今度のコット台はパイプ製

ADRIAの運転席と助手席の間にエアバギーのコットを設置する際の台については、いろいろ工夫していたものの改善したい点も多かった。特にコットの着脱の不便さには問題があった。そこで、今度はエアバギーの構造を模したデザインにすることにした。

エアバギーのコットの構造を見ると、2本の棒が水平に設置された構造となっている。前側の棒にフックを引っ掛け、

出典:エアバギーHP

次にクリップで後ろの棒を挟み込む。

出典:エアバギーHP

このエアバギーと同じパイプ構造にすれば、着脱はスムーズに出来るはずだ。まず知りたいのは、この棒の太さだ。ノギスがあれば問題無かったのだが、あいにく手元に無かったので、厚紙に切り込みを入れて、自作ノギスを作った。

現物のエアバギーを計測してみた。ちょうど、22mmの隙間にぴったりと入った。棒と棒のピッチは253mmだった。

これを基に、直径22mmのアルミパイプで次のような構造を考えた。アルミパイプや接続金具、先端のキャップなどを調べていると、G-Funという製品がある事が分かった。六角レンチで組立てられ、精度も高そうだ。何より、ブラックアルマイト仕上げ仕様もあり、デザインも良い。

出典:SUS株式会社HP

パイプの太さは3種類あり、一番細い19mmのシリーズが使えそうだ。そこで、G-Fun用の設計図面というか、いい加減な手書きメモを作成した。G-Funのメーカーサイトでは寸法を指定して、パイプの切り売りにも対応してくれる。必要なパイプ部材の寸法と数量、接続用の金具の仕様と数量を決めて発注した。一週間程度で届くそうだ。

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