昨晩は大荒れの天気だった為、今日の観光は諦めていたのだが、予想外に天気が良くなったので、室蘭とウポポイに寄って、苫小牧の近くの道の駅ウトナイ湖まで移動することにした。
「道の駅だて歴史の杜」での朝、6時頃に目を覚ました時にはまだどんよりとしていた。
9時頃になるとノエルとリオンも起きてきたので、道の駅周辺の散歩に出た。
毎回北海道に来て思うのだが、北海道の道端の雑草が奇麗だ。東京ではこんなに綺麗な草は咲いていない。
道の駅の裏側にある公園には、昨晩の大雨で水たまりが出来ていのだが、一羽の鴨が池と間違えて浮いていた。
この様な大きな池もあった。
環境が良いので、色々な種類の鳥を見ることが出来た。
昨日はほとんど散歩が出来なかったノエルとリオンは大好きな芝生を暖歩出来てニコニコだった。
これが公園内にある「だて歴史の杜 カルチャーセンター あけぼの」という施設だった。立派な施設だ。
びっくりドンキーの隣には「だて歴史文化ミュージアム」もあった。
ノエルとリオンをADRIAに置いて、道の駅に買い物にやって来た。朝の道の駅は新鮮な野菜がズラッと並んで活気があった。
道の駅で買ってきたパンで朝食。
朝採れの茹でたての「ゆできび」が、甘くてとても美味かった。のだが。。。歯の詰め物が取れてしまっているので、食べにくいことこの上ない。
何とかしないと不自由で仕方ないので、道の駅近くの歯科を探したところ、道の駅から1kmくらいのところに「さくら歯科」という歯科があることが分かった。電話して事情を説明すると、幸いなことに仮処置をしてくれるとの事だった。
混雑していたにも関わらず、とりあえず取れた歯を付けてくれた。有難うございます。助かりました。
天気も思いのほか良くなってきたし、歯も治ったので、さあ、ということで室蘭へと向かった。有名な「白鳥大橋」を渡る。
橋から見えるのは巨大な製鉄所で、室蘭は工業地帯だと再認識させられた。
こうやって見ると、「明石大橋」にそっくりだ。
「室蘭駅」を通過して、味のある「母恋駅」の前を岬の方に右折。
「室蘭」と言えば「焼き鳥」ということで、室蘭焼き鳥の有名店「やきとり浜勝」で昼飯にすることにした。運が良いことに、店の隣の駐車場が空いていて奥行きが長かったので、ADRIAを停めることが出来た。
ランチタイムが終わりそうな時間だったので、テイクアウトでも良いかと思っていたのだが、店内でも良いよと言ってくださったので、名物の「焼き鳥丼」を店内でいただけることになった。
これが「室蘭焼き鳥」か~と感動しながら美味しくいただいた。
「地球岬」にやって来た。
ADRIAは大型バス駐車エリアの片隅に停めさせてもらった。
少し階段を登ると灯台があり、左側は太平洋、右側は噴火湾という景色が開けた。
右手に薄っすらと見えるのは駒ヶ岳か。
さらに展望台まで登ると。
灯台の立っている断崖絶壁が見えた。
この展望台は本当に断崖絶壁にある。崖には大きな鳥が獲物を狙っているのか、ジッと止まっていた。
工場が立ち並ぶ湾とは対照的な断崖絶壁の景色が面白い。
室蘭を後にして、少し遅くなってしまったのでどうしようかと迷ったが、「ウポポイ」に寄ることにした。16時半くらいに「ウポポイ」に着いた。ADRIAは普通の駐車場には停められず、少し離れたバス専用駐車場に案内された。駐車料金はマイクロバス価格😢。
広大な施設なのだが、この時間からは全部を見学するのは無理だ。コタンエリアは17時で閉まってしまうので、先にそちらを見学することにした。
手前の「チセ」は実際の大きさだが、奥にある3棟は消防法やなんやかやの規制で、実際の3倍くらいの大きさで作ってあるそうだ。
これは手前の「チセ」。
「ゴールデンカムイ」で予習済みだが、「小熊の檻」と「貯蔵庫」。
大きく作られた「チセ」で、今日最後の「文化解説プログラム」が行われるとの事だったので参加させてもらった。
「チセ」などの簡単なアイヌ文化の紹介があった。
最後に、「ムックリ」の演奏を聴くことが出来た。
「博物館」は18時まで開場しているので、少しだけ見学することができた。
「博物館」の2階から「ポロト湖」が見えた。
2階の展示は圧巻だった。
少し忙しくなってしまったが、来て良かった。
18時少し前に「ウポポイ」を後にして、下道で「道の駅ウトナイ湖」を目指した。途中、苫小牧で「なごみの湯」という日帰り温泉に入ろうということになった。19時くらいだったので、ADRIAのエンジンを停止して、ノエルとリオンに夕食を食べさせた。
ここまでは順調だった。このあと、全く想定外の事が起ころうとは。。。
【本日のまとめ】「道の駅だて歴史の杜」から室蘭「地球岬」を経由して苫小牧「なごみの湯」まで、下道100kmの移動。