青森ツアー5日目は、「カーファクトリーターボー」さん訪問の日。6日目には、津軽西海岸に向かうことにした。
5日目の朝は、「ガタッ」とADRIAのボディーを叩く物音で目が覚めた。台風の影響の突風でオーニングが巻き上げられて脚がボディーに当たったようだ。しかし、雨はまだ降っていなかったので、急いでキャンプ道具を撤収した。朝食には昨日「シェアンジュ」で買った「絹の食パン」を食べることにした。
写真を撮っていると、リオンが絡んでくる。
朝食の片付けをしている時には、予報通りに雨が降り出した。昼過ぎには激しい雨になった。そんな中、「カーファクトリーターボー」さんと打ち合わせ。メンテナンス、車検、納期、細かい仕様などについて確認させていただき、見積書を頂くことにした。仕様を確認して注文書に署名すれば、正式発注となるとのことなので、青森ツアー中に再度訪問することとなった。
青森観光の情報を教えてもらったり、Bug-truckへの薪ストーブ設置方法、最新の仕様変更内容を見せてもらったり、また、車高実測確認等々親切にご対応いただいた。「カーファクトリーターボー」さんを後にして、昨日同様にAEONモールで食料を買い出しして、津軽西海岸の「道の駅 ふかうら」へ向かった。この頃には台風は通過した模様で、雨が上がった。
18時に「道の駅ふかうら かそせいか焼き村」到着。台風は通過したものの夕方でもあったので、どんよりだった。
雨上がりの防波堤でノエルとリオンを散歩させて、あとはADRIAの中で明日からの旅程を相談した。
5日目のまとめ。つがる市から西海岸まで50kmの移動。
6日目は天気予報通りに、快晴! 気持ちが良かったので、ノエルとリオンの朝の散歩で湾の端まで歩いた。
朝食は、青森のご当地パン「イギリストースト」。食パンにマーガリンとグラニュー糖を塗ったというシンプルなものだが、青森で長く愛されている。
写真を撮っていたら、またリオンが絡んできた。
「道の駅ふかうら」は正式には「道の駅ふかうら かそせいか焼き村」と言っていか焼きが名物だ。道の駅が開店したので、勇んで買ってきた。
10時には「道の駅 ふかうら」を出発し、「不老不死温泉」の場所を下見して海岸線の道を走っていたところ、見晴らしの良い場所があったので、ADRIAを停めてみた。
ちょうど、1時間に1本走る五能線が通過して、写真に収めることが出来た。
国道101号線を離れて、急な山道を登っていくと、世界遺産白神山地の入口となる「十二湖」に到着した。平日で空いていたので、待たずに「森の物産館キョロロ」の駐車場に停めることが出来た。出来るだけ日陰になる場所に停めて、ノエルとリオンはお留守番。「十二湖」は、抱っこなら可との情報もあるが、原則ペットの立ち入りは禁止されている。駐車場から「青池」まではゆっくりと歩いて30分も掛からなかった。道もほとんど平坦だった。
白神山地のブナの森からの湧き水によって不思議なコバルトブルーをしている。池の中に倒木が腐らずにあるので、じっと見ていると、反射して映る周囲の木々との区別が付かなくなって、引き込まれるような感覚に捕らわれる。小さな魚が飛ぶように泳いでいる。
行ったことは無いが北海道にも同じような池(神の子池?)があったなと考えながら、「青池」を後にした。ちょうど昼時だったので、「十二湖」から下ったところにある「アオーネ白神十二湖」に寄った。ここは、宿泊施設、入浴施設、物産館、レストランを備えた施設だ。「レストラン アカショウビン」で、ご当地メニューにしようとしている「深浦マグロステーキ丼」にしようかと思ったが、「おすすめランチ」にした。ボリューミーで腹いっぱいになった。夜は軽くしとかないと。。。
「是非、不老不死温泉に入りたい。ここまで来て、温泉に入らずに帰れるか!」と言われてやって来たが、実際に見てみるとこのレイアウト。しかも混浴。おじさんが大の字で海を眺めている。流石にハードルが高く、心が折れたと言うので、写真を撮って今回はパスすることにした。
国道101号線を五所川原に向かって北上していたところ、美しい海岸線に可愛い駅舎があるのを偶然見つけた。どうも国道101号線の本線から外れて、旧国道に入ってしまっていたようだ。思わず、ADRIAを停めて写真を撮りにいった。後から知ったのだが、秘境駅、海の見える駅、として有名なスポットだった。
五能線「轟木駅」。首都圏にも海に面した駅舎も無いレトロな駅はあるにはあるが、周囲の環境が全然違う。駅舎がほぼ真西を向いているので、夕日がきれいだろう、荒々しい日本海に面しているので、冬はどんな様子なのか、色々と思いが巡る。冬の夕方に訪れたいものだと後ろ髪を引かれながら、「轟木駅」を後にした。
まだ明るかったので、「鶴の舞橋」で有名な「廻堰大溜池(津軽富士見湖)」でノエルとリオンを散歩させることにした。「鶴の舞橋」周辺は車が停め難かったので、少し離れたところにADRIAを停めた。近所の人も車で愛犬を散歩させにきている。通称「津軽富士見湖」と呼ばれるだけあって岩木山が裾野まで奇麗に観れた。
お留守番がちな日であったので、1時間くらい溜池の周囲を散歩した。
この日は、五所川原市にある複合型ショッピングセンター「エルム」の近くにある「エルムの湯」に寄った。街中にも関わらず、天然温泉かけ流しでしかも大人¥440。青森は豊かだなあと思いながら、車中泊場所の「道の駅 つるた」へと向かった。
6日目のまとめ。西海岸から戻ってきたので、135kmの移動。