大腿骨頭壊死症(レッグペルテス病)その1

ノエルは大腿骨頭壊死症(レッグペルテス病)と診断され、「大腿骨頭切除術」を受けた。

長いこと、ノエルのこの病気については、ブログに書く気持ちになれなかったが、手術後約8ヶ月が経過して、ノエルの術後の回復がはっきりとしてきた事もあり、手術を受ける前に数多くのブログやホームページを参考にさせていただいて、大変に役立ったことから、同じ病で不安になられている方に少しでも参考になれば、との思いから、まとめておくことにした。できるだけ具体的に正確に記述するが、素人であるので、体験談として参考にしていただければと思う。

まず、調べたことをまとめる。

大腿骨頭壊死症とは、レッグペルテス病とも呼ばれ、犬の後足にある大腿付け根の骨(骨頭)への血液の供給量が不足し、骨頭が壊死することによって起こる。両足で起こる場合もあるが、多くの場合片側だけに起こり、1 歳以下の成長期にある小型犬で発症が多く見られるとのこと。原因は不明。症状としては、片足を軽くしか着けない歩き方をしたり、足をあげたまま3本足で歩く状態になる。進行性の病気のため、外科治療を行うことになる。手術は多くの場合大腿骨頭を切除する手術「大腿骨頭切除術」になる。

このレントゲン写真は、手術前に撮影したノエルの実際の写真だ。ノエルは右足が悪かったので、写真では左側になる。骨盤の丸い凹みに入る太ももの丸い球状になった部分が大腿骨の骨頭である。この部分が壊死してしまうそうだ。だが、一見したところでは問題が無さそうにも見える。症状によっては、ギザギザになっていたり、ヒビが入っていたり、骨折してしまっていることもあるそうだ。

ノエルはもうすぐ4歳になるが、異常に気付いたのは、1歳になって直ぐの頃だった。特に朝起きて直ぐの時間帯に右足を突かずに折り曲げたまま、3本足で歩くことがたまにあった。かかりつけのクリニックでレントゲンで確認をしてもらった。1歳4ヶ月になった頃、関節に良いサプリ注射を週に1回のペースで合計5回の注射をする治療をしたが、あまり改善されなかった。かと言って、その後は特に具合が悪くなることは無く、ほぼ同じ状態を維持していた。1年以上様子見をしたことになるが、ノエルが3歳になった頃、3本足で歩くのが治らないため、かかりつけの先生に相談したところ、精密検査を勧められた。

紹介された病院は「日本動物高度医療センター」。二子玉川駅から多摩川を渡ったあたりにある。2018年12月初旬に検査を予約した。検査機器も最先端のものを使用しており、スタッフや体制を含めいかにも高度医療という感じがした。駐車場に停まっている車のナンバーからして、全国の様々な地方から来院しているようだった。建物の最上階の大きくて綺麗な待合室で2時間程度待っていると、その日のうちに診断結果を教えてもらえた。レントゲンとCT検査の結果、大腿骨の骨頭に少し平らな部分があり、少しギザギザしているとのことで、症状から見ても「大腿骨骨頭壊死症」と診断された。

「大腿骨骨頭壊死症」というのはその時初めて聞いた。ショックだった。ネット上の情報を調べまくった。どこをどう調べても「大腿骨頭切除術」をするしかないとの結論だった。

しかし、納得がいかない。この写真は、精密検査を受ける一週間前のノエルだ。笑顔で走っている。どこが悪いというのか。手術をしたら、走れなくなってしまうのではないか。手術を受けさせる決断は出来ない。

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