ようやく念願叶う!晴天の霧多布岬に到着 – 北海道Bug-truckソロ車中泊旅(11日目)

今日は天気が良いので、一昨年は荒天と濃霧で、昨年は少し手前の砂浜で痛恨のスタックした為に見ることが出来なかった「霧多布岬」を訪問する。

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早起きして5時過ぎに起きた。外気温は3℃、周辺温度が辛うじて8℃と冷えていた。

この道の駅では6時から朝風呂をやっている。早起きしたのはこのためだ。朝から温泉に浸かって、いつものようにコーヒーを淹れた。濡れたタオルはFFヒータの吹き出し口に置いておけばすぐに乾くので大変に便利だ。

9時過ぎには「道の駅阿寒丹頂の里」を出発した。まず最初にやって来たのは、「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」だ。

「魚政」と言うお店に「さんまんま」を買いに来た。「さんまんま」というのは、秘伝のたれに漬け込んだ秋刀魚とおこわを抱き合わせ、炭火で焼いたものだ。

炭火で焼く前の「さんまんま」が並んでいた。

「魚政」の店内で出来立てのものを食べることも出来たのだが、夕食に持って帰ることにした。

次に、一昨年車中泊をした「釧路河畔駐車場」に来た。

よ~く見ると、『駐車できる車の大きさ。。。』との記述があった。💦

24時間係員が駐在していた受付は無人化されていた。

時間が少し早かったので、周辺を歩いてみた。ここは一昨年お世話になった炉端焼き発祥の店「炉ばた」だ。

釧路まで移動して元祖炉端焼き「炉ばた」へ ー 2022北海道犬連れキャンピングカー旅(24日目②)

今日「釧路河畔駐車場」に泊まって、この「勢㐂」に来ようかと悩んだ。

この「かど屋」で〆のラーメンとつぶ焼きも食べたいと思うが、次回に取っておくことにした。

今日は「レストラン泉屋総本店」に来るのが目的だったので、開店時間の11時にやって来た。「釧路河畔駐車場」のほんと目の前にあるのだが、前回来た時には気が付かなかった。

お一人様はカウンター席に案内される。😢

店内のレトロな雰囲気が心地よい。この粉チーズとタバスコを掛けて食べるのが作法だそうだ。

釧路のソウルフード「スパカツ」は、スパゲティの上にトンカツとたっぷりのミートソースがかかった料理だ。この泉屋の「スパカツ」を求めて、開店直後から大勢の人で賑わっていた。待ち時間はやや長かったが、伝統の「スパカツ」がアツアツの鉄板に盛られてやってきた。

鉄板でさらに加熱されて麺が少し焦げるのが良い。

食べ終わって店を出る頃には、店の外にまで待ち行列が出来ていた。けっこうボリューミーだったので、腹いっぱいになって東に向くことにした。

13時過ぎに毎度お馴染み「道の駅 厚岸」に着いた。この道の駅には昨年も一昨年も来たことがあり、特に昨年はスッタク直後にお世話になった、ある意味怖い記憶が残る道の駅だ。

今回その記憶を払拭しなければならない。この赤い「厚岸大橋」を渡って、海沿いの道道123号を「霧多布岬」へと走った。

「厚岸」から1時間半ほど走って、「霧多布岬」に着いた。憧れの「霧多布岬キャンプ場」にはいくつかテントが張られていた。

なんと天気の良い日なのだろうか。一昨年とは大違いだった。

道の駅厚岸グルメパークから”霧の”霧多布岬 ー 2022北海道犬連れキャンピングカー旅(27日目)

やっと、「湯沸岬灯台」を見ることが出来た。こうなってくると欲が出て、この斜面にエゾカンゾウが咲く頃も見てみたくなる。

しかも、雲一つないこんな晴天の日に来ることが出来て本当に幸せだ。今回の旅の目的がまたひとつ叶った。

ただ、風が強く波が高った。その為、この岬で野生のラッコを見たいと思っていたが、その願いは叶わなかった。

「湯沸岬灯台」を越えてさらに岬の先端まで歩いた。

岬の先端の岩には海鳥が沢山留まっているのが分かった。

Bug-truckと記念撮影をして、「霧多布岬」を後にした。

近くに夕日ポイントの「アゼチ岬」があるとのことなので、ちょっと寄ってみた。

「アゼチの岬展望台」は琵琶瀬湾に突き出た岬で、小島、嶮暮帰島を見渡すことができる。

こちらが「小島」か。

「アゼチの岬展望台」にはトイレもあって車中泊可能かと思うが、すぐ隣が墓地なのが、その手が苦手な人には困難な場所かもしれない。

今回ここに来たのにはもうひとつ目的がある。『現場検証』だ。昨年痛恨のスタックをした場所を明るい時にもう一度見てみたいと思った。

絶体絶命!砂浜でスタックしたADRIAの末路 – 2023北海道犬連れキャンピングカー旅(13日目②)

「浜中湾」に面した砂浜にやって来た。そうだ。この堤防を越えて砂浜に出た。今回は堤防は超えずに、手前にBug-truckを停めた。

けっこうな高さの堤防だ。よく小さなユンボでADRIAを引き上げてもらえたなとつくづく思う。

海岸を見ると、観光客だか作業の方だかわからないが、タイヤの跡がいくつも残っていた。スタックした日に比べて砂浜が狭い。スタックした夜に遠くに見えていた灯りは「湯沸灯台」のある平たい島だったこともよく解かった。

堤防の上から左側を見ると、コンクリートの塊があった。これがトーチカの後だろうか?

堤防のすぐ近くまでゴミが打ち上げられていた。ということは砂浜が全くなくなる日もあるということで、そんな日だったらADRIAは水没していたなと、あらてめて背筋がゾッとした。

目的を果たしたので、今回は根室などこれ以上東に行くのは止めて、今日は「道の駅 厚岸」に戻ることにした。

途中「霧多布湿原」を過ぎる際に絶景に出会った。

湿原の夕陽は美しい。

今朝来た道を戻り、全く人気の無い「琵琶瀬展望台」でBug-truckを停めて景色を眺めると、広大な霧多布湿原の中を琵琶瀬川が蛇行する景色が広がっていた。以前夏に訪れた時とは違う色をして綺麗だった。蛇行する琵琶瀬川は複雑に分岐していて、どのように流れているのかもわからない。

北海道は大きくて、「霧多布」から「厚岸」まで戻った時にはすっかり暗くなってしまっていた。17時15分に「道の駅 厚岸」に帰り着いた。

焼酎をお湯割りにして、釧路で買っておいた「さんまんま」を食べながら、ゆっくりと明日からの旅の計画を練った。

「さんまんま」はマルチグリドルで少し温めた。電子レンジが無くともどうにかなるものだ。

青魚好きとしては堪らない美味しさだった。今度は「魚政」の店舗で食べてみよう。

【本日のまとめ】「道の駅阿寒」をスタート、「厚岸」と「霧多布」を往復したこともあり、170kmの移動と結構な走行距離となった。

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