今回の北海道旅では霧多布岬に行って野生のラッコを見てみたいと思っていたので、今日は釧路まで移動しようと思う。
昨晩は夜中に寒くてFFヒータを点けた。おかげで8時までグッスリと寝てしまったが、既に外気温は7℃と温かくなっていた。
今日もいつもと変わらず、コーヒーを淹れてパンをかじった。
遅くなったが、10時過ぎに「道の駅十勝川温泉」を出発した。出発して直ぐに、「十勝エコロジーパークオートキャンプ場」という看板が見えたので、キャンプサイトを見学させてもらった。広大な芝生のサイトに1組だけキャンパーさんがいた。芝生のサイトは綺麗に手入れされており、次回は是非利用してみたいと思った。
しばらく走り、十勝ワインの製造で有名な池田町辺りに来ると、斜面一面のブドウ畑が広がった。
1時間ほど走って「道の駅本別」でひと休みした。この道の駅は 1909年に鉄道が開通してから、2007年に「ふるさと銀河線」が廃線になるまで地域の拠点であった「旧本別駅」の跡地を利用した道の駅だった。現在も簡易郵便局や町の観光案内、農産物・豆加工品、特産品の販売などを行っており、街の拠点となっているようだ。
この後は、まるで「エサヌカ線」と見紛うような、北海道らしい直線道路を走った。気持ちが良い。
途中、「道の駅足寄」に立ち寄ったが、写真だけ撮って先を急いだ。
少しずつ山道に入って来ると、「雄阿寒岳」が見えてきた。
「阿寒湖」に近づくに従い、紅葉が綺麗になってきた。
13時半に無事「阿寒湖」に着いた。有料の「湖岸駐車場」に停めた。
湖岸の木々は紅葉しているようだったが、残念ながら曇っていたのでパッとしない景色だった。
阿寒湖の魚を使った郷土料理が楽しめる「奈辺久」にやって来た。ヒメマスやニジマス、ワカサギの定食や丼などがあるので、ワカサギ丼を食べる気満々だった。
ところが。。。
終了したばかりで、まだ中にお客さんはいたものの入れてもらえなかった😢。
がっかりして、お土産物屋が立ち並ぶ商店街を抜けて、「阿寒湖アイヌコタン」に行ってみることにした。
「阿寒湖アイヌコタン」。小学生の頃の家族旅行で来たことがあるはずなのだが、とんと記憶が無い。
新鮮な気持ちでコタンを見て廻った。
そんなアイヌコタン内で、『アイヌ料理とコーヒー』と看板を出している「民芸喫茶ポロンノ」というお店を見つけたので、ランチを食べることにした。
阿寒湖に来たのだから、ワカサギ丼よりもこちらの伝統的なアイヌ料理の方が良かったかもしれない。伝統的なアイヌの雰囲気を感じることが出来る。
伝統的なアイヌ料理から独自のオリジナル料理まで出しているようだったが、本格アイヌ料理の定食から「チェプ(鮭)セット」を注文してみた。
大まかには、鮭汁にお赤飯という感じだが、あっさりとした味付けで美味しかった。
駐車場に戻って来ると、陽が射して少し青空が覗いた。
風が強くて、湖面は波立っていた。
「雄阿寒岳」は下半分は姿を現したが、上の方は雲が掛かっており、今日はコレが限界だった。
15時前に「阿寒湖」を後にして、釧路へと向かった。
国道240号線を少し南に進んだところの駐車場に人だかりがあったので停まってみた。
「阿寒川」の支流「オクルシベ川」に掛かる橋からの眺めがこちら。どうも有名な紅葉スポットだったようだ。
1時間くらい走って「道の駅 阿寒丹頂の里」に着いた。
この道の駅は、昨年スタックトラブルの直後に2連泊して疲れを癒した道の駅だ。
今日は釧路の街中まで移動しようと思っていたのだが、慣れ親しんだ道の駅に着いて疲れが出たので、今晩はここで書中泊することにして、RVパークを申込んだ。
この道の駅には宿泊施設もあるので、レストランが遅くまで営業してくれているのが良い。
RVパークを利用すると貰えるクーポン券を使って、ビールをいただく。RVパークを利用すると、このクーポン券と入浴券が付いてくるので、実質無料でRVパークを使用することができる。
昨年と同じく「モルト牛ステーキ」を注文した。
【本日のまとめ】「道の駅十勝川温泉」から「阿寒湖」を経由して「道の駅阿寒丹頂の里」まで150kmの移動。