物パンだそうだ。明日の朝食用にいくつか購入した。
イタリアンジェラートのお店が新装開店していたので、明日のキャンプ場をどうするか相談しながら、店内で食べることにした。
一旦ADRIAに戻ったものの、これからが大変だった。冬場の平日は休みのキャンプ場が多いところに持ってきて、良いところがあったかと思うとワンコがNGだったりして、茨城県近辺では適当なキャンプ場が見つから無かった。3時間近く検索して、埼玉県に行けば「スプラッシュガーデン秩父」が営業していることが分かった。少し移動距離が長くなるが仕方ない。今日はここ「道の駅きつれがわ」で泊まることにして、キャンプ場に予約の電話を入れた。
道の駅に併設された喜連川温泉は、良質なナトリウム塩化物泉で、日本三大美肌の湯に選ばれている。ゆっくりと温泉に浸かって休むことが出来た。ひょっこりと訪れた「道の駅きつれがわ」だが、大変良い道の駅だった。