昨日「タウシュベツ川橋梁」の見学を終え、「日勝峠」を越えて「道の駅日高」まで移動してきたが、雪が迫って来ているので今日からは急いで帰路に着くことにする。
激しい雨音とBug-truckが大きく揺れるような強風で起こされた。今日は全道で雨が降る予報ではあったが、予想を超える車中泊経験の中でも最高レベルの荒天となった。
とても車外に出る気にならなかったが、10時頃になると風が収まり、雨も小降りになってきた。
いつも通りコーヒーを淹れて、冷蔵庫にあったヨーグルトを食べた。
同じく冷蔵庫にハムと玉子があったので、マルチグリドルでハムエッグを作った。
マルチグリドルはティッシュで拭いた後でアルコールで拭けば綺麗になるので非常に便利だ。
Bug-truckの中を片付けて、11時半にお世話になった「道の駅日高」を出発した。今日どこまで行けるか分からないが、取り敢えず、「道の駅むかわ」に行くことにした。
2時間くらい走って13時過ぎに「道の駅むかわ」に着いた。
この施設は道の駅だけではなく、天然温泉やホテルなど観光施設と共に、トレーニング施設やプール、貸しホールや図書館など町民の憩いの場としての施設にもなっている。
むかわ町はシシャモの特産地として知られていて、シシャモの漁期は10月から11月下旬にかけてなので、道の駅にある「お食事処 たんぽぽ」でシシャモを使ったフライや唐揚げ、昆布巻きなどを食べられるのではないかと楽しみにやってきたのだが。。。
『炭火焼はししゃもが入荷するまで販売中止します 店主』
とのこと。😢
冷凍のししゃもはあったのだが。残念。
仕方ないので、道の駅併設の温泉にだけ入って、15時に「道の駅むかわ」を出て、更に進んでおくことにした。
そしてその後は、海沿いの何となく殺伐とした景色の道を1時間ほど走ると、ついに、夏のADRIA旅の強制終了地点であり、この旅のスタート地点である苫小牧の「なごみの湯」に到着した。
故障も事故も無く無事にここまで帰って来られたことに感謝しつつ、同じアングルで写真を撮った。
さて、これからどうするか? 行きと同じように、ここ苫小牧からフェリーに乗って帰るか? それとも津軽海峡フェリーに乗り、自走して帰るか?
しばらく悩んだが、20時間以上も船に乗るのは退屈なので、自走して帰ることに決めた。そうと決まれば、まずは函館を目指してもう少し進んでおくことにする。夏のADRIA旅の時には、「支笏湖」「洞爺湖」を経由するルートで移動したので、今日は海沿いの一般道で行くことにした。
白老、登別、室蘭とひたすら走って、18時半に無事「道の駅だて歴史の杜」着いた。
この道の駅は、夏のADRIA旅の時にもお世話になった事がある。街の中にあるにも関わらず、落ち着くことが出来る好きな道の駅だ。
道の駅にレストランが併設されていたので、「Bocca」という店で夕食を食べることにした。
お一人様はカウンターに通される。😑
一番推しのようだったので、濃厚カルボナーラというのをセットで注文した。
小麦と乳製品等の素材が良いのだろう、美味しかった。
【本日のまとめ】「道の駅日高」から鵡川、苫小牧を経由して「道の駅だて歴史の杜」まで約190kmの移動。やっと、ここまで帰ってきた。