毎年おせち料理は百貨店のカタログから選んで頼むことにしている。今年は「京懐石 美濃吉」のおせちにしてみた。初めて食べたのだが、さすが「美濃吉」というような手の込んだもので、大変美味しかった。特に、子持鮎甘露煮とか鰻山椒煮、棒鱈旨煮など魚料理が美味しかったように思う。
朝から日本酒が進んだ。昨年はADRIAで出掛けて、「道の駅富士吉田」で年越しをしたものの、バッテリー不具合でツアーを中断して帰って来るという残念な正月だったが、今年はなんとのんびりとした年越しだったことか。
テントを予てから欲しいと思っていたが、どれを買ったら良いか決められずにいた。年末の買い出しに行ったスーパーで、候補だったテントが張った状態で展示されていたので、イメージがはっきりしたこともあって購入することにした。買ったテントは、「ColemanツーリングドームST」。このテントを選んだ理由は、主に以下7点。
- コストパフォーマンスが高い。
- 比較的軽い。キャンプ場があればキャンプをするというスタイルなので、常にADRIAに積んでおく必要があり、軽さが重要。
- 入手し易い。発売後すぐに完売してしまって、後は転売品を高値で買うしかないようなものは買えない。
- 一人用で小さい。妻とノエル&リオンは、基本はADRIAで寝るので、ソロ用で十分。小さいテントであれば、自宅のバルコニーで家キャンプをして遊べる。
- 自立式である。途中で移動することが出来るので、設営が楽。自宅のバルコニーに置くことが出来る。
- キャンプ場でノエル&リオンを入れておける。先般の「北軽井沢スウィートグラス」で、寒くて外に出してやれなかったことの反省。
- 薪ストーブ対応とか、Bug-truck対応とかを考えていると、いつまでも買うことが出来ないので、とりあえずテントを買ってみる。
キャンピングカー乗りはキャンプが得意かと言えば、そうでもない。キャンプ場にキッチンやトイレやシャワー、ベッドを持って行こうという発想なので、究極のインドア派かもしれない。テントを買ったのはこれが初めてだ。テントで寝たのは、小学校の林間学校で経験した程度だ。
ほろ酔いで、開梱して試し張りを始めた。この様なバックに全て収納されている。
ポールとペグの入った袋がインナーテントとフライシートの中に入っている。
ペグが13本とロープが4本入っている。
黒いメインポール2本とグレーのフロントポール1本が入っている。このポールはグラスファイバー製で、重くて弱いとあまり評判が宜しく無いようだ。ネットの情報によると、DIYでアルミ製の物に変えることもできるそうだ。
インナーテントとフライシートは収納袋の幅に折りたたまれて、さらに三つ折りになっている。
試し張りするのは、バルコニーのこの場所なのだが、ここに入るのかどうか少し不安になった。
テーブルを他にかわして、インナーテントを敷いてみると、なんとか入りそうな感じだ。
メインポールとグレーのフロントポールを組み付けるのは簡単で、数分でここまで出来た。
フライシートを上に被せる。
フライシートの四隅のフックをインナーテントのD型リングに留めるのがポイントのようだ。
フロントシートを開ける。
フライシートに付いているマジックテープをポールに巻き付ける。
ここら辺まで出来てくるとさすがに狭いので、ソファー2脚もかわした。
フロントシートを3枚ロールアップしてみた。この状態で、スーパーに展示されていた。イメージしていた通りバルコニーに設置することが出来たので、一安心した。
リオンが近くにいたので、テントの中に入れてみたが、慣れないことなので怪訝そうな顔をしていた。
テントの向きを変えてOzpigの方を向かせてみた。
なんだが、キャンプが出来そうな雰囲気になってきた。広い庭があったらこんな苦労はしなくても良いのだろうが、この辺りでは望むべくもない。
ノエルとリオンを入れてみたが、緊張気味だ。
特にノエルはビビリなので、カチコチになっていた。
部屋の中から見た状態。おお!泊まりたくなってきたぞ。「自宅バルコニーキャンプ場」と呼ぶことにしよう。
その後は、ノエルとリオンを散歩に連れて行った。年末はバタバタしていたので、久しぶりのお散歩だ。目黒川はあまり人影は無くひっそりとしていた。
西郷山公園に行ってみると、ちょうど日没の時間で、天気が良かったので奇麗に富士山が見れた。やはり正月は富士山だ。正月明けに富士山に行きたくなってきた。
T-SITEは若者が大勢いて賑やかだった。
帰り道に、最近できた「VERMICULAR FLAGSHIP SHOP」の前を通ったが、残念ながら休みで、1月4日からの営業だそうだ。また来よう。