今日は快適な「道の駅おおとう桜街道」を出て、八女茶で有名な八女にある「奥八女焚火の森キャンプフィールド」でこの九州旅で初のキャンプをする。
今日の朝食は道の駅で買ってきたイチゴとヨーグルト。福岡県はイチゴの名産地なので、美味しそうなイチゴがリーゾナブルな値段で手に入るのが嬉しい。
比較的早く、と言っても10時半だが、2泊お世話になった「道の駅おおとう桜街道」を出発した。久留米を抜けて一般道を2時間走り、八女市のうどんの名店「桐乃家」に到着した。
ちょうど昼飯時だったこともあり駐車場はいっぱいだったものの、運が良いことにADRIAを停める事が出来た。
店の一番人気の「肉とごぼう天うどん」を注文した。同じ肉うどんではあるが、先日食べた「今浪うどん」とは違って、あっさり味の澄んだ汁で肉も薄切りのものだった。麺はやはりコシというよりはふっくら柔らかめであった。
このお店の特徴は、マカロニサラダをはじめもやしやワカメ、おから等の総菜が食べ放題となっていることだ。中でも、このおからがとても美味しかった。
一味に加えて「液体柚子こしょう」というのが置いてあったのが珍しかった。これを入れるとより汁があっさりと美味しくなった。
大満足で店を出た。また来たいと思えるお店だった。
八女に来たからには茶畑を観ようということで、「八女中央大茶園展望所」にやって来た。
「八女中央大茶園製茶(八女中央茶共同組合)」が運営している無料の展望台だ。
一面に広がる茶畑を背景にノエルとリオンの記念撮影。
展望所にあるカフェでベタながら、「抹茶ソフトクリーム」をいただいた。
早いところキャンプ場に着きたいと思ったが、途中に「黒木の大藤」というのがあり、ちょうど「令和7年度八女黒木大藤まつり」が開催中だったので少しだけ寄ってみることにした。
ちょうど見頃の時に当たったようで、大変な人出だった。出店も数多く出ていて賑やかだ。
確かに素晴らしい藤棚で、この様な立派な藤は見たことが無い。
行き当たりばったりの旅で、この様な絶景に出会えると嬉しくなる。
周囲の皆さんに『かわいい~!』『お利口さんね!』と声を掛けてもらいながら、記念撮影。
鯉の泳ぐ水路沿いにあった「後藤酒造場」で「純米吟醸 金襴藤娘」を購入した。
本日の目的地の「奥八女焚火の森キャンプフィールド」に着いたのは、15時45分になってしまった。サイトは川を挟んで両側にあり、向かい側には綺麗なコテージが建っている。
トイレとシャワールーム、炊事場が一体となった建物の直ぐ近くのサイトにしてもらった。
ノエルとリオンにはADRIAの中に入っていてもらってテントを設置した。
今回は「MINIMAL WORKS」の「シェルターG」を持ってきた。
テントを立ち上げてから、川の近くに降りてみた。
川の中の石に飛び移れて得意満面のリオン。😁
綺麗に芝が整えられていて、ノエルもニコニコ顔だ。
大変に綺麗な炊事場だった。当然のようにお湯も出る。
トイレも非常に綺麗だった。
お肉の自動販売機は地域色が出ていて、馬刺しとホルモンが中心だった。北海道では羊肉の自販機だった。
まだ明るかったので、キャンプ場の周辺を散歩してみることにした。
標高が270m程度あるので、まだ八重桜が満開だった。
キャンプ場から5分程度歩くと「霊厳寺」の入口に着いた。
明国から持ち帰った茶の実を植栽し、栽培と製茶の指導を始めたことから「八女茶発祥の地」と伝えられている。
また、「霊厳寺」は数多くの奇岩でも有名だそうだ。😅
18時から「シェルターG」の中で夕食の準備を始めた。
まだまだ寒かったので、石油ストーブを焚いた。
今日の夕食は、「道の駅おおとう桜街道」で購入した「田川ホルモン鍋」だ。
標準の「田川ホルモン鍋」のセットに加えて、小餅、うどん、もやし、豆腐、追加のニラを準備した。ニンジンはノエルとリオンのご飯用のものを少し分けてもらった。
鍋は「マルチグリドル・オーバル」を使った。作り方が分からないので説明書を見ながら慎重に調理した。ホルモンに少しタレをかけて軽く炒め、野菜などを加える。
最後にニラとスライスにんにくを乗せた。
初めて作るので心配だったが、しばらく煮込むと、しんなりと美味そうになった。普段はあまりホルモンは食べないのだが、この「田川ホルモン鍋」は大変に美味しかった。ホントに美味い。野菜の水分だけで煮込む効果なのだろうか。
〆のうどんと小餅も最高だった。お取り寄せしたくなる。
コーヒーを淹れて21時過ぎまでのんびりと過ごした。
ノエルとリオンもリラックスして、ぐっすりと眠っていた。
【本日のまとめ】「道の駅おおとう桜街道」から「奥八女焚火の森キャンプフィールド」まで一般道のみを94km走行した。