能登半島の旅⑥富山・和倉温泉(8日目)- 犬連れキャンピングカー旅

8日目は、富山ブラックラーメンを食べて、富山の街を経由し、和倉温泉まで行く計画だ。いよいよ能登半島に入る。

昨晩は気が付かなかったが、「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」は非常に大きな施設で、レストラン、お土産屋は当然のことで、ほたるいかミュージアム、富山湾観光船、プール、海洋深層水施設まである。

朝食の前に、ノエルとリオンを連れて長めの散歩に出掛けた。海に沿ってウォーキングコースが整備されているが、さすがに片道4.5kmは長いので、遠慮しておいて反対方向の堤防を歩くことにした。

天気が良いので、富山湾の対岸の氷見あたりも薄っすらと見えるた。

リオンは海に興味を示すのだが。

ノエルは玉石の上にも来たがらない。

おいでと言っているのに、足を踏ん張って嫌がる。

リードを緩めると、そそくさと逃げていく。リオンに笑われているぞ。

「富山ブラックラーメン」の元祖はどこなのか調べると、「西町大喜」だそうだ。しかし、街中にあるようで、ADRIAを停めるのに苦労しそうなので、「大喜根塚店」に行く事にした。

11時開店とのことで、「道の駅 なめりかわ」を10時半頃に出発した。開店直後だったので、他に迷惑が掛からない場所に停めることが出来た。

メニューはラーメン大とラーメン小しかない。事前情報で、ご飯と一緒に食べるのが良いとの事だったので、ラーメン小とライスを注文した。

かつて塩分補給の為に塩味が濃いのだとのことだが、麺だけでなくチャーシューがライスとの相性が良い。

後ほど調べてみると、「元祖・西町大喜」は、大喜の創業者である高橋是康氏亡き後、屋号とレシピを買い取った企業が経営しており、味が変わったとの評価もあるそうだ。一方、「直系・大喜根塚店」は、大喜創業者の高橋是康氏より正式に暖簾分けされたお店で、最初に手ほどきを受けてから現在に至るまで、50年以上にわたり味を守っているとのこと。

その後は、子供の頃おばあちゃんの家でよく食べたので懐かしいと言うので、富山のお菓子「月世界」を買いに行った。「月世界」は、明治30年創業、口当たりのよい上品な菓子で、富山を代表する銘菓だ。

前回富山に来た時には、「富山環水公園」に行ったので、今回は「高岡古城公園」へ行く事にした。「高岡古城公園」は、市街地のほぼ中心部に位置しており、加賀前田家二代当主、前田利長が築いた高岡城の城跡を、明治以来公園として開放されたもので、富山の人に親しまれている公園だ。平日であったからと思うが、「小竹薮駐車場」に停めることが出来た。

高岡古城公園は、3つの水濠に囲まれており、水濠はほとんど築城時のままに残されているそうだ。豊かな水をたたえた水濠公園となっている。

ここは「本丸広場」で、天守があった場所だそうだ。

その後は、一路「七尾」まで移動して、「道の駅 能登食祭市場」を下見してから、「和倉温泉」に到着した。少し早かったが、夕食を食べることにした。「和倉温泉 加賀屋」の手前にある「能登海鮮丼 みとね」に決めた。

海鮮丼に好きなネタを追加できるというのが面白い。

二人とも「旬鮮みとね丼」にした。それぞれのネタが大きくて、刺身を食べているようだった。金箔がまぶしてある。

丼の右下に赤いのが二切れあるが、これがコリコリした感じで歯ごたえがあり、美味しかった。磯の香りが口いっぱいに広がる。初めて食べたので、何という貝だか分からなかった。

後でネットで調べてみると、「赤西貝」というのだそうで、主に生息しているのは七尾湾。ここでしか食べられないものだということが分かった。そのため、それ目当ての観光客もいるほどなのだそうだ。

「和倉温泉」には古くから共同浴場「総湯」があり、これを楽しみにしてやって来た。「総湯」では高温で湧出する温泉を熱交換器で冷まして、加水することなく利用しており、また源泉かけ流しとのこと。

この後は、「道の駅 能登食祭市場」へ戻り車中泊とした。

8日目のまとめ。滑川から和倉温泉まで、118km移動。

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