念願の秋田角館武家屋敷を観光し山形へ(9日目)

早起きをして「道の駅なかせん」の周辺を散歩した。昨晩は到着が遅くなり雨も降っていたので、道の駅周辺の様子が分からなかったが、すぐ裏側に川が流れていて散歩道があった。川沿いには桜が植えられていて、春には桜が奇麗なのだろう。

朝食をサッと済ませて、8時過ぎには「道の駅なかせん」を出発した。向かったのは、角館武家屋敷通りにも近い「かくのだて温泉」だ。この様な細い道にある比較的小規模な温泉だった。

宿泊施設の温泉を開放している。親会社は冠婚葬祭を手掛ける会社のようだ。小さいが源泉掛け流しの温泉で、早朝なので空いていて寛ぐことが出来た。このような街中に日帰り温泉があって大変に助かった。

風呂上りには駐車場を探して、JR角館駅周辺にも行ってみた。確かに無料駐車場があったが、ここから「角館武家屋敷通り」までは2km程度あり、遠過ぎるのでここに停めるのはやめることにした。

ADRIAに乗ったまま「角館武家屋敷通り」を走ってみた。おお~!これこれ。この景観を見たかった。

「角館武家屋敷通り」の近くに、「仙北市桜並木駐車場」という大きな駐車場を見つけて、10時過ぎには駐車することが出来た。温泉に浸かってこの時間というのは、当家にとっては上出来だ。

桧木内川堤の桜は立派だった。桜の季節に、武家屋敷のしだれ桜とこの桜並木を是非また見にきたい。

まずはノエルとリオンも連れて歩いてみることにした。

もみじがちょうど見頃で、黒い壁とのコントラストが他には無い美しさだった。

1時間程度「武家屋敷」を散歩して、一旦ADRIAに戻り、ノエルとリオンを留守番させて、再び人間だけでゆっくりと散策することにした。

秋田と言えば「稲庭うどん」ということで、「佐藤養助 角館店」に来てみたが、ここは販売だけで食べられるところではなかった。角館から1時間ほど南の湯沢市に「佐藤養助 総本店」があるそうだ。ちなみに、銀座にも店舗があるそうだ。

「稲庭うどん」は元々は一子相伝、門外不出だったそうだが、1972年に製法が公開されて一般に広く広まったそうだ。

稲庭うどんを食べさせる店はいくつかあったが、「お食事処 桜の里」に決めた。以前TVで見たことあるような。ここは、稲庭うどんだけでなく、秋田と言えば比内地鶏の「比内地鶏親子丼」も有名だ。

「究極の比内地鶏親子丼」は食感の強い肉とふわふわの玉子が絶品だった。

「稲庭温うどん」もレギュラーサイズで注文した。ひやむぎのような滑らかな食感だった。

妻はうどんを冷やしで、「比内地鶏親子丼と稲庭うどんセット」を頼んだ。冷やしうどんと温うどんを食べ比べた。温うどんは角が丸い感じで、冷やしは角が立った感じがして、食感の違いを楽しめた。

武家屋敷「青柳家」を見学した。重厚で格調高い造りの「薬医門」は、しだれ桜と共に角館の観光パンフレットによく載っているが、落ち葉が積もってたこんな姿も趣がある。

「神明水」には、まるで作り物であるかのように、ナンテンが実を付けていた。

池の畔の落ち葉。

怖いくらいに赤いもみじの落葉。

桜の季節も良いかもしれないが、この時期が一番なのかもしれない。

角館は「桜皮細工」でも有名だ。「桜皮細工」とは山桜の樹皮を使い、磨き上げ、美しい光沢に仕上げる伝統工芸品で、よく茶筒で見かける。記念にひとつ茶筒が欲しいと思って、「さとくガーデン」という店に入った。よくあるのは光沢仕上げのものだが、桜皮の凹凸を残したままのものもあった。更に桜の絵柄をあしらったものがあり、これを購入した。

それから、秋田の地酒を扱う「樹の下や よしなり」という店で土産に1本地酒を買った。

あちこちの土産屋で「生もろこし」というのを見掛けた。生のとうもろこしなのかと思ったが、そうではなく、「もろこし」は小豆を炒って作った秋田の郷土菓子だそうだ。「唐土庵 武家屋敷店」いう菓子店で土産に買った。家に帰ってから食べたが、しっとり柔らかで香ばしい風味だった。冷やして食べるというのが珍しい。

15時に角館を出た。途中、「道の駅 美郷」のモンベルでソックスを購入し、

イエローハットでADRIAにウィンドウウォッシャー液を入れるなどして、

以前山形の旅で一度来たことがある「道の駅天童温泉」に、19時に着いた。

周辺環境が超便利な「道の駅天童温泉」で雨宿り2連泊 – 犬連れキャンピングカー旅

下道で170km移動したので疲れた。

←励みになります。応援クリックお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です