今日は「道の駅しちのへ」から国道4号線をひたすら南下して、行けるとことまで進んでおきたい。
「道の駅しちのへ」は静かで、青森まで戻ってきて適度に暖かだったので、8時頃まで寝てしまった。今日は国道4号線を南下していくのだが、ちょうど昼飯時に盛岡を通過することになりそうなので、盛岡らしいものを食べようと色々と調べてみた。盛岡と言えば「盛岡わんこそば」「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」がソウルフードとして有名なのだが、どうしたものか。「盛岡冷麺」は今までに何度か食べた事があるので、今回は「盛岡じゃじゃ麺」に挑戦してみることにした。いくつかのお店に目星を付けて、10時前くらいに「道の駅しちのへ」を出発した。
国道4号線沿いには道の駅が沢山あり、「道の駅浅虫」から始まって全部で14個の道の駅がある。後学の為にそれらの様子も確認しておこうと思う。
まずは「道の駅とわだ」に立ち寄った。この道の駅には「テレトラック十和田」という施設が併設されていた。よく解からなかったので調べてみると、地方競馬の場外馬券売場とのことだ。同じ青森県の「道の駅いなかだて」の隣にはWINS津軽内岩手競馬発売所があるので、場外馬券場に併設された道の駅というのがけっこうあるものだと納得。
次に立ち寄ったのは「道の駅三戸」。比較的落ち着いた雰囲気の道の駅で、道の駅の隣の産直ひろばが賑わっていた。
盛岡の少し手前の「道の駅石神の丘」でトイレ休憩をした。ここの道の駅には「石神の丘美術館」が併設されていて、屋外に展示物があり、「箱根の森美術館」や「美ヶ原高原美術館」のようになっているようだ。
13時半くらいに盛岡の街を走っていると、いくつかの候補の中で「盛岡食堂」の看板を見かけたので入ってみることにした。Bug-truckならばこのようにサッと停められて本当に便利だ。
なにかディープな雰囲気だ。
この安さに驚いた。今どき380円のラーメン!💦
ここは、じゃじゃ麺の専門店では無いのだが、食堂のじゃじゃ麺としては最高峰のお店らしい。
「盛岡じゃじゃ麺」は、きしめんのような平打ち麺に肉味噌、きゅうり、長ネギなどをのせた郷土料理で、旧満州で食べた「炸醤(ジャージャー)麺」をヒントに、「白龍」という店の初代店主が屋台で再現したことが始まりとされている。
食べ方が独特なようなので、ネットで食べ方を調べた。
・卓上のラー油やニンニクなどを加えてかき混ぜて食べる
・麺を途中まで食べたところで、「チータン」と呼ばれる玉子スープを加えて食べる
ということなので、「じゃじゃ麺」と「チータン」を注文した。
「じゃじゃ麺」と「チータン」が一緒にやってきた。
一見、冷やし中華に見える。
「チータン」をそのまま飲んでみたが、全く塩味が無く「じゃじゃ麺」と合わせる事が前提のようだ。
少しお行儀が悪いが、ネットで調べた通りに、具材と麺を混ぜ合わせた。ラー油をマシマシでトッピングして食べた。肉みそが絡んだ麺が美味い。
このぐらいまで食べたところで、「チータン」を加えた。
塩味の無い「チータン」と「じゃじゃ麺」が合わさり、これがまた美味い。
まだまだ食べたことが無いものがあるものだ。「盛岡じゃじゃ麺」クセになりそうだ。
盛岡を出て「道の駅石鳥谷」で再びトイレ休憩した。この道の駅は岩手県内登録第1号という歴史ある道の駅なのだが、開業から30周年となる2023年7月にリニューアルオープンしたそうだ。綺麗な道の駅だったので、ここで車中泊をしようかとも思ったが、明日以降の事を考えてもう少し進んでおくことにした。
既に真っ暗になってしまったが、17時15分に本日の目的だった「道の駅平泉」に到着した。
既に道の駅は閉店していた。いずれ中尊寺などにもゆっくりと来たいと思っているので、この「道の駅平泉」にはまた来ることになると思う。
ここまで来ると、今晩から雨が降り出す予報でもあったこともあって、北海道と比べて気温が高く、むしろ蒸し暑いくらいだった。
【本日のまとめ】青森県の「道の駅しちのへ」から岩手県の「道の駅平泉」まで232km移動した。実質6時間くらい走ったので、平均時速は40km/h程度にしかなっていない。一般道は厳しい~。😅