今朝、お待ちかねのダンボール箱が届いた。今まではFUJIFILM X-T4を使っていたのだが、X-T5に更新することにした。11月8日の予約開始日に予約したので、本日11月25日の発売日に到着した。
X-T5に買い換えた理由は3点。
- 画素数が2600万画素から4020万画素に高画素化された。
- バリアングルモニターから3軸チルトモニターに戻った。
- 被写体検出AF(動物)が可能となった。
いずれも、SONY α7RIIIにはあった機能だったが、FUJIFILM機では無かったので、不自由を感じていたものだった。この点だけでX-T5への買い替えを決めた。通常では画素数は2600万画素で十分過ぎるくらいだが、ここぞという風景写真では、画素が足りないかな?と感じる時があった。チルトモニタと動物被写体検出は、ノエルとリオンをローアングルで撮影する際には、ファインダーを覗くことが出来ないので、必要だと感じていた。
同梱品は以下のようになっている。X-T4では、充電アダプターのアダプタープラグは日本仕様のものしか入っていなかったが、X-T5では各国対応のものが入っている。
外観はほぼX-T4から変更は無く、横幅と縦寸法が若干小型化されているようだ。
X100Fと並べてみると、幅はほぼ同じくらいに収まっている。ボディーの厚みがX100Fと同じ程度だ。
これが決め手のチルトモニターだ。ローアングルでノエルとリオンを追い回す時には、バリアングルでは方向をうまく決められない。
3軸チルトになっているので、縦位置でのローアングルも撮影し易い。
端子カバーはしっかりとした防滴仕様の扉方式に変更されていた。X-T4ではゴムキャップであったので、質感がアップした。
露出補正ダイヤルとリアコマンドダイヤルを回した時の感触が改善されてしっくりしっかりとした感じになった。
ただ、いろいろいじっていて気になったのは、X-T5のボディーがやけに樹脂感がしたことだ。X-T4の頃からそうだったのかもしれないが、プラスチック感が強すぎてチープだと思った。X-Pro3やLEICA M10のひんやりとした金属感が無い。X100Fも金属ボディーである。それとも、熱伝導率が非常に低い金属新素材なのか? 軽量化の為に致し方ないことなのだろう。
X-T4のボディーと共にセットレンズのXF16-80mmF4も下取りに出してしまったので、XF23mmF1.4Rを付けて試写した。
リオンにカメラを向けると、被写体検出AF(動物)が機能が働いて、リオンの目にピントを合わせる事が出来た。
眠たそうなリオンをモデルにしたが、被写体検出AF(動物)で左目にピントが自動的に合った。
ノエルがやって来たので、カメラを近づけるとやはり自動的に目にピントを合わせる事が出来た。いずれも合焦周辺を拡大して見てみると、キレキレに撮れていた。4240万画素のSONY α7RIIIで撮ったのと同等だと思われる。
三軸チルトだと、このような写真が撮りやすい。
もうひとつ、X-T5でフィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ」が追加された。気になったので、ブラケット撮影で撮影してみた。
[フィルムシミュレーション:スタンダード]
[フィルムシミュレーション:クラシッククローム]
[フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ]
[フィルムシミュレーション:スタンダード]
[フィルムシミュレーション:クラシッククローム]
[フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ]
「クラシックネガ」のような渋い色合いではなく、オレンジ系のホワッとした色合いのようだ。
ズームレンズが無くなって、しばらくレンズ沼にハマったが、XF16-80mmF4を買い直すことにした。