青島観光のあとは宮崎タウンで駐車場難民に – 2024九州犬連れキャンピングカー旅（18日目）

今日は二連泊でお世話になった日向岬の「RVパークSUZU」を出発して、日南海岸の定番観光地の青島を観光して、さらに南下することにする。

←励みになります。応援クリックお願いします。

「RVパークSUZU」での二日目の朝は、RVパークにある綺麗なシャワールームを使わせてもらい、整った施設でダンプと清水の給水をしてADRIAのユーティリティを全てリフレッシュした。最後にノエルとリオンも大好きなドッグランで遊ばせてもらって、「RVパークSUZU」を出発した。また、来ます。

宮崎県のソウルフードに「辛麺」というものがあるとつい最近知り、宮崎に行ったら是非食してみたいと思っていた。「辛麺」というのは、通称「こんにゃく麺」と呼ばれる蕎麦粉入りの弾力のある麺と、ニンニクと唐辛子の効いたスープを溶き卵で仕上げたアレンジラーメンで、延岡市の小料理屋「桝元」で飲んだ後の〆の料理として提供されていたものだそうだ。

調べてみると運が良いことに、「RVパークSUZU」から離れていないところに、「辛麺屋桝元日向インター店」があることが分ったので、訪問することにした。昼飯時であったので、昼食を食べに来る車で繁盛していた。

サイドメニューに、これまた宮崎の名物「チキン南蛮」もあるようだ。

メニューの写真を見ると、スゴイ色をしている。食べられるだろうか？💦

「辛麺」にも種類があるようだ。辛さ、麺の種類、麺の量、トッピングも選べるようになっていた。

「元祖辛麺」「こんにゃく麺」で普通盛り、2辛で注文してみた。

あっさりなのに後を引く甘めのスープで、2辛程度ではそれ程辛く無かった。具材は、卵・ニラ・にんにく・唐辛子・ひき肉を使っていて、最後にこの具材だけを食べる為に穴あき蓮華があるそうだ。

これが「こんにゃく麺」か。盛岡冷麺の麺に似ているような感じだ。

すっかり「辛麺」のファンになった。おまけで、名物のチキン南蛮も注文してしまった。😅

12時過ぎに日向を出発して、1時間程度で青島に着いた。ADRIAを停められる駐車場があるかどうか心配だったが、比較的大きな有料駐車場があり、呼び込みの人が数多く立っていて、その中の一つに問題無く停めることが出来た。駐車場の向かいには「宮交ボタニックガーデン青島」というトロピカルな雰囲気の庭園があった。

青島には子供の頃に家族旅行で連れてきてもらったことがあるが、父親が「鬼の洗濯板だ」と喜んでいたこと以外に、とんと記憶が無い。

浸食され残った奇岩があったので、ノエルとリオンを座らせて記念写真を撮ったが、さすがに怖そうにしていた。ゴメンゴメン。😅

砂岩層と泥岩層の互層の堆積岩が傾いて隆起し、更に波により浸食を受け、柔らかい泥岩層が浸食されやすいことによりこの様な地形が出来たというが、それにしても珍しい景観だ。

今の若い人は洗濯板を見たことが無いだろう。

ノエルとリオンを連れていたので、「青島神社」には交代交代で参拝した。

「青島神社元宮」への参道は独特な雰囲気だった。

倒木？もそのまま残されている。

まるでジャングルのような雰囲気だ。

「青島神社」参拝を終えて戻ってきた。

こちら側は一変してビーチの雰囲気となっていた。

「AOSHIMA BEACH VILLAGE」という新しい施設があった。2022年に新たにオープンしたそうだ。

調べてみると、新婚旅行ブーム真っ只中の1967年に開業し、大勢の観光客で賑わったリゾートホテル（旧橘ホテル）の跡地だそうだ。

歩いて疲れたので、ひと休みすることにした。

ノエルは膝の上でニコニコ。

リオンは涼しいのか、床に伏せていた。😁

屋台でマンゴーを切ってパックしたものを売っていたので、それを買ってADRIAへ戻った。

この後、宮崎名物のチキン南蛮と地鶏の炭焼きを食べたいと思って、いくつか評判の良いお店を目指したのだが、いずれも宮崎の街中に、それも繁華街のど真ん中にあった。店の周辺に駐車場は沢山あったのだが、いずれも普通車、むしろ軽自動車を基準に区切られているのではないかと思われるような駐車場ばかりであった。有人の駐車場では空いているのに断られたり、挙句はADRIAでは何度も切り返さなければ曲がれないような車幅と同じ程度の細い道に迷い込むわで、2時間程度宮崎タウンをうろついてしまった。

このくらい頑張れば、ADRIAといえどもどうにか駐車できるのものだが、今回は無理だった。宮崎タウンの守りは固かった。ゴールデンウイーク後半の始まる前日で人出が多かったからかもしれない。絶望し疲れ果てて、本日の目的地の「道の駅きたごう」に移動することにした。

30分程度で「道の駅きたごう」へ着いた。まだ明るいうちに到着できたのが救いだった。