犬連れで島原城と島原の旧街並みを楽しむ – 2025九州 犬連れキャンピングカー旅(22日目①)

ようやく天気が回復したので、今日は島原城と旧武家屋敷の街並みを観光することにする。

←励みになります。応援クリックお願いします。

昨晩の雨は激しかった。雨が強かっただけでなく、風も今までの車中泊歴の中でも最高レベルだったが、それが嘘だったかのような青空になった。

「雲仙普賢岳」の頂上付近にある「平成新山」と呼ばれる溶岩ドームがよく見えた。それにしても不安定な形をしていて、今にもこちら側に崩れてくるのではないかと心配になる。

ノエルとリオンを連れて散歩に出て、昨日見れなかった屋内に保存展示されている土石流被害家屋を見学させてもらった。

ノエルとリオンはお待ちかねのドッグランで元気を取り戻した。

この旅始まって以来、ずっと有明海越しの「雲仙普賢岳」を追っかけてきたような気がするが、間近に「雲仙普賢岳」を背景にしてADRIAの記念写真を撮った。

久しぶりに「野点セット」を出してきて、のんびりとコーヒーを淹れた。

12時に「島原城」の天守閣のすぐ近くの駐車場に着いた。「島原城」は明治維新後の廃城令により解体されたが、1964年に天守閣が再築された。

この駐車場の一部にはRVパークがあり、天守閣のこんな近くで車中泊が出来るようになっていた。昨年訪問した大分県竹田の「岡城」にもRVパークがあったので、九州の城はRVパーク設置に積極的なようだ。

この駐車場から有明海が見えた。対岸は熊本の玉名市「草枕山キャンプ場」のあたりか。

天守閣の中には犬連れでは入れないが、城内は連れて歩くことができた。そのまま城壁の外に出て、「武家屋敷」の散策に行くことにした。

「島原武家屋敷」と呼ばれる「武家屋敷町並み保存地区」にはほんの数分で到着した。

石垣に囲まれて真ん中に水路が通る街並みが独特で、ずっと訪問したいと思っていた場所だ。

場所によっては、水路沿いの緑が綺麗なところがあった。

リオンが写真撮影に付き合ってくれた。

奥の方で結婚記念写真の前撮りをしていたが、ノエルとリオンも負けずに記念撮影をした。

一部の家屋は内部が修復保存されて公開されていた。

灰色の切石を亀甲状に積み上げ、上部に割石を積むのが特徴だそうだ。

一旦、ADRIAへと戻り、ノエルとリオンにはお留守番してもらって、島原名物の「具雑煮」を食べようということで、「島原城」の前にある「姫松屋」へとやって来た。

島原地方の雑煮は具だくさんで、山の幸、海の幸がいっぱい盛り込まれているのが特徴だそうで、一説には考案者は天草四郎時貞ともいわれているそうだ。 山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊き、約3ヶ月も原城に籠城したと言われている。

島原名物「具雑煮」、着ました。

鶏肉、アナゴ、シロナ、レンコン、ゴボウ、凍り豆腐、椎茸、卵焼き、丸もち、春菊など、まさに具だくさんだ。

島原の名物料理を食べられて大満足だったので、引き続いて、同じく島原の名物である「かんざらし」を食べようと思って「銀水」という有名店に行ったのだが、駐車場が狭くて第二駐車場にも停めることすら出来なかった。諦めきれずに何度かウロウロしたのだが、結局停められず、近所にコインパーキングも無かったので、泣く泣く諦めた。大きな車のデメリットが出てしまった。😑

気を取り直して、『日本一海に近い駅』と言われる「大三東駅」を見に来た。キリンレモンのCMで有名になったそうだ。

黄色いハンカチが飾られているのは、「幸せ祈願スポット」として、訪れた人たちが願い事を書いて掲げていくという習慣があるからとのことらしい。

確かにホームの向こうに有明海が広がっている。しかし、『日本一海に近い駅』としては、青森 驫木駅の方が絵になるのではないか。対岸は見えないし。

犬連れキャンピングカー青森の旅③(5-6日目)Bug-truck契約・青池

その他、愛媛県 下灘駅もなかなかのものだ。ただ、島影が見える。

下灘駅を観光し道後温泉で松山鯛めしを頂く – 2023四国犬連れキャンピングカー旅(21日目)

本当に『日本一海に近い駅(ホーム)』であれば、「新芝浦駅」か「海芝浦駅」なのだろうと思うが、全く絵にならないので除外されているのだろう。

とかなんとか考えつつ、昨日大雨の中「小地獄温泉」に登ったのとは違う道で「雲仙地獄」へと向かった。

昨日は霧でよく見えなかったが、「雲仙地獄」の近くではミヤマキリシマ等つつじが綺麗だった。

(つづく)

←励みになります。応援クリックお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です