喜多方を後にして更に北上しようと思い、米沢を目指した。16時半頃には「道の駅米沢」に着いた。下調べしていなかったので知らなかったのだが、奇麗で大きな道の駅だった。店舗、レストラン、コンビニまであり、トイレは非常に奇麗だ。2018年開業とのことだ。
物産エリヤも大きく土産物の品揃えも豊富だった。
「米沢と言えば。。。。『米沢牛』!!」と家内が喜んでいる。
地酒の品揃えも素晴らしい。
ついつい、保冷庫から「第八代 九郎左衛門」という生酒を購入してしまった。焼酎も日本酒も「○○左衛門」と銘が打たれているのに弱い。
それと、形の良い炭だったので、炭も買った。
ただ残念なことに、この道の駅には温泉施設が無い。道の駅から3km程離れたところにある「極楽湯 鷹山の湯」に行った。昼は喜多方ラーメンを満喫したので、夕食は「第八代 九郎左衛門」とアテだけにした。
この道の駅は大型車の駐車エリアをしっかりと分けているので、駐車しているトラックは多かったが、静かに休むことが出来た。
翌朝、今回のツアーの7日目。折角米沢に来たのだからお昼に米沢牛を食べようということになった。長年地元で愛されているような、感じの良いステーキハウスを見つけたのだが、残念なことに定休日だった。
道の駅には「牛毘亭」というお店が入っている。道の駅でもらってきたパンフレットによると、ステーキの「牛毘亭」以外にも、米沢市内に「金剛閣」というすき焼きのお店と「牛鍋おおき」という牛鍋のお店がグループ店としてあるようだ。
親会社は「米沢牛 黄木」で、銀座や東京駅に支店を出店しているようだ。
道の駅の「牛毘亭」では、本格的な米沢牛をリーゾナブルに提供している。
米沢牛3種盛りステーキというのが珍しかったので、シンプルセットで注文した。お店は結構混んでいて、大抵の人がこのメニューを注文しているようだった。
左からイチボ、トモ三角、ランプで、それぞれ60g、計180g。
こうして食べ比べてみると、イチボが一番好きだ。ワサビを載せて塩で食べるのが美味い。少し持て余すくらいにお腹が一杯になった。「牛毘亭」の「毘」は上杉謙信の幟に書かれた「毘」。さすが米沢だ。
この後は、道の駅で土産物を買ったり、ノエルとリオンを散歩させて、「道の駅米沢」を出発した。どこに向かうか迷ったが、山形に来たからには、更に北上して「銀山温泉」に行くことにした。
銀山温泉の近くに徳良湖という溜池があり、湖畔に「サンビレッジ徳良湖オートキャンプ場」があることが分った。温泉施設もあり、うってつけの宿泊場所が見つかったと思って電話をしたところ、残念なことに、まだ営業期間前でオープンの準備中だとのことだった。
そこで予定を変更して、銀山温泉に一番近い「道の駅尾花沢」に向かうことにした。そして、途中にある「あったまりランド深堀」に立ち寄ることにした。駐車場にまだ雪がうず高く残っているのに驚いた。
「あったまりランド深堀」は隣に宿泊施設もあり、源泉かけ流しの温泉で、薄い褐色をした良いお湯だった。
この後「道の駅尾花沢」まではそれほど掛からなかった。到着した時には薄暗くなっていたこともあるが、「道の駅尾花沢」はやや埃っぽくて、殺風景な感じがした。
【移動のまとめ】喜多方からは150km、米沢からは100km程度のところまで来た。