今回の北海道旅の目標であった「大雪山旭岳」訪問の為に、頑張って早起きをした。「大雪山旭岳」と言っても登頂では無く、「大雪山旭岳ロープウェー」で登り簡単なトレッキングをしようというものだ。リアルタイムでは「大雪山旭岳」はすっかり紅葉も終わり、積雪している時期だろう。
8時過ぎには「道の駅あさひかわ」を出発した。
旭川の街もゆっくりと散策したいと思いつつも、今回は通過。
しばらく走ると街中を抜けた。左前方に旭岳が見えてきた。
途中「道の駅ひがしかわ」があったので、通り抜けてみた。モンベルの店舗が併設されていて、「道の駅あさひかわ」よりも落ち着いた感じだった。
釣りやカヤックで有名な「忠別湖」の横を通り抜けた辺りから、上り坂が急になってきた。
「旭岳」が見えてきた。
「湯元湧駒荘」の前を過ぎると、
「旭岳ロープウェー」駐車場に着いた。旭川から1時間程度で到着した。無料駐車場は既に満車だったので、有料の駐車場の方に停めた。ADRIAはマイクロバス料金だった。
この駐車場で、昨日「道の駅上士幌」の「トカトカ」で買ってきたカレーパンとちくわパンを食べて、トレッキングの準備をした。
「大雪山旭岳ロープウェー」はペットNGだ。今日はお留守番だと言うと、この表情。😢
11時に「旭岳ロープウェー」に乗車した。
標高1,100mの山麓駅からは、標高2,291mの旭岳の頂上付近だけが見える。「大雪山旭岳ロープウェー」は山麓駅から旭岳の五合目にあたる標高1,600mの姿見駅までを約10分で結んでいる。
ロープウェイから先ほど走って来た「忠別湖」が見えた。
「大雪山旭岳ロープウェイ」を降りた姿見駅周辺には、一周約2kmのコース(約1時間)の遊歩道が整備されている。駅の中で簡単なレクチャーを受けた。
姿見駅からの眺めで、既に感動した。
既に初秋なので、一面のお花畑と言う訳にはいかないが、遊歩道沿いには秋ならではの花を観る事が出来た。写真を撮りながら歩くので少しも前に進まない。
「エゾヤマリンドウ」
振り返って、姿見駅を臨む。
少し登ると、「旭岳」が全体の姿を現した。噴煙もはっきりと見えた。
「鏡池」から「旭岳」を臨む。風が止むとまさに「鏡池」。「旭岳」を美しく映し出す。
「シラタマノキ(実)」
好天になるようにスケジュール調整したのだが、このような「神々の遊ぶ庭 カムイミンタラ」と言われる絶景に巡り合えて本当に幸運だ。
左が「摺鉢池」、右が先ほどの「鏡池」で、二つ合わせて「夫婦池」と呼ばれているそうだ。
「チングルマ(綿毛)」
噴気孔のすぐ近くまで登ってみた。
少し下って「姿見の池」の畔までやって来た。
最後に頑張って「第五展望台」まで登った。ここからは「姿見の池」全体が見ることが出来た。
ここからは、散策路全体を見渡すことが出来た。
ゆっくりと散策を楽しんで、14時のロープウェーに乗車して下山した。ノエルとリオンが待っているADRIAに早く戻ってやりたいと思いつつ、山麓駅にある「山麓駅食堂」でランチすることにした。また、ミートスパカツ。💦💦
ADRIAに戻り、ノエルとリオンを散歩させた。山麓駅の周辺には「勇駒別湿原」という散策路があり、木道が整備されていた。
15時半に「旭岳ロープウェー」を出発した。「旭岳温泉 湯元湧駒荘」で日帰り温泉をしているようで、しかも雰囲気の良い温泉だったので寄りたいと思ったが、暗くなってから山道を下るのは危険なので諦め、今日の目的地である美瑛に向かうことにした。
16時半に「道の駅びえい丘のくら」に着いた。昨年車中泊した場所は工事中で、昨年よりも更に駐車スペースが狭くなっていた。仕方ないので、「道の駅白金ビルケ」へと行くことにした。
昨年お世話になった「レストラン・バーチ」の前を通過。
道の駅に行く前に「青い池」の様子を見に来てみると、もう夕方だと言うのに駐車場には多くの車がいた。
まだ、明るいうちに「道の駅白金ビルケ」に着くことが出来た。
「湯元白金温泉ホテル」で温泉に入ることにした。ここは有名な「白ひげの滝」の真上にあるホテルで、「白ひげの滝」を見る橋から露天風呂が丸見えになる位置関係となっている。確かに昨年、橋から裸のオヤジがウロウロしているのが見えた様な気がする。今年は反対に露店風呂から橋を見ると、想像していたよりも橋が近くてビビった。
とは言え、大変に良い泉質で、のんびりと温泉に浸かりトレッキングの疲れを癒した。
今日は非常に良い条件で、「カムイミンタラ」と言われる絶景を見ることが出来たが、高山植物が咲き乱れる季節や、旭岳が冠雪して日本一早い紅葉の時期に再訪したいと決意を新たにした。
【本日のまとめ】「旭岳」に立ち寄り、旭川から美瑛まで100kmの移動。