四国カルストを目指し「道の駅ゆすはら」へ – 2023四国犬連れキャンピングカー旅（13日目）

高知で3回目の朝を迎えた。思わず長居をしてしまったが、そろそろ先に進まなければならない。明日はまだ天気が良さそうなので、四国カルストに行きたい。今日はその近くにある「道の駅ゆすはら」まで行っておくことにした。

のんびりと起きて散歩に出た。

朝食は簡単して、出発に向けて準備をした。

久しぶりにADRIAを動かすので、あれこれ片付けている間、出発の雰囲気を察知したノエルとリオンは待ちきれずにソワソワとうるさい。

と思っていたら、寝た。いつまでも子供で可愛い。

11時に3泊4日お世話になった「天神橋パーキング」を出発した。受付の係の方が手を振って見送ってくれた。

高知でもう一か所見ておきたいところがあったので、ADRIAで通ってみることにした。それは、川沿いの小さな屋台から始まった高知名物屋台餃子「安兵衛」だ。営業時間は19時から翌3時までなので、昼間はやっていないことは分かっていたが、雰囲気だけでも見てみたいと思った。

この駐車場で屋台営業をしている。綺麗に片付いているが、営業中は大変賑わっているそうだ。

「休”餃”日」😁

この「屋台安兵衛」に加えて、「ひろめ市場」等にも出店している。後日調べていて知ったのだが、東京にも2店舗出店いる事が分った。「めぐろの安兵衛」（目黒区下目黒）、「えびすの安兵衛」（渋谷区恵比寿）なら、自宅から歩いて行けそうだ。東京に帰ったら、行ってみよう。

土佐市に「土佐ぽかぽか温泉」という日帰り温泉があったので、今日も昼間から温泉に入ってしまおうという事になった。高知の「姫若子の湯」よりは古い施設だが、高規格な温泉だった。

土佐市から1時間ほど西にある須崎では、鍋焼きラーメンが名物だという。黙って通り過ぎる訳には行かない。一番の有名店「鍋焼きラーメンまゆみの店」に寄ることにした。

平日で昼飯時を過ぎていたので、お店の駐車場にADRIAを停めることが出来た。

この駐車場の道路を挟んで向かい側にもお店の駐車場があった。

50年近くの間、地元の人々に愛され続けてきた須崎の食文化で、日本一熱いラーメンと言われている。この辺りで、20軒以上の店で提供されているそうだ。

「鍋焼きラーメン」＋「ごはん小」を注文した。

スープは、鶏がら醤油ベースで、具は親鳥の肉、ねぎ、生卵、ちくわ（すまき）などが入っていた。

それと、「キムチ鍋焼きラーメン」。

この後は、近くにあった「道の駅すさき」に少しだけ寄って、FUJIというスーパーで２～３日分の食材を買った。そして、スタンドが無さそうな山岳部に入るので満タン給油しておいた。須崎からは国道197号線を山の方に向かって走った。

四国カルストに上がる予定の道「東津野城川林道（東線）」への入口を確認した。

この分岐点を過ぎるとすぐに、目的地である「道の駅ゆすはら」に着いた。17時半だったが、山間なので薄暗くなってきていた。まず着いて驚いたのは、この更地だった。工事現場というような感じだ。

調べてみると、隈研吾設計の「雲の上ホテル」があった場所だった。「雲の上ホテル」は1994年開業、雨漏り等の老朽化により2021年10月に解体、立替を計画しているが建築費高騰の影響で延期されているとのことだった。現在は「雲の上温泉」は営業中ながらも、トイレがホテルと共に解体されてしまっており、道の駅としては休業中とのことだった。

出典：道の駅公式ポータルサイト

一部の建物は現在も残されている。

「道の駅ゆすはら」は、キャンプ場などもある「太郎川公園」に作られた。

「ゆすはらキャンプ場」に車が何台か停まっており、人影も見えたのでノエルとリオンを連れて見学させてもらうことにした。

「きつつき学習館」と看板が掛かった建物があり、奇麗なトイレがあった。中で工事をしている様子だった。

遊具施設もあった。

出来たばっかりのようなウッドデッキサイトがあった。

もう少し登って行くと、芝生のサイトがあって、キャンピングカーまで停まっていた。どうやってキャンプの申込が出来るのか聞くために声を掛けてみたところ、梼原町の町役場の方だった。観光促進のためにお試しキャンプをしているとのことだった。キャンプ場は現在仮オープンの状態で、整備工事を順次行っている最中だそうだ。現在は梼原町のHPから予約が出来るようになっているらしい。