岩岳、青木湖、八方、栂池と当初目標としていたことが全て出来たので、さて、これからどうするか? そうだ。能登半島へ行こう! 2年前のツアーで行ったのは金沢、千里浜、氷見だけで、能登半島の根元しか周れていなかった。
3泊お世話になった「白馬倉下の湯カーステイパーク」を11時過ぎにチェックアウトして、まずはコインランドリーに行った。昼過ぎには洗濯が終わったので、白馬駅の近くにある「大出公園」へ散歩に行くことにした。流れている川は「姫川」で、糸魚川で日本海に注ぐ川なのだが、源流に近いので小さな流れとなっている。雲が掛かっていて白馬三山が見えないが、「大出の吊橋」の背景に北アルプスを望む絶好の撮影ポイントだそうだ。
「大出の吊橋」を渡って散歩してみたが、店は閉まっていて特に何があると言う訳では無いようだ。
それよりも、リオンがまたいつものようにチジミザサの種を体中に付けているのに気が付いた。草むらに突っ込んでいくからこういうことになるのだ。秋はこの種がベトベトになるので更に取るのが大変だ。
「スノーピーク ランドステーション白馬」に寄ってみた。ノエルとリオンはAirBuggyに乗せて入店した。
このテラス席から白馬の山並みが見えるはずだが、今日は午後から雨が降る予報となっていて、雲が掛かって見えない。昨日無理して「栂池自然園」を訪問して良かった。
テラス席の日差しが強かったので、AirBuggyに乗せて店内に入れてもらった。
こんなところに、白馬村のキャラクター「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世」が座っていた。
広いイベントエリアにはテントが数多く展示されている。この隣は宿泊して、スノーピークの製品を体験できるキャンプエリアとなっていた。
隣接して「みみずくの湯」という入浴施設もある。しかし、キャンプをするには街中過ぎるのではないか。
15時過ぎに白馬を出発して、日本海側を目指した。その頃には予報通りに雨が降り出した。特に目的地は決まっておらず、どこかで夕食を食べて、良さそうな道の駅に着ければ良いという感じで走った。
白馬から糸魚川までの148号線は、洞門が続くカーブの多い険しい道だった。「道の駅 親不知」、「道の駅 市振」を経由したので、糸魚川からは高速道路を通らずに、国道8号線を走った。「親不知子不知」周辺も洞門が続く、怖い道だった。
「道の駅 親不知」、「道の駅 市振」のレストランは既に終了していて、駐車場も暗くて寂しいところだったので、パスをして「道の駅 なめりかわ」に行く事にした。夕食を食べるところが無く、ADRIAの中でインスタントラーメンかと覚悟したが、調べてみると、北陸自動車道の「有磯海SA」のレストランがまだ営業しているとのことで、高速道路に入った。「道の駅 なめりかわ」に行く途中にあり無駄も無い。
すれすれで「有磯海SA」に着いて、まともな夕食にありつけた。甘えび、ます寿司、氷見うどん等富山の名物が入った定食にした。
20時半頃には「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」に到着した。この頃には雨は上がっていた。この道の駅は大きくて、奇麗な道の駅だった。住宅地にも近く明るいので安心だ。ここを本日の車中泊地とする。
ノエルとリオンを道の駅周辺を散歩させた。この後は、「栂池ロープウェイ」の駅で買った日本酒「栂の森」をいただく。この酒は、雪の中に埋めて熟成させたという限定の純米吟醸酒だ。アテは「有磯海SA」で買ったしろえびせんべいと滑川名物のほたるいかの素干し。白馬と富山のコラボは素晴らしかった。キャンピングカーならではの楽しみだ。
7日目のまとめ。白馬から滑川まで、120km移動。