高千穂峡を観光、天岩戸神社参拝して阿蘇へ – 2024九州 犬連れキャンピングカー旅(30日目)

「RVパーク高千穂」での朝、雲一つ無い青空になった。今日は「高千穂神社」「高千穂峡」「荒立神社」「天岩戸神社」を巡って、阿蘇へと向かう。

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珍しく朝早く起きた。今日は併設の「鶏の炭焼き店」は定休日だったので、ひっそりとしていた。ここはRVパークだけでなく、オートキャンプ場してもやっているので、本当に環境が良かった。

この右側半分が最近増設されたところで、繁盛しているお店であることが分る。

テラスもあるので、キャンプ場としても良い雰囲気になっていた。

昨日のうちに、ADRIAのダンプや給水を終わらせているので、のんびりとコーヒーを淹れて飲み、シャワーに入り、ササッと撤収作業をして、11時に「RVパーク高千穂」をチェックアウトした。

まず、訪れたのは「高千穂神社」だ。ノエルとリオンはADRIAで留守番させた。

深い木々に包まれた参道は落ち着いた雰囲気だった。

拝殿で参拝をした。高千穂の注連縄は独特で、左から三・五・七の房がぶら下がっている。

拝殿の直ぐとなりに「夫婦杉」と言う根本が1つにつながっているご神木があった。

確かに、根元で繋がっていた。

次には、有名な「高千穂峡」を散策する。ノエルとリオンも連れて行くことにした。陽射しが強くて、峡谷の遊歩道まで降りてくるのも大変だった。

まずは上流に歩いて「神橋」までやって来た。はるか上に「神都高千穂大橋」が見えた。

ここからは再び「五ヶ瀬川」の流れに沿って遊歩道を歩いて行くと、ガイドブックやポスターでよく見る、ザ・「高千穂峡」の景色が突然に現れた。

陽射しが強く、また陽の射す角度もちょうど良かったに違いない。

期待していたよりも何倍も綺麗だった。柱状節理の美しい深い峡谷に滝が落ちる姿が美しい。優雅にボートが一艘浮かんでいる。

と言うのは嘘で、タイミング良くシャッターを押しただけのことだ。橋の上から下を覗き込んだら、実際にはボードで「五ヶ瀬川」が大渋滞を起こしていた。これでは情緒もへったくれも無い。😁

少し階段を登って歩いて行くと、休憩処があり、何軒かの店があった。

腹が減ったので、だんごを買ってきた。

ここから駐車場に戻るのは、急な上り坂で苦労した。

次に、「RVパーク高千穂」のオーナーさんお勧めの「荒立神社」を参拝することにした。「荒立神社」は芸能と縁結びにご利益があるとされる神社だそうで、「高千穂神社」からはさほど離れていないところにあった。

たくさんの芸能人が訪れ、この数年知名度が急上昇中の神社とのことだ。ここの注連縄も三・五・七の房となっていた。

拝殿の裏山に木槌で7回打つと願いが叶うと言われている「七福徳寿板木」があり、打ち付ける「コーン」という音が響き渡っていた。因みに、アンミカの写真が貼られていた。

続いて、「荒立神社」から8kmほど離れたところにある「天岩戸神社」にやって来た。「西本宮」前の駐車場にはADRIAは停めることが出来なかったので、「東本宮」の下にある駐車場へ停めた。

暑い日で心配ではあったが、エアコンを付けてノエルとリオンはADRIAで留守番させた。「西本宮」から参拝することにした。ここの注連縄も三・五・七の房となっていた。

拝殿でお参りした。

拝殿の前に放し飼いで鶏がいた。天岩戸神話では、天照大御神さまに出てきてもらうため長鳴鶏(東天紅)を鳴かせたと記されているので、長鳴鶏(東天紅)の鳴き声奉納をするとのことだ。

「天安河原」は、天照大神がお隠れになった際、八百万の神が相談したとされる大洞窟で、「西本宮」から徒歩約10分のところにある。

先ほど「高千穂峡」でかなり歩いて疲れていたが、「岩戸川」沿いを歩いて「天安河原」にやって来た。地質的には「高千穂峡」と同じように阿蘇の火砕流に寄る溶結凝灰岩の柱状節理が浸食されて出来た洞窟だが、そんなことを考えてはいけない。八百万の神が相談したとされる大洞窟なのだ。幅が広いが、ここの注連縄も三・五・七の房となっていた。

祈願する人たちの手によって積まれるようにったと言う石。

洞窟の中からの鳥居。

神秘的かつ幻想的な雰囲気を漂わせている。

上り坂を頑張って登り、駐車場まで戻って来たが、既にヘトヘトだった。しかし、「RVパーク高千穂」のオーナーさんから『「西本宮」には神様はいなくて、「東本宮」にいる。』と教えられたのを思い出した。駐車場の直ぐ横にあった「東本宮」を見ると、鳥居の先から長い石段が続いていた。

もう「東本宮」はいいか、と一瞬頭をかすめたが、最後の力を振り絞って「東本宮」にもお参りすることにした。長い石段を登ると、拝殿が見えてきた。ここの注連縄も三・五・七の房となっていた。

拝殿から本殿が見えるようになっていた。

長い階段がある為か、あまり知られていないのか、人影は無く、神聖な感じがした。頑張ってお参りして良かった。

「天岩戸神社」を後にして、「道の駅あそ望の郷くぎの」に向かうことに決めた。本当なら「高千穂」でもう一泊したいところだが、九州にいられる日数から考えると今日中に阿蘇に移動しておかないとならなかった。「道の駅阿蘇」と迷ったのだが、少しでも近い方が良かったので、「道の駅あそ望の郷くぎの」にした。

阿蘇の外輪山を超える道は思いのほか厳しかった。路面は悪いし、傾斜は厳しくカーブは多い、おまけに宮崎と熊本の県境にはループ橋まであって、疲れた体で運転するのはしんどかった。それでも何とか18時半には「道の駅あそ望の郷くぎの」に到着することができた。

すると、どうだろうか!

疲れが吹き飛ぶような絶景だった。ゴンドーシャロレ―や黒川温泉から見た阿蘇五岳を裏側(南側)から見た景色だった。

急いでADRIAを停めて高台に登ってきた。夕日に照らされた阿蘇五岳が美しかった。「道の駅あそ望の郷くぎの」に来て良かった。

ノエルとリオンもようやく機嫌が良くなった。

ただ、ツーショットはぶすくれた表情になってしまった。💦

ADRIAの窓からもこの通り。目の前のキャンピングカーにベストポジションを取られているが。。。

夕食はここに来る途中で買ってきた「お弁当のヒライ」のお弁当だ。さすが、熊本で有名な人気店だけあって、コストパフォーマンスが高く、手作り感があって、とても美味しかった。

【本日のまとめ】「高千穂」から「阿蘇」まで険しい道を65km移動。

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