能登半島の旅⑩輪島・氷見・平湯温泉(12日目)- 犬連れキャンピングカー旅

12日目は、輪島の朝市を観光した後に、帰路に就くことにした。高速道路で帰るなら上越経由になるのだが、道は険しいが「平湯温泉」を経由して最短経路で帰ることにした。

目を覚ますと予報に反して雨は降っていなかったので、朝の散歩に出た。駐車場は「ホテルルートイン輪島」に隣接している。

道の反対側には昨晩夕飯を食べた「能登味処 㐂芳」と「輪島キリコ会館」がある。港まで歩いたところで雨が降り出したので、慌ててADRIAに戻ってきた。

朝食が終わっても雨は降りやまないので、傘をさして朝市に出掛けることにした。駐車場には大型観光バスが2台着いて、観光客が傘をさしてぞろぞろと出てきている。出先で大型観光バスを見るのは久しぶりだ。

「日吉酒造店」で能登輪島の地酒を買った。

やはり活気は今一つ。

きゅうりだけを売っているおばあさんから、きゅうりを購入。ADRIAにはもろみや酢味噌を常備してあるのだ。

「旧輪島駅」をADRIAの中から観光して、高速道路を使って寄り道はしないで氷見へ向かった。

2年振りに「道の駅 氷見」にやってきた。幸いなことに氷見はまだ雨は降り出していなかった。中学校の観光バスも来ており賑わっていた。

こうしてみると、温泉もあり、緑もあり、店舗や食事処もあり、良い道の駅だと思った。

以前に来た時に入った「きときと亭 三喜」も健在だった。

今回は道の駅ではなく、「きときと寿司 氷見本店」に行きたいと思っていた。以前来た時はテイクアウトだったので、いつかは店で食べたいと思っていたのだ。

ほたるいか、かに三貫など、その時々にしかないメニューもある。氷見の旬の魚を集めた三貫握り等腹いっぱい食べた。

それなのに、お会計は予想の半額程度だった。これは人気店であり続けられるはずだと思った。

15時には氷見を出発したが、この後が大変だった。富山の市街地を抜けて、国道41号線から国道471号線を雨の中ひたすら登って、「平湯温泉」に着いたのは18時半くらいになった。ノエルとリオンに夕飯を食べさせてから、ゆっくりと温泉に入ることにした。

「ひらゆの森」に来るのは何度目になるのか忘れたが、今回が一番空いていた。以前に来た時、コロナ前だったが、いくつもある露天風呂のいずれにも人がミチミチに入っていてげんなりとしたことがある。今回は大きな温泉がほぼ貸し切り状態で、好きな風呂に好きなだけ入ることが出来た。のんびりと2時間くらいは入っていたかもしれない。

「平湯温泉」は車中泊が出来る場所がないので、一番近くの「道の駅 風穴の里」まで行く事にした。距離27km程度なのだが、急な下り坂で幅も狭くカーブがきつい。雨も降っている。おまけに、細いトンネルやダムの上まで通らなくてはならないので、夜は走りたくなかったが、仕方ない。大大名行列を作って安全運転で移動した。22時には無事「道の駅 風穴の里」に着いた。

輪島の朝市で買った生酒ときゅうりで晩酌をして、早目に休んだ。

12日目のまとめ。輪島から「道の駅 風穴の里」まで、半分以上は険しい道を234km移動した。

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