サロマ湖まで行ったものの陸別に移動する – 北海道Bug-truckソロ車中泊旅(14日目)

今日は小清水から網走を抜けて、今まで行ったことが無い「能取湖」、「サロマ湖」方面を観光することにした。

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「道の駅小清水」は国道391号線に面していて交通量が多く、落ち着かなかったので6時半に目が覚めてしまった。道の駅とは言っても「JR浜小清水駅」の駅前の駐車場という感じで長居できない雰囲気であったので、サッと片付けて道の駅を出発した。

「道の駅小清水」出て少し走ると、道路脇に景色の良い駐車スペースがあったので急いでBug-truckを停めた。

「湯沸湖」越しに見えるのは「斜里岳」だろうか。

Bug-truckのスライドドアを開けると、こんな絶景だ。

最高の環境で朝食を作ることにした。朝食と言っても目玉焼きだが。

蓋が無かったので、アルミホイールで蓋をして、

美味しそうに目玉焼きが出来上がった。

どこで買ったのか定かでは無いが、恐らく上富良野のスーパーだったか、ハムが冷蔵庫に残っていたので、コレも火を通して食べた。

景色を眺めながら、のんびりと2時間くらい掛けて、サイコーの朝食を食べた。その駐車場から少し走ると、「小清水原生花園」に着いた。ピークの6月〜8月にかけては数多くの花が咲き乱れ、多くの観光客で賑わうのだが、10月中旬の現在は人影無く、ひっそりとしていた。

国道を挟んだ「湯沸湖」側には、ノエルとリオンを連れて散歩したら気持ちが良さそうな綺麗な木道が整備されていた。

園内にはJR釧網本線の「原生花園駅」があるが、営業は夏季限定のようだ。

小高い展望台からは薄っすらと「知床連山」を見ることが出来た。

反対側は「能取岬」の方向だ。

こうして見てみると「オホーツク海」と「濤沸湖」に挟まれた細長い砂丘であることがよく解かる。

その後は「道の駅網走」でひと休みして道の駅の中を覗いてみたが、先を急いだ。

次に向かったのは「能取岬」だ。岬の手間は木に覆われた道であったが、

急に景色が開けて、

「能取岬灯台」に着いた。

白黒の八角形の灯台が、平坦な芝生の先に立っているのが珍しい。

この灯台が立っている平坦な場所全体が断崖絶壁の上になっていた。

天気が良かったこともあるが、本当に綺麗な灯台だ。

灯台を後にして振り返ると、平坦な「能取岬」の先端に白黒の「能取岬灯台」が立っているのが見えた。

「能取湖」を半周ほど廻って「卯原内サンゴ草群落地」に来た。少し時期が遅いが真っ赤なサンゴ草を見れるかもしれないと期待していたが。。。

チーン。。。既に茶色の草原と化していた。看板が無ければただの湿地だ。

気を取り直して、「能取湖」から「サロマ湖」へとBug-truckを走らせた。「サロマ湖」と言えば」ホタテ」と言うことで、ちょうど昼メシ時でもあったので、有名な「北勝水産直売所」にやって来た。

「北勝水産直売所」は、ロマ湖のホタテをはじめ、毛ガニやサケ、ツブ貝などオホーツク海でとれた魚介の水産加工品が多数揃っている。

施設内にはフードコーナーがある。

大きなホタテのフライが3個入った名物の「ホタテバーガー」と夕食用に「帆立カレー」の両方を注文した。

確かに大きなホタテフライが入っていた。

引き続き大きな「サロマ湖」沿いを北西に進むと、「道の駅サロマ湖」があった。この道の駅にも、ホタテカレーやカキカラ(牡蠣の唐揚げ)等美味そうな物があるのだが、次回の楽しみにしておく。

「サロマ湖」沿いにはもうひとつ「道の駅湧別」というのがあった。

遊園地が併設されている、あるいは遊園地の駐車場が道の駅指定されているのかもしれないのだが、遊園地はガラガラで人影は無かった。道の駅にもほとんど人がいない感じであったし、大丈夫だろうか。

「サロマ湖」と「オホーツク海」が繋がっている「サロマ湖口」というのがあるとの事だったので、「野付半島」のような雰囲気なのかと思って、そこに向かうことにした。しかし、普通に住宅が建っていたり、漁港があったり、ホテルがあったりと予想とは違っていたので、途中の「サギ沼原生花園」で写真を撮って引き返すことにした。

「サロマ湖」の北西には温泉を併設した道の駅があるとのことなので、「道の駅上湧別」にやって来た。「チューリップの湯」で温泉に浸かって、車中泊をする予定だった。

ところが。。。ガーン。。。今日から3連休とは。。。

既に時刻は15時半を過ぎていた。どうしたものか悩んだが、タウシュベツ橋梁見学を予約した日も近づいてきたので、そろそろ十勝方面に戻ることに決めた。少し暗くなり始めた15時45分に「道の駅上湧別」を出発した。

途中で真っ暗になって、暗い山道を走るのはしんどかったが、18時15分に「道の駅陸別」に到着した。

「陸別」は「日本一寒い町」として有名だが、なんとこの日は+16℃も気温があり、拍子抜けするほど暖かかった。

暖炉のある、こじんまりとした道の駅の雰囲気が良い。

さて夕食は、「北勝水産」でテイクアウトした「ホタテカレー」だ。ボイルホタテではなくホタテフライであった。容器ごとマルチグリドルで湯煎したのだが、あまり上手く温められなかった。

洗うのは大変になるが、カレーは湯煎して、ご飯はマルチグリドルで直接加熱すれば良かったと少し後悔しつつも、美味しくいただいた。

【本日のまとめ】「道の駅小清水」から「道の駅上湧別」までは予定通りだったが、その後「道の駅陸別」までの移動は想定外だった。一日で一般道240kmの長距離移動となった。

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