ついに車で行ける日本最北東突端地に至る – 2025北海道 犬連れキャンピングカー旅(18日目)

今日は知床半島で車で行ける最東端にある「相泊」まで行ってから、「知床峠」を越えて、知床半島のオホーツク海側にある「ウトロ」に移動する。

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「道の駅羅臼」で目を覚ますと、目の前にクッキリと「国後島」が見えた。その距離は約26km。この春、熊本から雲仙普賢岳を臨んだ景色にそっくりだった。近い。

朝食はヨーグルト。北海道で手に入るヨーグルトはどれも美味しいのだが、この「サツラク」の生クリーム仕立てのヨーグルトがまるでチーズケーキをのようで一番美味しい。自宅の近所でも手に入れば良いのだが。。。

11時過ぎに「相泊」に向けて「道の駅羅臼」を出発した。未舗装の細い道かと思っていたのだが、予想外に綺麗な2車線の道路が続いていた。浜が続いて住宅や番屋があった。

やがて滝と急峻な崖が見えてきた。「セセキの滝」と言うらしい。

この崖の下を全速力で走り抜けると、最北東端地である「相泊」に着いた。

「知床半島」のかなり突端に近いところまでやって来た。

舗装された道路はここまでだ。『この先行き止まり』、『キケン道なし』の看板がリアルだ。

ここからはヒグマの高密度生息地ですべて自己責任の世界だ。

海が泡立って少し褐色になっており、なんとなく美味しそうな香りがした。

海岸には海藻が沢山打ち上げられていた。これがあの羅臼昆布に違いない。

ノエルとリオンもここまで来ました。

「北の国から」で借金を抱えた純が隠れ住んでいた番屋のロケ地がこの先30分ほど海岸線を歩いたところにあるそうだ。一人で見に行ってみたいとも思ったが、つい先日羅臼岳の登山者がクマに襲われて死亡するという事故があったばかりなので、止めておくことにした。

この広場の片隅に雰囲気のある番屋があったので、きっと純の番屋もこんな感じなのだろうと満足することにした。

再び「羅臼」の街に戻ってきて、「純の番屋」にやって来た。こちらの純の番屋」は「羅臼」の市街地に本物の番屋を再現したもので、丼や定食などの食事ができるお店だ。本物の「純の番屋」は平屋だったように思うが、外観の雰囲気はよく再現されている。

当然のことながら、内装はドラマとは全然違う。

メニューはこんな感じだが、昨日道の駅で丼物を食べたので今日は定食物を食べることにした。

貝好きな妻は「らうすつぶ刺身」を注文した。

「ほっけ定食」と「焼きんき定食」を注文して、シェアして両方を味わうことにした。

「ほっけ定食」

「きんき」は北海道の太平洋側やオホーツク海に生息する深海魚で、漁獲量が少ないため高級魚とされている。一昨年釧路の炉端焼きで食べたことがあるが、この値段の2倍していたと思う。

「羅臼」ならではの物をいただけたので満足して「羅臼」を後にした。

「知床峠」では残念ながら「羅臼岳」には雲が掛かっていて裾野が僅かに見える程度だった。さらに残念なことに、クマ出没の為として駐車場の利用が出来なくなっていた。

つい最近この近くの登山道で死亡事故が起きたばかりなので、仕方が無いと諦めた。

峠を下ってオホーツク海側に出た。同じ「知床半島」ではあるが、「ウトロ」側は「羅臼」側よりも明るい雰囲気がする。夕陽が見えるからだろうか。

15時半に「道の駅ウトロ」に着いた。

一昨年の旅ではこの道の駅はスルーしてしまったので、今回が初の訪問になる。

今回は「フレペの滝」を見に行きたいと思っていたが、本日のところではクマ出没の情報は無く何とか訪問できそうだ。

日帰り温泉の情報もあった。結構多くのホテルが日帰り入浴を受け入れているようだ。ホテルではなく入浴専用の施設である「夕陽台の湯」に行くことにしようか。

ノエルとリオンを連れて散歩に出掛けた。港の反対側の丸っこい岩山が有名な「オロンコ岩」だろう。

ノエルとリオンに夕飯を食べさせて、予定通り「夕陽台の湯」にやって来た。ちょうど夕焼けが綺麗な時間帯だった。小さめの内湯と露天風呂がある良い温泉で、空いていてほとんど貸切状態だったので寛ぐことが出来た。

夕食は質素にインスタントラーメンだ。道の駅根室で買った「花咲がにラーメン」と「根室さんま節らーめん」。

【本日のまとめ】「羅臼」から「相泊」を往復して、「知床横断道路」で知床半島を横断して「ウトロ」まで75kmの移動。

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