停滞台風の影響でADRIAが帰って来れない

生活必需品をADRIAに残して北海道から帰ってきたが、台風10号の影響でADRIAが戻って来れなくなってしまった。

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2024北海道旅は、トラブルにより突然に終了した。8/25に苫小牧でADRIAをトラックに乗せて見送り、私たちは2泊3日で8/27には帰宅出来たのだが、ほぼ同時にADRIAも千葉の工場に戻るだろうと想定して、身の回りの荷物は最低限のものしか持ち帰らなかった。

しかし8/28になって、ロードサービス会社から『8/29発のフェリーに乗せる予定だったが、安全の為に乗せることが出来なくなった』と電話があった。台風10号はまだ九州付近なのに不思議に思った。逆に今のうちに載せないと、台風10号が近づいてきて更に条件が悪くなるのではないかとも思った。調べてみると、「商船三井さんふらわあ」は欠航にはなっておらず通常運行している。これはどういうことか?

保険会社を通して調べてみると、「商船三井さんふらわあ」の大洗苫小牧航路は通常運行しているのだが、トラックにキャンピングカーを積載している状態は非常に不安定なので、「商船三井さんふらわあ」から乗船拒否になっているとの事が解かった。それはそうだわな。確かに搬出の際、少しの段差で心配なくらいにグラグラしていた。

そうこうするうちに、台風10号は九州から四国と勢力を弱めながら移動してきて、紀伊半島の南辺りで停滞してしまった。よりによって、停滞するとは。サンダル、髭剃り、老眼鏡、ネスプレッソマシーンなど必需品が無くて不便な生活になってしまった。着替えも最低限しか無くて不自由この上ない。これは困った。いつになったら、乗船できるのか。

「商船三井さんふらわあ」の苫小牧、大洗航路は大体この辺りなので、ここの波の状況を予測したら、いつ帰って来れるのかが分かるのではないかと考えた。

出典:商船三井さんふらわあHP

波の高さの予報する「海天気.JP」というサイトがあった。9/2はまだ航路は、台風10号崩れの低気圧の影響が残って、3m程度はありそうだ。欠航にはならないだろうが、ADRIAは乗せてもらえそうにない。

出典:海天気.JP

9/4になると、航路の波は1.5m程度に落ち着く予報となっていた。これならきっと、ADRIAを積んだトラックの乗船が可能となるだろう。

出典:海天気.JP

なかなかADRIAが帰って来れないので、そんなことを考えていたら、ロードサービス会社から、『9/4に乗船するので、千葉には9/5に着きます』と電話が入った。

さあ。千葉までADRIAを迎えに行きますよ。そして、大量の荷物を持って帰ると勇んで千葉に向かった。

そのころ、ADRIAはというと、苫小牧で乗せられたトラックの上で、千葉に向かって激走中だった。

この黄色い苫小牧ナンバーのトラックの上で高速道路を走るADRIAの雄姿をなぜ捉えられたかというと、妻のInstagramのフォロワーさんが全く偶然に、同じフェリーで北海道から大洗まで帰ってきたからだ。あれは例のADRIAに違いないということで、撮影して写真を送って下さった。有難うございます。

大洗から千葉までの輸送時間を見計らってお迎えに行ったのだが、私たちがデルタリンクの工場に到着した時には既に、ADRIAは工場に到着していて、降ろし作業が始まっていた。北海道へ向かう時には、色々不具合を出しながらも、バグトラックと共に力強く並走したADRIAなのに、なんと変わり果てた姿になってしまったことか。

工場スタッフ総出で、ADRIAのお尻を摺らないように注意して降ろしてくれた。

とはいえ、2回もこんなに傾けたら、テーブルに置いてあったネスプレッソマシーンは倒れたに違いない。

ロードサービス会社さん、お疲れ様です。8/25~9/5まで12日間もお世話になった。台風10号のおかげで、今回の北海道旅が11日間だったにも関わらず、ADRIAはそれから12日間も余計に旅を続けたことになる。

ADRIA無事工場に到着。

急いでADRIAの車内を確認すると、心配していたネスプレッソマシーンは無事だった。下を免振シート(ゴム?)で固定したのが功を奏したようだ。

このあと、3時間くらい掛かったが、ADRIAに積んであった荷物を全てBug-truckに移動させ、ダンプなど後始末をして工場を出た。

既に暗くなっていたので、いつもの「京葉幕張PA」で夕食を食べて帰ることにした。

ADRIAの冷蔵庫は稼働させたままにしておいたが、無事ガス切れにならずに正常稼働していた。「道の駅しかべ」でかったほぐし明太子はカチカチのままで無事だった。

行きにお餞別にいただいた林檎酒粕漬つがる豚は、北海道のキャンプ場で食べようと思っていたのだが、それも叶わず冷凍庫に置いたままになっていたのだが、こちらも無事だった。

後日、焼いて美味しくいただいた。

さあ。修理はどうなるでしょうか?開けてみないと分からない。50万円コース、100万円コースという話もある。交換部品が日本に在庫が無いという心配もある。ああ。。。

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