昨晩は暗くてよく解からなかったが、高知の「天神橋パーキング」はこの様に鏡川の河川敷にある。対岸は土佐山内家の別邸があったという場所で、ホテル等もあり、河岸には公園も整備されているので、なんとなく雰囲気が良い。
駐車場の入口から駐車場を見ると、この様な感じだ。キャンピングカーは奥の方に停める。昨晩は更にその奥に大型観光バスが何台か停まっていたのだが、既に出発したようだった。
9時から散歩に出掛けた。ノエルとリオンの散歩のついでに、街の様子を見てみることにした。
天神橋を渡って商店街を少し歩くと、路面電車が走る大きな道路に出て、その先にはアーケードのある商店街がある。
そのアーケードを少し歩いたら、有名な「ひろめ市場」に着いた。さすがにまだ開店していなかった。夜また来よう。
「ひろめ市場」を超えて、左に曲がり、更に歩いていくと、「高知城 追手門」の前に出た。朝の散歩なので城内には入らずに「天神橋パーキング」に帰ることにした。「高知城」には、また日を改めて来ることにしよう。
どこかで買っておいたイチゴとコンビニのパンで朝食。
昼ぐらいになると、何艇かのカヤックが練習を始めた。河口に近いため川の流れはあまり無いようで、行ったり来たりしていた。
陽射しは夏のように強かったが風は涼しくて、窓を開けておけばとても気持ちが良かった。
今日は午後から家内の習い事の先生に紹介された「イングリッシュガーデンハウス」という高知市の東の香南市にある庭園レストランを訪問することにした。のんびりし過ぎて「天神橋パーキング」を出発したのは14時前になってしまった。
15時前には「イングリッシュガーデンハウス」に着いた。庭園が素晴らしい農家レストランだった。
ランチタイムを過ぎていたので、ノエルとリオンと共にテラスで英国風庭園を見ながら、ロールケーキと文旦ジャムのサンドウィッチをいただいた。
蜜柑農家もされているので、自家製ジャムやジュースがとても美味しかった。
希少な水晶文旦で作ったジュースをいただくことが出来た。
ローズガーデンもあるが、まだ早くて蕾の状態だった。5月の今現在は、奇麗なバラが咲き乱れているに違いない。
まだ暗くなるまで少し時間があったので、駐車場への帰り道に「桂浜」に寄ることにした。
1時間程度で「桂浜」に着いたものの、17時になっていたので薄暗くなってきた。
坂本龍馬に大変申し訳ない。午前中に伺うべきでした。どう撮ってもシルエットになってしまう。
それでも砂浜に降りてきて、記念写真を撮った。
18時前には「桂浜」を後にして、「天神橋パーキング」に帰ることにした。
18時半には「天神橋パーキング」に帰ってきた。
ノエルとリオンに慌てて夕食を食べさせ、再び「ひろめ市場」へと歩いてきた。
土曜日であったこともあって、朝とは違ってすごい人出だった。
「ひろめ市場」は数多くある店舗で好きな料理を買ってきて、中央にあるテーブルで食べるフードコート方式なのだか、何周か歩き廻ってみたものの空席を見付けることが出来なかった。諦めようかと悲しい気持ちになっていたところ、「土佐料理 司食堂」のお店専用のカウンターテーブルを見つけた。3,000円以上2時間以内、他店の持ち込みは不可というような制約があるが、どの条件も問題無いので、喜んで「司食堂」でお世話になることに決めた。運が良かった。
まずはビールを注文して、土佐の名物「ちくきゅう」をショーケースからセルフで取ってきた。
大好きな「焼さば寿司」も注文。
うろうろしている時から食べたいと思っていた土佐の名物「青さのり 天ぷら」はアツアツのものを食べることが出来た。
ビールは「直七生ビール」というのを注文したが、「直七すだち」という生産者が限られ、市場にあまり出回らない貴重なすだちが入っているビールだった。
高知で絶対に食べたいと思っていた鰹の藁焼きを頼むと、注文してから藁焼きをしてくれた。「司食堂」の鰹は一本釣りに拘っているので、「藁焼き 一本釣り鰹たたき」だった。
炭に藁を加えると、
勢いよく燃え上がる。
炎が落ち着いてくれば、出来上がり。
見るからに美味そうだ。「司食堂」では「ゆずポン酢」と「塩」の両方で楽しむことができる。
予め粗塩が降られている。初めは塩だけで食べてみたが、口に入れた瞬間に「ン？！なんだコレ！」と二人で顔を見合わせるくらいに美味しかった。びっくりした。特に藁焼きによる苦味が決め手なのか。「ゆずポン酢」と「塩」とを交互に食べたが、「塩」の方が好みだった。
- 旨味 鰹は和食の出汁の中心、うま味成分が豊富
- 塩味 炙った後に粗塩で塩味を調える
- 苦味 表面を炭と藁で炙ることにより、焦げ目が香ばしい苦味
- 酸味 ゆずポン酢による酸味
- 甘味 鰹にはアミノ酸が豊富
「酔鯨 司 (純米吟醸酒)」を追加で開けた。その後も名物の「刺身かまぼこ」、「土佐天」を追加注文した。
更に、「ひろめ市場」の入口辺りに出店していたラーメン店「神」にて、〆のラーメンを食べた。
「土佐のかつおラーメン」
歩いて帰って来たのだが、21時にはADRIAに帰り着いた。ご機嫌さんで寝た。
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