35℃を超えるような暑さが続く東京を北海道に向けて出発した。
キャンプ道具は既にADRIAに積み込んであるので、残りの荷物を積んで、13時に自宅を出発した。
入道雲がもくもくと、まさに夏という天気だった。
ADRIAに荷物を積み替え、給水など準備をして千葉を出発したのは16時過ぎになってしまった。
今回は北海道旅の最後に青森で「バグトラックミーティング」に参加する予定なので、青森まではADRIAとBug-truckと一緒に走ることになった。普段ハンドルを握らない妻がBug-truckを運転して、ADRIAの後を追うのだが、無事青森まで辿り着けるのでしょうか?いつもADRIAは90km/h~110km/hで走るのだが、妻の運転技術に合わせて最高速75km/hで走るので時間が掛かる。
18時前に「羽生PA」で初の休憩をし、ADRIAとBug-truckを縦列駐車した。なかなか見れない姿だ。
しかしここで、ADRIAのサブバッテリーが走行充電されていないことに気が付いた。ここまで走ってきて充電量が増えていなかったのがおかしかった。アイドリング状態でもボトロニックモニターに「CHARGE」表示が出るはずなのに、それが表示されないのもおかしい。
その後「佐野SA」まで1時間ほど走って状況を再確認したのだが、サブバッテリーの充電量は全然増えず、アイドリング状態で「CHARGE」表示も出ない状況は変わらなかった。サブバッテリーの充電不具合を確認して、食欲が無くなってしまい、小さなおにぎりしか食べれなかった。
走行充電が出来ない状態で1ヶ月を超える旅は出来ないので、直らなかったら旅を中断して帰らなければならない。ADRIAの走行充電はADRIA社のコントロールユニットで行われているので、そのコントロールユニットのヒューズを全て確認した。しかし、目視で見た限りは全てのヒューズに異常は無かった。
こんなことに備えて予備のヒューズは持っていた。妻が『全部交換しちゃったら?』と素人的なこと言うのだが、こうなればそれに従うしかなかった。
「Charger」、「SB(サブバッテリー?)」と表示がある3個のそれらしいヒューズを交換した。すると、アイドリング状態で「CHARGE」表示が出たり出なかったりするようにはなった。
更に2時間ほど走って「那須高原SA」に着いた際に、充電状態を確認した。
サブバッテリーの充電量は、356Ahから377Ahに増えており、アイドリング状態で「CHARGE」表示が出ていた。安心して、腹が空いてきた。
有難いことにフードコートが営業してしたので、夜中だったが、白河ラーメンと餃子を食べた。
妻は那須鶏と那須産きのこのそば。
「那須高原SA」は標高が400mあるので、若干涼しく、ゆっくりと休めた。